野球
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巨人菅野の開幕投手は「消去法」で決定のトホホ…桑田式ブルペン改革の効果はいずこ?
■キャンプ打ち上げ 巨人が25日、沖縄春季キャンプを打ち上げた。 最終日となったこの日は、エースの菅野智之(32)がシート打撃に初登板。許した安打は丸に浴びた一発のみで、打者7人に2三振1四球と順調な仕上がりを見せた。...
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新型コロナ対策でNGばかり…気が重くなってきたキャンプ地巡り
ほとほと参った。 恒例のキャンプ取材。15日に名古屋から宮崎に入り、今は沖縄に滞在している。出発前にPCR検査を受け、宮崎でも沖縄でも検査、検査。各球団のキャンプ施設に入るためには、陰性証明が必要だからである。3日置きにPC...
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藤川球児は「巨人の星」のようなギプスを装着して投球練習をしていた
2004年から阪神の二軍でコーチを務めた3年間で印象的だったのは、「火の玉」と称された直球を最大の武器に、日米通算245セーブを挙げた藤川球児である。 私が就任した03年オフ、星野仙一監督に代わり、1985年の日本一メンバー...
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巨人・阿部慎之助コーチ(後)小林vs大城の正捕手争いの行方と中田翔の復活「若手にもチャンスはある」
巨人・阿部慎之助作戦兼ディフェンスチーフコーチ(42)の独占インタビュー第2回は、昨季まで二軍監督として指導した若手について、「横一線」と言う正捕手争い、日本ハムでは主砲だった中田(翔)の復活はあるか。ズバリ直言した。 ◇...
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日本ハムに攻守での「1点の重み」は浸透するか 新庄監督が繰り出す珍練習と独特指導の根底
24日、日本ハムの新庄剛志監督(50)からキャンプの臨時コーチとして招かれたのがハンマー投げ五輪金メダリストの室伏広治スポーツ庁長官(47)だ。 ゴムチューブや紙風船を用いて体幹を鍛える室伏氏の独特な指導に、新庄監督は「バッ...
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MLBは開幕さえピンチ!4度目の労使交渉も決裂…物価高で試合減ならファン離れ危機
米大リーグ機構(MLB)と選手会は日本時間25日、フロリダ州ジュピターで労使交渉を行い、主要争点である年俸総額、最低保障額について話し合ったが、4日連続で合意には至らなかった。今後は双方とも予定通り同4月1日に開幕するためのリミット...
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阪神“キャンプ番長”江越大賀にヤキモキ…8年目遅咲き開花への期待
春季キャンプでは毎年のように期待と注目を集めるものの、いざシーズンに入るとなかなか活躍できない、言わばキャンプ番長のような選手がいる。この類いの選手はどこの球団でも未完の大器と呼ばれ、いつまでもファンをヤキモキさせる。 現在...
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虎の生え抜き大砲候補・桜井広大を育てられなかった阪神の構造的問題
私は2003年オフに阪神の二軍打撃コーチに就任。「虎の生え抜き大砲候補」として二軍で4番を打っていた桜井広大の育成を任された。インコースが苦手なことを意識するあまり、左肩が開いて目線が遠くなり、アウトコースの変化球の見極めもできない...
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日ハム選手とコーチをソノ気にさせる新庄監督の「言葉力」 巧みな使い分けにも必ず伏線
「レギュラーは決まっていない」 「横一線」 日本ハムの新庄監督が昨秋に就任して以降、今日まで繰り返し語っている言葉だ。 【写真】この記事の関連写真を見る(20枚) この言葉に奮い立つ選手は多い。「僕は2年間...
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巨人菅野はワリを食うか、救われるか…桑田コーチ「S班の実戦登板はキャンプ後」の吉凶
巨人の菅野智之(32)、山口俊(34)らS班の投手は3月になるまで実戦で投げられない──。 桑田真澄投手チーフコーチ(53)が「(S班の実戦は)基本的にキャンプ後でいいと考えている」との方針を示しているためだ。今キャンプは1...
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MLBと選手会の労使交渉進展なし…レギュラーシーズン短縮なら鈴木誠也に追い風のワケ
米大リーグ機構(MLB)と選手会の労使交渉が日本時間22日、フロリダ州ジュピターで行われ、主要議題である年俸総額などについて対面交渉した。主要争点の年俸総額や最低保障額で進展はみられなかった。AP通信などが報じた。 メジャー...
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米大リーグの懸念は「ウクライナ問題」より物価上昇 娯楽費や遊興費の見直しも…
ロシアのプーチン大統領が、ウクライナ問題を巡ってドイツ首相のショルツと会談した後に、記者会見でウクライナ国境からの部隊の撤収を加速させるかは状況次第であると語ったことは、米欧との交渉を有利に進めようとする揺さぶりを示すものだった。 ...
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星野仙一さんが阪神を「特殊な球団」と言った意味 二軍選手までチヤホヤされる
オリックスのコーチを辞した2003年、阪神の岡田彰布監督から「二軍の打撃コーチをやってくれませんか?」と打診があった。縁もゆかりもない阪神に私のことを推薦してくれたのは、18年ぶりにリーグ優勝に導きながら体調の不安を理由に勇退したば...
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日本ハム清宮の一軍合流は“減量の論功行賞”…姿勢は買われるも攻守にはまだまだ難あり
19日、一軍に合流したのが日本ハムの清宮幸太郎(22)だ。 同日のロッテとの練習試合には、四回の守備から途中出場。「2番・左翼」で、清宮の名前がアナウンスされると球場は大きなどよめきに包まれた。この日は2打席ノーヒットだった...
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巨人・中田翔“自称ベスト”体重112kgの落とし穴…OBは20kg増の故障リスクを指摘
巨人の中田翔(32)が2試合連続安打をマークした。 20日のDeNAとの練習試合に「6番・一塁」で先発出場。五回に中前打を放った。今季初実戦となった前日の広島戦でも安打をマーク。原監督は「気分良く野球をやっていることは非常に...
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担当したライバルが蹴落とされないかヒヤヒヤ…そして気になる自分の評価
キャンプ地に来て真っ先に見たのは、自分が担当した若手外野手さ。 数年前からレギュラーに。俊足だし、バッティングもいい。フリー打撃では右に左に鋭い打球を飛ばしてた。 スカウトは自分が推薦して獲得に至った選手が、チームの...
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エンゼルス元広報部長に有罪評決…いくら厳罰を課してもMLBから薬物禍がなくならないワケ
どんな厳罰であろうと抑止力にはならない。 2019年に死去したエンゼルスのタイラー・スカッグス(享年27)に薬物を提供した同球団の元広報部長エリック・ケイが、17日(日本時間18日)に有罪評決を下された。 ■薬物提供職...
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日本ハム新庄監督はコーチに「触るな」とクギ刺したのに…新人をチェックする計算
「新人は教えないで欲しい。(教えることを)我慢してください」 コーチ陣に対してこうクギを刺しているのが日本ハムの新庄剛志監督(50)だ。 スカウトはアマ時代の姿を評価したから獲得したわけで、まずは思うようにやらせてみる...
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巨人・秋広が引導を渡すのは丸か中田翔か…原監督の助言で4安打大暴れ、外野にも挑戦中
巨人の高卒2年目・秋広優人(19)が目立ってきた。17日のロッテとの練習試合で4打数4安打と大暴れ。原監督は「ツーナッシングからインサイドを打ったことが価値がある」と4安打目を称えた。 身長2メートルの有望株ながら、11日の...
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岡田彰布さんから阪神二軍コーチの打診 中日時代の恩人・星野仙一さんが推薦してくれた
1993年の日本シリーズで西武は3勝4敗でヤクルトに敗れ、4年連続の日本一を逃した。直後に私は球団幹部に呼ばれ、こう通告された。 「来年は契約しません。考えといてください」 戦力外通告なのに「考えといて」とは、選手側に...
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工藤公康から「妻が『中尾さんのスジネギ焼きが食べたい』って」と電話が
巨人に興味津々の西武の主砲・清原和博。「巨人のプレッシャーは凄まじい」とは教えたものの、ちょうどFA制度ができた頃で、いつかは巨人入りして夢をかなえてほしい。この若いホームランバッターが巨人の重圧の中、どんな活躍をするのかが見たかっ...
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日ハム清宮が今度は近藤健介に打撃相談…目の色変えて指導者“取っ換え引っ換え”の波紋
15日、日本ハムの二軍キャンプで、先輩選手に助言を求めたのが5年目の清宮幸太郎(22)だ。 フリー打撃を行っていた清宮は、後から合流したチームの安打製造機・近藤健介(28)に打撃について相談。声を掛けられた近藤は身ぶり手ぶり...
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田中将大が追いたい“二兎”「楽天を日本一に導き、ヤンキースに復帰」に足りないモノ
15日、楽天の田中将大(33)が今キャンプ初となる打撃投手を務めた。 銀次、川島、炭谷、堀内の4人に約50球。変化球を交えながら、安打性の当たりは1本しか打たれなかった。 田中は2020年オフ、7年間を過ごしたヤンキ...
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西武に移籍すると清原和博に「巨人っていいんですか?」と質問攻めにされた
「デーブ」こと大久保博元との交換トレードで巨人から西武入りした私は、主砲の清原和博に「あの(三冠王3度の)落合(博満)さんに『体の軸で打っているのは中尾さんだけ』って言われたんですよね?」と聞かれ、それから打撃談議をするようになった。...
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現役時代は大ファンだった阪神・藤井康雄の一、二軍巡回打撃コーチ就任に大興奮
例年に比べて新戦力の補強に乏しい今季の阪神だが、コーチングスタッフに目を向けると一、二軍巡回打撃コーチという新ポストに藤井康雄が加わったことにはとても興奮している。球団は野手全員への打撃指導を期待しているという。 藤井康雄と...
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巨人の開幕投手は戸郷vs高橋優貴で一騎打ちか…原監督「今年は若手」の信憑性
巨人が14日、沖縄・那覇で2次キャンプをスタートした。桑田投手チーフコーチは今季の開幕投手候補を「4人に絞った」としており、この沖縄キャンプ中の「2月いっぱいで決める」と公言している。そのうちの一角とみられる戸郷翔征(21)が、今季...
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日ハムキャンプは選手の目の色が違う!新庄監督「横一線とチャンス複数回」が奮起の源泉
「練習でも例年と比べものにならないほど、選手から声が出ているそうです。それだけ活気がある、選手がヤル気になっているのでしょう」 新庄剛志監督(50)率いる日本ハムのキャンプについて、OBのひとりはこう言った。 「新庄監督...
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高梨沙羅はスーツ規定に泣いたが…大リーグでも誤審が優勝の行方を左右する
北京冬季五輪では高梨沙羅の不可解な「スーツの規定違反」を筆頭に次々と疑惑の判定が発生している。 大リーグでも、不可解な判定は枚挙にいとまがないが、特にひどいのが次の5つのケースだ。 今回の高梨に似たケースは2010年...
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西武・森監督にいきなり「競馬が好きらしいが選手に悪い影響を与えるなよ」と釘を刺された
巨人移籍2年目の1990年の日本シリーズで、私は「ネズミ」といわれる右肘痛を発症。3戦目から欠場を余儀なくされた。結果は4連敗。失意のまま91年を迎えると、この頃から持病の腰痛が悪化し、二軍生活が長くなっていく。チームも3、4位をウ...
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日本ハム古川侑利「脱育成」なるか…カーブの精度磨き新庄監督に猛アピール!
古巣に成長した姿を見せることができた。 13日に行われた楽天との練習試合で登板した日本ハムの右腕・古川侑利(26)のことだ。 七回の1イニングを投げ、空振り三振、一邪飛、右飛と3人でピシャリと抑えた。 武器は...