手術
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放っておくと命に関わることも…鼠径ヘルニア最新手術事情
鼠径ヘルニアとは、いわゆる脱腸のこと。足の付け根の辺り(鼠径部)で筋膜が薄くなっている部分から、腸などの内臓が腹腔外に飛び出してしまった状態をいう。人に見せたくない場所の疾患だけに、恥ずかしさもあってなかなか病院を受診しない人が多い...
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乳がん<9>「再手術」の記述の変化と「ステージⅣ」の治療
「手術」と「薬物療法」の甲斐もなく、乳がんが「再発」することがあります。部分切除の患者では、乳房の残った組織に、全切除の患者は胸壁(肺より外側の、いわゆるリブの部分)に再発します。あるいは腋窩や鎖骨上のリンパ節に、再発することもありま...
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乳がん<6>「腋窩リンパ節郭清」の扱いが15年前と違ってきた
乳がんは原発巣から最寄りのリンパ節(センチネルリンパ節)へ、さらに腋窩リンパ節(脇の下のリンパ節)へと転移を広げていきます。 術前の所見で、リンパ節転移がないと診断された患者に対しては、手術中に必ず「センチネルリンパ節生検」...
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手術はなくなる?心臓弁の交換や動脈硬化はカテーテルで治療
心臓の機能が低下する心不全は「いずれ死ぬ病気」と思われてきた。ところが、「そうではなくなる」というのが「Die革命」(大和書房)の著者で埼玉医科大学客員教授の奥真也医師だ。東大医学部卒業後、同大付属病院22世紀医療センター准教授など...