健康
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「下駄」で足指の内在筋が鍛えられ つまづきの防止になる
欧米に比較し、日本で新型コロナウイルスの感染率が低い理由のひとつは、どうやら和式文化と無関係ではなさそうだ。 ハグやキス、握手などの“濃密接触”よりも、少し距離を置き、頭を下げる「おじぎ」がその典型的な事例である。飛沫感染の...
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ウィズコロナで肝に銘じる 免疫力を正常に保つ6つの栄養素
「新型コロナウイルスはなくならない。共存していく方法を身につけなくてはならない」 こう話すのは、国際オーソモレキュラー医学会会長の柳澤厚生医師。詳しく聞いた。 ◇ ◇ ◇ WHO(世界保健機関)の緊急対応責...
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朝と夜の栄養バランスが重要 糖尿病の人は夕食は控えめに
朝食をとらない生活習慣は健康に悪い印象があります。実際、朝食を毎日食べる人と比べて、朝食を食べない人では死亡リスクが高まるという研究も報告されています。 ただ、たとえ朝食をとっていたとしても、朝夕の栄養バランスが悪いと健康的...
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眠れないほどの痛みが…カルロス菅野さん語る左肩腱板断裂
じつは左肩の手術の2年後に右肩もやって、その間には脊柱管狭窄で腰の手術もしたので、2016年からの3年間はそれまでにない受難の年でした。そもそもの痛みは、その5年以上前から始まっていました。首の付け根の“筋違い”のような小さな痛みで...
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お尻の筋肉がそげ落ちるとふんぞり返ったような姿勢になる
「電車で、ふんぞり返ったような姿勢で座っている60代以上の方を見かけませんか?」と言うのは、米国の医療国家資格アスレチックトレーナーの三田貴史さん。体は椅子からずり落ちそうなほどにふんぞり返っているのに、顔と首は前に出ている。言われて...
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新型コロナ感染情報の裏側 非常時にFAXと手書き集計に頼る
「もう止めようよ‥。手書きの発生届‥。」 新型コロナの感染拡大が続く4月23日、ひとりの内科医が発したツイートが、国内のみならず世界を駆け巡った。 新型コロナウイルスは指定感染症だ。感染症法に基づき、医師は患者(感染者...
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いびきをかかない体をつくる生活習慣…それは眠る前が大事
「うるさくて迷惑だけど、しょうがない」と思われがちないびき。しかし、放置しておくと睡眠時無呼吸症候群(SAS)につながり、高血圧症などの進行にともなう狭心症や心筋梗塞などの循環器系疾患、糖尿病などの代謝系疾患を招き、最悪の場合、突然死...
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コーヒーはダイエットに有効 甘い物を控えるとの研究結果
コーヒーには糖尿病や動脈硬化の予防など、多くの健康に対する良い影響があることが、最近判明しています。それでは、コーヒーはダイエットに有効なのでしょうか? この点については、まだはっきりしたことが分かっていません。コーヒーに含...
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元世界王者も実践?大豆のタンパク質で大幅に筋力アップ!
ボクシング元世界王者、マイク・タイソン氏のエキシビションマッチでの現役復帰話が浮上中だ。彼の現況を伝える動画を見るかぎり、現役時代さながらに筋骨隆々で、とても53歳とは思えない。 驚くのは、現在、彼はビーガン=完全菜食主義者...
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ワッキーが告白した中咽頭がん HPV陽性タイプは治りやすい
「自分の喉に癌がみつかり、中咽頭癌のステージ1と先生から伝えられました(原文ママ)」 今月7日、自らのツイッターに中咽頭がんを告白したのは、お笑いコンビ「ペナルティ」のワッキーさん(47)です。報道によると、抗がん剤と放射線を...
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慣れないテークアウトで増加中… 危ない食中毒はこう防ぐ
新型コロナウイルス対策の影響で、食事のテークアウトや宅配が急増した。それに伴って増えつつあるのが「食中毒」だ。新たにテークアウト販売を始めて慣れていない飲食店も多く、気温や湿度が上昇する季節を迎えて衛生管理の不備が懸念されている。 ...
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450人以上の死に寄り添ってきた訪問診療医“自らの死に方”
定年退職を機に外科医から訪問診療医に転身した小堀さん。最初の数年間は患者やその家族に求められるまま、最期を迎える頃合いになると病院に搬送し、生き永らえるための措置をしてきた。ところが何人かの患者をみとるうちに、病院での延命が必ずしも...
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新型コロナ 重症化を招く“免疫暴走”の新たな仕組みを解明
新型コロナウイルス感染症が厄介なのは、罹患したほとんどの人が軽症で済むのに、一部に急激に重症化する人がいることだ。その理由は「サイトカインストーム」と呼ばれる免疫の暴走が発生するからだとされているが、なぜ起きるかは謎だった。その有力...
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【枝豆】最強のおつまみだがプリン体には要注意
枝豆は6月が旬のはしりになります。枝豆は大豆の未成熟豆で、成熟する前に収穫した大豆が「枝豆」です。最近はブランド枝豆なども有名です。 しかし、枝豆として収穫する品種と、大豆として収穫する品種はまったく別物で、枝豆は野菜類、大...
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夜中に何度も目覚めてしまう人は就寝時間を遅らせる
一晩に何度も目覚めてしまって、いつも寝不足な気がする……。中高年になるとグッと増える睡眠の悩みです。 われわれは年を取ると必要な睡眠時間が少なくなっていき、「睡眠―覚醒リズム」の幅も小さくなります。ですから、夜中に目覚める「...
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外出を控えて運動不足になると心臓にとって大きなマイナス
緊急事態宣言は解除されましたが、まだテレワークが続いていたり、外出は控えて自宅でおとなしく過ごされている人も多いでしょう。 そうした環境で長い間生活することは心臓にとってマイナスになりかねません。普段よりも大幅に運動量が減っ...
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筋肉<上>「何歳からでも筋肉量10~20%増は可能です」
中年以降になると若い頃と比べて、「疲れがたまるようになった」「仕事で無理が利かなくなった」「徹夜ができなくなった」といった自覚症状を実感する人は多い。「年(老化)だから仕方ない」と言ってしまえばそれまでだが、同年代でも、ものすごく老...
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<5>新型コロナはなぜ全身に血栓症を起こす?2つのパターン
なぜ、新型コロナで若い人が亡くなったり、欧米でより多くの人が亡くなったりするのか。その答えとして新型コロナウイルスが全身に血栓を生じさせることが関係しているのではないか、との考えが浮上している。それも、血管の炎症と血液の凝固という2...
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これも条件反射なの?「水の音」聴くとトイレが近くなる
「水の音を聞くと尿意をもよおす」という人は多くいると思います。「水道の蛇口から流れる音」「洗濯機を回しているときの音」「小川のせせらぎ」などです。どうして水の音でトイレに行きたくなるのでしょうか。それには「条件反射」が大きく影響してい...
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ディズニー映画と笑いと塗り絵 今すぐできる「がん対策」
子どもも大人も夢中になれるディズニー映画だが、今後はがん治療にも導入されるかもしれない。いや、がん予防にも有効かも。 国際的に評価の高い医学雑誌「JAMA」のオープンアクセスジャーナルに発表されたのが、ディズニー映画が婦人科...
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新型コロナ<番外編>1カ月程度は人に接触しない覚悟が必要
東京・港区に住む渡辺一誠さん(40=コンサルタント会社社長)は、新型コロナウイルスに感染し、都内の病院でほぼ3週間の治療を受け、4月10日に退院した。 もっとも、退院しても、渡辺さんにはうれしさがひとつもない。継続して今度は...
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患者の多くは「腫瘍マーカー」の値に一喜一憂してしまう
Kさん(76歳・男性)は5年前、健診で前立腺がんの腫瘍マーカーPSA値(正常値4ng/ml以下)が「4・3」で異常を指摘されました。 某病院の泌尿器科を受診し生検で前立腺がんが見つかりましたが、それでも低リスクと診断され無治...
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6つのステップのいずれかを阻害しウイルスの増殖を抑える
ウイルス感染症の治療には、感染症に伴うさまざまな症状に対処する薬と、ウイルスそのものの増殖を抑える抗ウイルス薬を使います。抗ウイルス薬の作用を理解するためには、「ウイルスとは何なのか」と「ウイルスが増殖する機構」を知る必要があります...
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切り干し大根には栄養たっぷり!生とは比較にならないほど
現在、私は淡路島で持続可能な循環型の自給自足の生活を目指しています。それは食べ物だけに限らず、衣食住すべてにおいてです。2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、30年までに持...
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高齢者の心不全対策…SGLT2阻害薬が救世主になるか
今は、糖尿病を発症しても、適切なタイミングで適切な治療・検査を受けていれば、50歳、60歳で亡くなることはほぼありません。効き目のいい糖尿病の薬がたくさん出ているため、長生きする糖尿病患者さんが珍しくなくなりました。 そこで...
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<4>なぜ高齢者は感染しやすく重症化しやすいのか?
新型コロナウイルス感染症(COVID―19)を引き起こす新型コロナウイルスの構造は単純だ。ウイルス自体の遺伝子(RNA)とそれを保護する膜でできていて、膜のところどころにスパイクといわれる突起物があるだけ。タンパク質やエネルギーを作...
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どうして「痛い」と相手に言えないの?と思う人へ
「痛ければ、言えばいい。言えない相手とは、セックスしなければいい」 先日SNSで、ある潤滑剤を紹介していた女性にこんなコメントがついていました。痛くない人からすれば「痛いと伝える」「セックスを拒否する」ことは簡単に思えるかもし...
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妊婦の新型コロナ感染 将来的に子供の自閉症リスクを上げる
妊婦が新型コロナウイルスに感染したらどうなるのか? 現時点では、病状経過はほかの人と変わらず、胎児への感染も見られなかったというが――。妊婦と新型コロナに関して、6月2日、ドイツの歴史的な精神医学雑誌「European Archiv...
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新型コロナ<番外編>ウイルスを抱えたまま退院を受け入れた
新型コロナウイルスの感染で、都内病院の個室に隔離入院していた渡辺一誠さん(40=東京・港区)は、退院予定が1週間ほど延びたものの、4月10日に晴れて退院できた。 政府が、「新型コロナウイルス緊急事態宣言」を発令してから3日後...
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いびき解消「3つのメソッド」で自分で治すことを目指す
軽症者や自覚症状のない予備軍も含めると、日本人の5人に1人が患っているという、睡眠時無呼吸症候群(SAS)。日本睡眠学会専門医で「RESM新横浜」(神奈川県横浜市)の白濱龍太郎院長は言う。 「SASのサインであるいびきを放置し...