ゴルフ
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古江彩佳は無駄な動きがない「再現性高い」合理的なスイング
昨年暮れのLPGAツアーQシリーズを7位で通過して、今季からアメリカに主戦場を移して戦う古江彩佳プロ。 小さいころからお父さんと二人三脚でスイングをつくってきたそうですが、その完成度は見事と言っても過言ではありません。 ...
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松山英樹がケガで3週連続欠場…マスターズ連覇に向けて無理が一番怖い
マスターズ連覇の期待がかかる松山英樹が、今週の「WGCデルテクノロジーズ・マッチプレー」も欠場します。 これで、「ザ・プレーヤーズ選手権」「バルスパー選手権」と3週連続で実戦から遠ざかり、「体は本当に大丈夫なの?」と心配する...
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距離の長いパー4は3打目、パー5は4打目に頑張ればいい
「中日クラウンズ」に勝って招待された「NECワールドシリーズ」会場のファイアストーンCC(米オハイオ州)にはモンスターと呼ばれる名物ホールがあります。 あのアーノルド・パーマーが大叩きをしたとき「このホールはモンスターだ」と言...
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12代目ゼクシオシリーズが海外ブランドを抑えアイアン市場で売れ行き急伸中
ゴルフ場の芝が青々としてくる本格的なシーズン到来に先駆けて各メーカーから2022年の主力ニューモデルが出揃った。 ドライバー市場では海外メーカーが売り上げを伸ばすなか、アイアン市場では外ブラを抑えてダンロップの12代目ゼクシ...
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BS日テレ「ゴルフサバイバル」大人気! 出場する女子プロってどう選ばれているの?
女子ゴルフは相変わらずの人気で、テレビ番組もトーナメント中継だけでなく、オリジナルルールで若手プロが対戦するエンタメものも評判がいい。なかでも「ゴルフサバイバル」(BS日テレ・金曜夜9時)は、ダントツの録画視聴率だ。JLPGAの「ス...
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アイアンでボール捜索中に自分のボールを打ったケース
深いラフにボールを打ち込んだ時の話です。クラブで草をかき分けながら捜しているときうっかりボールを打ってしまったが、確認してみると自分のボールだった。こんなケースはルール上どうなる? ①罰はなく、ボールは元の地点にドロップする。...
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2段グリーンの奥ピンへのアプローチをマスターする
わが国にもアメリカンスタイルのワングリーンを採用するゴルフ場が増えてきました。手前エッジから奥まで40ヤード以上という縦長グリーンもあります。形状もポテトチップスのようなアンジュレーションがあったり、グリーン奥に向かって2段、3段と...
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今どき若手女子プロが描く「勝利の方程式」 目標はあくまで海外メジャーV、国内は踏み台
【Tポイント×ENEOSゴルフ】第1日 雨によりスタートが4時間遅れた初日は日没サスペンデッド。全員がホールアウトできなかった。4アンダーの暫定首位につけているのはルーキーの天本ハルカ(23)。同期の佐藤心結(18)は1オーバ...
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ガッツ石松さん(4)ゴルフ熱は冷めたけど今はのんびり楽しんでいる
みんなを集めてゴルフコンペを長いことやったり、ゴルフ場開発や経営しようと夢中になった時もあるけど、ある時ちょっと冷めちゃったんだよね。 経営しようと思って勉強したから、ゴルフ場のシステムはわかっています。だから、どこかのコー...
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インパクトゾーンでグリップを引き上げるとヘッドの入射角が安定する
春先のこの時期やっかいなのはグリーン回りのアプローチだろう。冬場に比べると気温は上がっているが、芝はまだ枯れているからだ。 さて、この枯れた薄い芝の上から打つアプローチ。国内女子ツアー第2戦「明治安田生命レディス ヨコハマタ...
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ドライバーを飛ばしたいと力む必要ナシ 3打目勝負なら肩の力が抜ける
私が「中日クラウンズ」に勝った1985年当時、日本ツアーで優勝すると全部の試合ではなかったと思いますが、ファイアストンCC(米オハイオ州)で開催される「NECワールドシリーズ」に招待されました。 「WGC-NEC招待」とか「W...
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ライアン・ブレーム 公傷制度ラスト大会で初優勝挙げ2年シードゲット
公傷制度が利用できる最後の試合に選んだ3月の「プエルトリコ・オープン」でツアー初優勝を果たし、2024年までのシードを獲得したのがライアン・ブレームです。 米ミシガン州出身で、ミシガン州立大に進み、5勝をマーク。オールアメリ...
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研修生時代の遊びで身に付けたウエッジ技術があって良かったとつくづく思った
春先のビッグトーナメント「中日クラウンズ」会場の名古屋GC和合コースは、おまんじゅう形の小さな砲台グリーンが多くて、なかなかパーオンするのが難しいという話をしました。 グリーンを外すとだいたい深いラフか深いバンカーです。 ...
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R・ヘンリーの持ち味は攻めのゴルフ グリーンを外してもパーセーブできる小技も秀逸
今年の「ソニーオープン・イン・ハワイ」は素晴らしい試合でした。最終日18番パー5で松山英樹がバーディーを奪い、それまでリーダーだったラッセル・ヘンリーに追いつき、プレーオフは松山のスーパーショットで幕を閉じました。 9番パー...
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松山英樹「ザ・プレーヤーズ選手権」棄権は賢明な選択 痛みが長引けばマスターズも含め長期休養を
20位に終わった「アーノルド・パーマー招待」で首に違和感のあった松山英樹が、翌週の「ザ・プレーヤーズ選手権」を棄権しました。 詳しい症状はわかりませんが、スタート前に首から肩甲骨にかけての痛みを訴えており心配です。 ...
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中日クラウンズ優勝に貢献した特注の「60度サンドウエッジ」
春に開催されるビッグトーナメント「中日クラウンズ」は、敷居が高いと言ったら語弊があるかもしれませんが、出場人数が少なく門戸が狭い大会です。 外国人選手の優勝が目立つ大会でもあり、私が優勝したとき「5年ぶりの日本人選手優勝」と...
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2代目はラフからでも楽にグリーンを狙える設計に進化
バンカーショットを苦手にするアマチュア向けに開発したドルフィンウエッジに代表されるように、独創的なクラブ作りで知られるキャスコ。 2019年から発売を開始した「UFO by POWER TORNADO」ユーティリティーも打ち...
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85年中日クラウンズではオーバーパーを叩かず中嶋常幸に逆転で優勝
私が「中日クラウンズ」で優勝したのは1985年でした。 予選ラウンドをイーブンパーの12位タイで通過。首位は中嶋常幸で6アンダーです。2位と3打差もあったから中嶋の楽勝ムードだったのです。 3日目、私は66をマークし...
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渋野日向子は自己ベスト更新も…海外4日間大会「-20の壁」攻略になぜ時間を要したのか
【ホンダLPGAタイランド】最終日 LPGAツアー2戦目の渋野日向子(23)が最終日に67で回り、自己ベスト更新の通算20アンダーを記録して8位だった。 渋野の4日間大会はこれまで2019年「大王製紙エリエール」優勝の...
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同組プレーヤーが使うクラブの番手を共用キャディーに聞いたケース
オープンコンペに参加した時、パー3にニアピン賞がかかっていた。 ティーイングエリア近くでも風が舞っているのがよくわかり、クラブ選択に悩んだ。先に打つ同組プレーヤーが使うクラブの番手を共用のキャディーに聞いた。こんなケースはル...
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薄い芝からのアプローチは、インパクト後に最下点を迎える構えづくりから
3月に入りゴルフ場の芝も新芽がチラホラと見えるようになりました。 とはいえ、グリーンから次のティーイングエリアに向かう動線や手入れのよくないゴルフ場では、多くのプレーヤーによって踏み固められて芝が薄く、ほとんどベアグラウンド...
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ガッツ石松さん(3)ゴルフは絆が深い“心友”ができるのがいい
実はオレ、ゴルフ場をつくって経営しようと思ったことがあるんだよね。 故郷の栃木県(上都賀郡粟野町=現・鹿沼市出身)とか、千葉県でやろうと思って、場所も探したし、お金を集めようとしたこともあるんです。 ■ゴルフ場開発、経...
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西郷真央の目標は不動裕理 終盤に運引き寄せて5打差逆転ツアー初優勝!
昨季は2位7回と、勝利に近づきながらなかなか手が届かなかった西郷真央が、今季開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」でツアー初優勝を果たしました。 昨年大会も首位タイ発進の最終日に上がり連続ボギーをたたき73と崩れて悔しい4位に...
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ダウンスイングで右足かかとを上げると骨盤を大きく開きやすい
先週の国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」は、最終日に8位の西郷真央が5打差を逆転し、通算10アンダーでツアー初優勝。昨季は2位が7回のシルバーコレクターが、念願のタイトルを手に入れた。 西郷のスイングは201...
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渋野日向子「ウエッジ4本」の真意をプロが解説 アプローチとリカバリーで強力な武器に
【ホンダLPGAタイランド】第1日 畑岡奈紗(23)が9アンダーのトップタイに並んだ初日。渋野日向子(23)もボギーなしの5アンダー17位タイ。上々の滑り出しに「今日はチャンスにつくことが多かった。5アンダーは当然出るよなとい...
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マスターズ連覇かかる松山英樹 会場の改造は吉と出るか凶と出るか
コース改造はディフェンディングチャンピオンの松山英樹にとって有利に働くのだろうか? これはマスターズが開催されるオーガスタナショナルGCのことだ。 ■2ホール変わり、総距離35ヤード延長 同クラブは先月、報道向...
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急激に軽いドライバーに買い替えるとミスが出やすくなる
ゴルフクラブを買い替える動機は人それぞれだと思いますが、ことドライバーに関しては「今よりもっと飛ばしたい」というのが、圧倒的に多いでしょう。 メーカーもゴルファーの心理を分かっているから、新製品が出るたびに、「前作よりも○○...
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アマチュアは1日を4分割してプレーを組み立てる 上がり3ホールはリズム重視で
1984年に韓国で行われた「東海オープン」で初めて4日間競技で勝てた私は、最終日の戦い方の難しさを何とか乗り切れたのですが、まだまだ「克服した」とまで言い切れませんでした。 4日間ずっと好調を維持して、首位を譲らない、いわゆ...
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不調気味の松山英樹が“第5メジャー”に参戦「優勝賞金4億円」はエンジンとなるか
「本番」は来月だが、手を抜けない大会だ。 感動の優勝からはや1年。松山英樹(30・世界ランク11位)は今年のマスターズ(4月7日開幕)で連覇を狙う。今シーズンはすでに2勝を挙げているが、直近2大会は20位、39位とやや不調。マ...
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「詰めが甘い海老原」の汚名返上 韓国での「東海オープン」最終日に5打差からの大逆転V
私が初めて4日間競技で優勝したのは、1984年に韓国で行われた「東海オープン」でした。国内開催の「関東プロ選手権」と同週の試合です。 当時はシードを持たない選手は月例のポイントで出場権を得ていました。私は月例ポイントがわずか...