プロ野球
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ヤクルト山田哲人「救世主」の期待には荷が重い4タコ発進…直訴して一軍復帰も結果出ず
左手中指の脱臼のため、戦列を離れていたヤクルト・山田哲人(32)が昨2日、出場選手登録され、神宮開幕戦の広島戦に「6番・二塁」でスタメン出場した。 3月1日の巨人とのオープン戦で守備の際に左手指の腱を脱臼。その後はリハビリを...
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1996年アトランタ五輪で僕に起きた2つの幸運…不謹慎ながら最初の頃は「負けろ…」と思っていた
ここからはアマチュア時代の話をしよう。 1996年のアトランタ五輪の日本代表メンバーが発表された時、僕は東洋大4年。この五輪には「幸運」が2つ訪れた。 もともと僕はメンバー外のはずだった。東洋大の4年間、代表に呼ばれ...
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公式戦出場ゼロながらあの背番号「1」「3」の両方を付けた幻の巨人選手
背番号にはドラマがある。巨人の「1」といえば王貞治、「3」といえば長嶋茂雄。巨人でその栄光の番号を両方とも背負った選手がいた。けれども、公式戦に1試合も出場していない“幻の選手”。実は天才プレーヤーだった、と伝説が語り伝えられている...
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泥沼目前のソフトバンクを救った「40億円の神様」…開幕3試合で計20失点、負ければ35年ぶりの屈辱だった
キューバ人助っ人左腕が負の連鎖を断ち切った。 開幕3連敗で迎えたソフトバンクは1日の日本ハム戦でモイネロ(29)が先発。7回2安打1失点の好投でチームの今季初勝利に貢献した。 ソフトバンクは昨季の覇者でありながら、開...
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9タコ坂本勇人の「生かし方」が阿部巨人の頭痛の種に…守備固め、代打要員で納得させられるか
巨人・坂本勇人(36)が1日の中日戦でスタメンから外れた。 開幕戦で5打数無安打に終わると、スタメン復帰した3戦目も4打数無安打。計9タコに終わっていた。阿部監督は昨季三塁でゴールデングラブ賞を受賞したベテランに対し、「守備...
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ロッテ13年ぶり開幕3連勝は“自己チュー”佐々木朗希がいなくなったからこそ?
開幕3連勝は4連勝した2012年以来、実に13年ぶり。3試合ともすべて逆転勝利となると、18年の広島以来、球団としては初の快挙となる好スタートを、しかもソフトバンク相手に切ったのがロッテだ。 ドラフト1位新人の西川(22)は...
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日本ハム野村佑希「4番合格」に残されたチャンスは12試合…63年ぶり快挙の立役者に足りないもの
日本ハムは昨30日、西武を3タテ発進。開幕から引き分けを挟まない3連勝は1962年の東映時代以来、63年ぶりだ。 久々の記録の立役者となったのが、「4番・一塁」でスタメン出場した野村佑希(24)である。 初回に先制適...
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巨人・坂本勇人は「最悪の状態」…他球団からも心配される深刻打撃不振の哀れ
巨人ファンの歓声が溜め息に変わった。 30日のヤクルト戦の五回1死満塁。2-0で膠着した試合の趨勢を一気に決定づける好機で、6番の坂本勇人(36)が打席に入った。だが、ヤクルト3番手・木沢の151キロシュートに押し込まれ平凡...
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私のセの順位予想は…もしDeNAの監督ならバウアーの抑え起用を考える。大胆な用兵が必要だ。
恒例の日刊スポーツの順位予想、私はセ・リーグの今季を以下のような順番にした。 ①巨人 ②広島 ③阪神 ④DeNA ⑤中日 ⑥ヤクルト コーチ、監督として30年以上もユニホームを着たが、開幕...
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巨人・戸郷翔征「突発性乱調」まさかの原因…球団OBで元投手コーチの評論家が喝破
2年連続開幕投手の巨人・戸郷翔征(24)が突然崩れた。 28日のヤクルト戦に先発。四回までヤクルト打線に対して完全投球だったが、0-0で迎えた五回に暗転した。 先頭のサンタナに初安打を浴び、オスナの打球を一塁手の岡本...
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日本ハム唯一の不安は新庄監督…「自分が育てた」の実績ほしがる目立ち屋気質がアダに?
伸び盛りの若手が順調に力を付け、昨季はソフトバンクに次ぐリーグ2位。戦力はあるし、優勝と予想する評論家も多い日本ハムに関して、 「唯一の不安は新庄監督(53)のハンドリング」というのはOBだ。 「力のある選手でも、一軍で...
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《早くメジャーに行け》の声続出!オリ宮城大弥 圧巻投球がもたらす米挑戦への道
惜しくも大記録はならなかった。 オリックスの宮城大弥(23)が28日の開幕戦で、圧巻の投球を披露した。 初回を三者凡退に抑えると、その後も楽天打線にヒットはおろか、出塁すら許さず、7回まで完全投球。八回にヒットと犠飛...
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阪神今季のカギは「岡田顧問を黙らせること」か…苦言や喝、ボヤキに「おーん」と言いたい放題
広島との開幕戦を4-0で制し、初勝利を飾った阪神の藤川球児新監督(44)。幸先よいスタートを切ったが、これからやるべき仕事がある。 「この日、テレビ解説を務めた前監督の岡田彰布オーナー付顧問(67)の“口撃”を封じることです」...
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拾われたロッテの入団会見では不覚にも泣きそうに…トライアウトからテスト生としてキャンプイン
「今岡にはプライドがないんか?」 2009年11月11日、周囲に批判を浴びながら、僕は12球団合同トライアウトを受けた。舞台は偶然にも阪神の本拠地・甲子園球場。当日は雨のため、室内練習場が会場となった。 プライドうんぬ...
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「優勝? 狙えます」日本ハム新庄監督が開幕戦でエース温存の勝算…OP戦絶好調で今夜西武戦
敵地での西武戦。開幕マウンドには3年目の金村尚真(24)が上がる。 新庄剛志監督からまさかの指名を受けたのは、昨年11月30日のファン感謝祭。エース伊藤大海を差し置いての大役にスタンドはどよめいたが、球団OBがこう言った。 ...
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阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動
「個人の力がないベテランは必要ない」 阪神の藤川球児監督(44)は昨年の就任会見で、こう言って実力至上主義を唱えた。 そんな指揮官の方針もあってか、27日に公示された開幕一軍メンバーに、チーム最年長で通算124勝をマー...
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巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真
巨人の田中将大(36)が27日、開幕前最後の調整となる二軍戦に先発。移籍後最長の5回を投げ、71球で3安打1失点1四球の好投を見せた。 この日の最速もこれまでの登板時と同じ145キロだったものの、「それなりにしっかり投げられ...
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僕が引退試合を拒否した理由…阪神には愛着以上の感情も、野球を続けたい気持ちが勝った
前回「阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された」からつづく。 ◇ ◇ ◇ 「このままではユニホームを脱げない。もう一度、自分の気持ちをスカッとさせたい。一歩踏み出...
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巨人・坂本勇人「開幕スタメン落ち」いよいよ現実味…オープン戦絶不調で代打稼業も真っ暗闇
数字上は結論が出ているようなものだ。 三塁の開幕スタメンの座を争っていた、巨人の坂本勇人(36)と中山礼都(22)。阿部監督はキャンプ時から「元気ならば」と坂本に託す意向を示していたが、19年目を迎えるベテランの不振は想定以...
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阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された
2009年10月、阪神から戦力外通告を受けた。残された選択肢は引退するか、他球団へ移籍するかの2つだけである。 球団から最初に打診があったのは、2カ月前の8月ごろ。球団事務所に呼ばれ、「そろそろ引退してはどうか? 君はウチの...
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貧打解消を狙い文字遊びで球団名を変更…故・田村駒治郎オーナーの「とんでもエピソード」
プロ野球90年の歴史で「エピソード満載のオーナー」といえば田村駒治郎。“ラッパ”こと、あの永田雅一(大映映画社長)もかなわない。 大阪・船場の大店、繊維を扱った「田村駒」(たむらこま)の大旦那。若い頃、ビジネスの勉強で渡米し...
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揺れる阿部巨人の先発ローテ構想…山﨑伊織を「見切り発車」させざるを得ない大誤算
巨人は25日、東京ドームで全体練習を行い、最後の開幕ローテーション投手が決定した。 阿部慎之助監督(46)は山﨑伊織(26)が4回92球5失点だった19日の日本ハム戦後、開幕ローテ入りについて「まだ確定していない」とピシャリ...
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丸佳浩の長期離脱で巨人は大損害…キーマン不在で連覇に暗雲、岡本和真にもシワ寄せ確実
28日の開幕を前に巨人に激震が走った。 阿部慎之助監督(46)が22日に負傷交代した丸佳浩(35)について「長期離脱という形になっちゃった」と明かしたのだ。丸は22日のロッテ戦の六回、走塁中に右足を負傷して途中交代。23日に...
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新戦力の台頭「ほぼナシ」の藤川阪神 開幕直前に異例のスタッフ配置転換で現場ピリつく
2年ぶりの優勝を目指す阪神は昨23日、オリックスに敗れて3勝5敗4分けでOP戦の負け越しが決まった。 先発した開幕3戦目の起用が有力な2022年ドラ2左腕の門別(20)が、6回途中2失点(自責0)で防御率0.00のまま、OP...
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巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」
オープン(OP)戦を7勝7敗2分けで終えた巨人の新助っ人が、阿部慎之助監督(46)を一安心させた。 トレイ・キャベッジ(27=前パイレーツ)が昨23日、ロッテとのOP戦に「6番・右翼」で出場。二回無死一、三塁から、低めのスラ...
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巨人セットアッパー大勢に「フル回転」の懸念…自慢の先発4本柱そろって調子上がらず
巨人の開幕投手が阿部監督を安心させた。 戸郷翔征(24)が21日のロッテ戦で3回39球を投げ、2安打無失点。15日のドジャース戦で、大谷の2ランを含む3本塁打を浴びて一挙5失点と大炎上し、状態が心配されたが、28日の開幕戦前...
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監督に最も向いているのは「内野手」…捕手最強監督論に異議を唱えたい
投手、捕手、内野手、外野手ーー。プロ野球の監督はどこのポジション出身が向いているか。 歴代の阪神監督では、投手は星野仙一さんや藤川球児現監督、捕手は野村克也さんや矢野燿大さん、内野手は岡田彰布前監督、吉田義男さん、真弓明信さ...
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巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし
「苦しみましたけど、粘りのピッチングはできたかなと思います」 登板後に本人が言った通りの投球だった。 20日のイースタン・リーグDeNA戦に先発した巨人の田中将大(36)が移籍後最長の4回75球を投げて7安打3四球1失...
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阪神藤川監督は胸中複雑? 才木浩人が大谷斬り!ド軍指揮官のベタ褒めは《社交辞令ではない》
メジャー挑戦を公言する阪神の投打の「顔」が昨16日、大谷翔平(30)擁する世界一軍団相手に猛アピールした。 この日の先発は、昨季チーム最多の13勝をマークした最速157キロ右腕の才木浩人(26)。初回、先頭の大谷に直球を続け...
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ヤクルト新外国人右腕はアテにできるのか…メジャー通算8試合に先発、単年1億5000万円でサイン
ヤクルトの新外国人右腕、ペドロ・アビラ(28=ガーディアンズ)が昨13日、都内の球団事務所で入団会見を行い、「すごく選手ファーストに扱ってくれるチーム。闘志を前向きに出した投球を見てほしい」と語った。出来高付きの年俸100万ドル(約...