野球
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ナ・リーグDH制採用も喜べず…“二刀流”大谷翔平「打席数」増える吉と凶
労使交渉が難航する大リーグ機構(MLB)と選手会が歩み寄りである。 MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーは日本時間11日、オーナー会議が行われたフロリダ州オーランドで会見し、遅延が危惧される春季キャンプ、レギュラーシー...
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ただいま新庄監督に猛アピール中! 開幕一軍を狙う日本ハム「投打の伏兵」
新庄剛志監督(50)率いる日本ハムは11日、阪神との練習試合に臨んだ。 3-3の引き分けに終わったが、実戦で猛アピールを続ける選手がいる。そのひとりがドラフト3位新人の水野達稀(21=JR四国)。右投げ左打ちの内野手だ。 ...
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巨人の紅白戦は育成41人の“椅子取り合戦”! 支配下枠を勝ち取りそうな4人の名前
11日、14日からの沖縄2次キャンプのメンバー入りをかけて今季初実戦となる紅白戦を行った。若手がしのぎを削る中、総勢41人にのぼる育成選手の支配下枠争いもヒートアップしている。 獲得が目前となっている新外国人投手を含めると、...
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巨人の関西の宿舎では食事の肉に“序列”が 原と篠塚には最高級が出続けた
私が巨人へトレード移籍した1989年ごろは、原辰徳と篠塚和典がチームの中心だった。篠塚は原の1歳上で、野球以外のことでも、この2人が中心になって動いていた。 私が競馬好きなのは巨人ナインにも知られていた。春のGⅠレース前に原...
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広島・中村奨成にブレークの予感 甲子園の元スターが狙うは「鈴木誠也の後釜」
首脳陣の口から頻繁に「奨成」の名が挙がるようになってきた。 宮崎・日南での一軍キャンプでアピールを続けている、広島捕手の中村奨成(22)である。 ■甲子園の元スターが台頭の予感 広陵高(広島)3年時に出場した2...
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巨人・堀田が投手陣の救世主候補1番手に! モチベーションは「朗希に追いつけ追い越せ」
2019年のドラフト1位投手が実力の片鱗を見せた。 巨人・堀田賢慎(20)が第2クール最終日の7日にフリー打撃に登板。身長186センチの長身から投げ下ろす角度と伸びのある直球で打者を押し込み、44球を投げて安打性はわずか3本...
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日ハム新庄監督が守備・打順シャッフルで初実戦初勝利 選手もサプライズ起用に仰天!
古巣相手に“新庄劇場”が開幕した。 8日に行われた阪神との練習試合。日本ハムの新庄監督は「2番・左翼」に三塁を本職とする野村を配置すると、本来は外野手の万波を「3番・三塁」で起用。「4番・遊撃」に俊足外野手の五十幡を置き、さ...
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矢野阪神“超積極スタイル”のお株奪われ…新庄ビックボス日ハムに完敗の体たらく
今季限りでの退任を表明した阪神の矢野監督は2019年の就任以降、超積極的野球をモットーに、投打にわたって攻める姿勢を重視してきた。 ■新庄日ハムが躍動する一方で… その矢野野球の集大成となる今季、初の対外試合となった8...
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阪神・矢野監督の退任表明と今シーズンの戦々恐々
阪神の矢野燿大監督が春季キャンプ開幕を控えた1月31日の全体ミーティングの席で、今季限りで退任する決意を選手たちに伝えたという。その後の記者会見で矢野監督自らが打ち明けた。 もちろん、これには驚いた。矢野監督にしてみれば、退...
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日本シリーズ直前合宿で膨大なデータを渡され…“ダメダメ”ミーティングで屈辱の4連敗
巨人は1990年シーズンで2位広島に22ゲームもの大差をつけて独走優勝を果たした。しかし、日本シリーズ前のミーティングで、投手陣がシーズン中の報奨金が「野手より少ない」と不満を訴えた。「瞬間湯沸かし器」の異名をとる藤田元司監督は怒っ...
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巨人「新55」ゴジラ松井の後継者・秋広優人 一軍定着の条件は大物FA組への引導渡し
巨人の秋広優人(19)がセンターの守備練習に取り組んでいる。本職は一塁だが、「多くのポジションを守れた方がチャンスが出てくる」と昨年から外野に挑戦していた。全体練習後には亀井外野守備兼走塁コーチからグラブの出し方などを指導され、外野...
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日ハム臨時コーチに5年連続盗塁王・赤星憲広氏 招聘は「バッテリー指導」が真の狙い
7日、日本ハムのキャンプを訪れたのが5年連続盗塁王の実績を持つ阪神OBの赤星憲広氏(45)。新庄剛志監督(50)が招いた臨時コーチとして、野手のみならずバッテリーに対しても熱の入った指導を行った。 【写真】この記事の関連写真を...
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西武「中村剛也・山川穂高・渡部健人」で球界屈指“317kg超重量級打線”の現実味は?
マメタンク3人衆の共演はかなうのか。 自身初の一軍キャンプスタートで連日、汗を流している西武の渡部健人(23)。176センチ、112キロという体形は古くはデーブ大久保(現評論家)、近年は「おかわり君」こと中村剛也(38)に連...
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ロッテ佐々木朗希「3年目の進化」の秘密 2月上旬で157キロ、制球力も格段の安定感
「昨年の終わりぐらいから手が付けられなくなってきたけど、ひと冬越えて……正直、スケールが違う。これだけのボールをもっているのに、安定感が増している」 7日、ロッテの石垣島キャンプを訪れた侍ジャパンの栗山英樹監督がこう言って仰天...
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90年は巨人がぶっちぎりでセ連覇も 日本S直前に監督と投手陣で「報奨金騒動」が
藤田元司監督が率いた1990年の巨人は強かった。 2年連続20勝で最多勝と防御率の2冠に輝いたエース斎藤雅樹を筆頭に、桑田真澄、宮本和知が14勝ずつ、木田優夫が12勝、香田勲男が11勝で2ケタ勝利が5人。さらに槙原寛己も9勝...
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選手会は米連邦調停局の仲裁を拒否…MLB開幕への道のりが依然遠い根拠
「政府が仲裁に乗り出したものの失敗する」といえば、すぐに思い出されるのが1994年から95年にかけてのストライキだろう。 当時大統領であったビル・クリントンが労使双方の代表をホワイトハウスに集め、「まずシーズンを開幕し終了後に...
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阪神・佐藤輝明「侍J入り」の吉凶…代表での刺激や学びが虎首脳不信のトリガーに
6日、侍ジャパンの栗山監督が阪神キャンプを訪問。3月の台湾との強化試合メンバーに佐藤輝明をリストアップしているという。 5日の紅白戦では藤浪から逆方向へ一発。初の侍入りへ一歩前進といっていい。佐藤輝からすれば代表選出のメリッ...
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日ハム新庄監督ポジション大胆シャッフルの裏に“野村イズム”「先入観は罪、固定観念は悪」
突然、マイクを通した新庄剛志監督(50)の大声がグラウンドに響き渡った。 「レフト、構えるな!」 【写真】この記事の関連写真を見る(24枚) 6日、日本ハムの一軍施設・名護で行われた今キャンプ初の紅白戦。といって...
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鈴木誠也の市場価値にも悪影響か…ロックアウト解決へMLBが調停依頼の行く末
選手会との労使交渉で難航する大リーグ機構(MLB)が、ついに第三者機関に解決を委ねることになった。複数の米メディアが日本時間4日に報じたところによれば、政府機関の連邦調停局に仲裁を求めるという。 第三者による調停には交渉相手...
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オリ山本由伸の投げ方に疑問符 「故障を誘発する可能性が高い」と動作解析の専門家
「本人が球団にポスティングシステムを使ってメジャー挑戦したいと訴えたようです」 先日、日本の情報提供者から電話がかかってきた。「本人」とは昨シーズン、18勝(5敗)、防御率1.39で投手タイトルを総ナメ、沢村賞とMVPを獲得し...
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盗塁ワースト楽天に「走塁革命」到来! 韋駄天・西川遥輝がキャンプ初日から技術伝授
「チームの底上げという意味で、彼はこれ以上ない選手ですよ」 こう話すのはある日本ハムOB。「彼」とは楽天に加入した西川遥輝(29)のことだ。 昨季日本ハムをノンテンダーとなり、年俸2億4000万円から大幅ダウンとなる8...
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日ハム新庄監督のキャンプは“促成栽培” 実戦に即した練習増で選手の意識ガラリ
「これまでキャンプ序盤は体づくりに重点を置いていたけど、実戦的な練習が増えた印象です」 新庄剛志監督(50)率いる日本ハムのキャンプについてこう言うのは球団OBだ。 具体的には三塁ベースの踏み方や走塁時のコースの取り方...
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昨季「まさか」の屈辱セパ3球団 主力投手陣キャンプ初日からブルペン全開の吉凶
アクセルベタ踏みの事故注意だ。 巨人、西武、ソフトバンクは初日から一軍投手全員がブルペン入り。キャンプが「鍛える場」から実戦を交えた「調整期間」となって久しいが、それでも1日目からエースも若手もバンバン飛ばしているのは珍しい...
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阪神・矢野監督の退任表明、選手たちの本音は恐らくこうだ
1998年に横浜(現DeNA)の監督に就任した私は、選手に「オレを『監督』と呼ぶな」と約束させた。「呼んだら罰金1000円!」と付け加えたのは冗談のつもりだったが、当時、“権藤流”の象徴例としてメディアに何度か取り上げられたから、覚...
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藤田監督は日本Sで近鉄に3連敗後、読売会長に「明日は香田で大丈夫なのか」と問い詰められた
近鉄との1989年の日本シリーズ。巨人の3連敗で迎えた絶体絶命の第4戦だったが、香田勲男の持ち球である「スローカーブ」が、振り回してくる近鉄打線に効果があると感じていた。 私は試合前のミーティングで「ポイントは緩い球。スロー...
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日ハム3年目・宮田輝星ってダレだ? 武井壮に「補習」志願、新庄監督も脚力絶賛!
前日に日本ハムの一軍を教えた陸上十種競技元日本王者でタレントの武井壮(48)が、3日は二軍を指導した。 体の使い方を理論的にレクチャー、普段の歩き方から改善を促す講義は、選手からの大きな拍手で幕を閉じた。 【写真】この...
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「巨人に来年、怪物入閣」のウワサも飛び交う原監督と松坂大輔の“特別な関係”
昨年限りで現役を引退した元西武の松坂大輔氏(41)が巨人の“臨時コーチ”となった。 3日にブルペン入りした戸郷翔征(21)に「宝刀」スライダーを伝授したのだ。松坂氏は原辰徳監督(63)とともにサンマリンスタジアムに設置された...
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89年日本Sで近鉄に3連敗「ロッテより弱い」と聞き…藤田元司監督がナインに放ったひと言
11試合連続完投勝利の斎藤雅樹、打率.378で首位打者とMVPを受賞したクロマティが活躍した1989年。巨人は独走でリーグ優勝を決め、日本シリーズは近鉄との初顔合わせとなった。 12球団随一のチーム防御率(2.56)を誇る巨...
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大谷ロックアウト長期化に「メンタル面不安」と吐露も “ルース超え”にこれだけのメリット
労使交渉が難航している大リーグ機構(MLB)と選手会は日本時間2日、ニューヨーク市内で協議を再開。年俸調停権取得前の選手のボーナス、ぜいたく税の対象となる年俸調停について話し合われたが、両者の間には依然として隔たりがあり、再び物別れ...
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「デートがあるから早く終わらせて」と頼むと桑田真澄は「任せてください」とニヤリ
私が巨人へトレード移籍した1989年、11試合連続完投勝利の不滅のプロ野球記録を樹立した斎藤雅樹と同様、自己最多の17勝(9敗)、防御率2.60の桑田真澄もすごい投手だった。 私がこれまで受けてきた投手の中で「制球力」はナン...