岸田政権
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リベラルは旧態依然の思考に沈んで防衛論争から逃げるべきではない 革新の側にある根深い問題
国会論戦が始まって、岸田内閣の増税による防衛費倍増計画も大きな論点となりつつある。 しかし、立憲民主党の議論の持ちかけ方が「防衛予算倍増よりも子育て倍増が先」(25日、衆院本会議)というものであったことに対し、1月30日付の...
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「宏池会」結成の裏の目的を初めて明かす 岸田政権は安倍政権よりも「岸政治」の色が濃い
「宏池会は消滅した」と喝破したのは、前川喜平元文科次官だった。 昨年の暮れ、ネット番組「3ジジ放談」で、私が「西山太吉 最後の告白」(集英社新書)のなかで、西山氏が「岸田首相が宏池会ということ自体腹が立つ」と記していることにつ...
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岸田首相が予算委初日から“異次元の迷答弁”連発…逆ギレ&ウダウダ説明、中身もスカスカ
30日から始まった衆院予算委員会は、岸田首相による“異次元の答弁”のオンパレードだった。とうとう、国会で逆ギレまでしている。 ■「私も3人の子の親だ」 「本人が希望したならば、リスキリング(学び直し)に取り組める環境整備...
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岸田官邸を襲う負の連鎖…今度は「五輪談合事件」が広島サミットを直撃!
今ごろ、岸田官邸は大慌てしているのではないか。東京五輪での「談合事件」が、広島サミットを直撃する可能性が出てきたからだ。 東京五輪のテスト大会を巡る入札談合事件の捜査は、大詰めを迎えている。29日の朝日新聞によると、電通側は...
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岸田首相に少子化対策は無理だ 馬脚を現したボンボン政治家親子の正体
苦労知らずの世襲政治家は永田町にゴマンといるが、それにしたって岸田首相の生活感覚は異次元だ。「縁故採用」と揶揄される長男の翔太郎首相秘書官(32)が欧米歴訪に随行中、観光やショッピングに精を出していたことが判明。父子ともども猛批判を...
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自民が変節「児童手当の所得制限撤廃」は統一地方選の“争点潰し”…最終目標は消費税増税
岸田政権が少子化対策の目玉に掲げる児童手当の拡充をめぐり、自民党の“変節ぶり”が話題だ。茂木幹事長は25日の衆院本会議に続き、29日のNHK日曜討論でも「所得制限をなくす方向でまとめていきたい」などと発言。狙いは4月の統一地方選をに...
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岸田政権の少子化対策・防衛力強化への「増税」に60%以上が反対=共同、日経世論調査
物価高の折、負担増など受け入れられるわけはない。共同通信が28、29日に実施した世論調査によると、岸田首相が打ち出した少子化対策強化のための増税に「反対」が63.6%で、「賛成」の32.6%を大幅に上回った。 防衛力強化のた...
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物見遊山の外遊で「土産を買うのが公務」とは ぶったまげた国民愚弄
いやはや、ぶったまげた。岸田首相の長男で、首相の政務秘書官を務めている翔太郎氏(32)が、欧米5カ国歴訪に同行した際、滞在先で公用車を使って観光や買い物をしていたと報じられた問題。7日の会見で、木原誠二官房副長官は点検の結果、「個人...
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日本に“本当の民主主義”は根づくのか? 国は国民を守るためにある
岸田総理は“いい人”なのだろうが、その政治は最悪だ。国会を空洞化させ、防衛費増額や反撃能力保有や原発再稼働を仲間内だけで決めた。就任以来、方々への気遣いで消耗してきた末に、自説を押し通す方策として「強国志向」に目覚めたのだとしたら、...
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物価高騰なのに軍拡増税 「新しい戦前」はもう始まっている
歴史的な物価高のもと、今年の春闘がスタートした。大新聞は「経団連 積極対応呼びかけ」「労使 必要性一致」と、賃上げ期待を煽りたてている。 しかし、物価高をカバーする賃上げは、早くも望み薄だ。先月の消費者物価の上昇率は前年比4...
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自民・茂木幹事長どの口が?野党時代に導入訴えた児童手当の所得制限「撤廃を」で総ツッコミ
衆議院本会議場にいた旧民主党の国会議員らは「おまいう!(お前が言うな)」と怒り心頭だったに違いない。 25日、岸田文雄首相(65)の施政方針演説に対して代表質問に立った自民党の茂木敏充幹事長(67)の発言に対してだ。 ...
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自民・茂木幹事長「コロナ対応は国際基準で」…高齢者の不安は“黙殺”、懲りない欧化政策
新型コロナ対策の分類見直しをめぐり、政府は早ければ週内にも現状の「2類相当」から、季節性インフルエンザ並みの「5類」への移行時期などを決める。ゴールデンウイーク前後の5月1日や同月8日を軸に調整しているようだが、対策緩和への不安は拭...
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「防衛政策の歴史的大転換」合意の瞬間 燃える暖炉の前で紅潮する岸田首相に浮かぶ不安
あかあかと燃える暖炉の火をバックに、両首脳が相対している。いうまでもなく、アメリカのバイデン大統領と日本の岸田首相だ。 このシーンを忘れないでおこうと思う。バイデン大統領は、おだやかで満足げな表情だ。岸田首相は、自らの発言が...
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世論調査を見れば歴然 いよいよ鮮明「国民の敵」政権の正体
通常国会が23日、召集された。岸田首相は40分にわたって施政方針演説を行ったが、中身のないこと。最重要課題と位置付ける「異次元の少子化対策」に力み、防衛費倍増の必要性を訴えていたが、肝心要の財源には触れなかった。いずれも増税か国債発...
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岸田首相の命取りに? 防衛産業から自民に献金1.5億円、癒着利権を追及されれば説明不能
ただでは済まなそうだ。通常国会が23日に召集され、岸田首相が衆院本会議で施政方針演説を行った。 課題山積だが、中でも岸田首相にとって“鬼門”となりそうなのが、防衛増税だ。テレビ朝日が週末に実施した世論調査でも、防衛増税を「支...
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岸田首相が強行「インフレ率を下回る年金」に高齢者悲鳴…実質“目減り”も救済策なし
値上げラッシュが続く中、年金生活者には過酷な一年になりそうだ。年金支給額が物価や賃金の上昇率より大幅に引き下げられるからだ。岸田首相は今月4日の年頭会見で「インフレ率を超える賃上げの実現」を訴えていたが、高齢者の賃金とも言える「年金...
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岸田内閣支持率27%で依然“危険水域”…肝いり少子化対策も「期待しない」52%=毎日調査
低迷を続ける岸田内閣の支持率。毎日新聞の今月の世論調査でも30%割れの危険水域から脱することはなかった。 調査は21、22日に実施され、岸田内閣の支持率は27%。昨年12月の前回調査の25%から横ばいだった。不支持率は66%...
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えっ?目玉は児童手当の拡充なの…岸田政権キモ入り少子化対策は「異次元」のショボさ
やっぱり看板倒れの気配だ。岸田首相がブチ上げた「異次元の少子化対策」の目玉は、児童手当の拡充。子育て世代への支援拡大でイイ顔しようとしているが、そう簡単に少子化に歯止めがかかるわけがない。諸外国の対策に比べても、「異次元」とはほど遠...
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国民はよく黙っているものだ 支持率最低政権の“思いつき暴政”
いきなり岸田首相が1月4日の年頭会見でブチ上げた「異次元の少子化対策」。23日からスタートする通常国会の一大テーマになるのは間違いない。岸田本人は周囲に「昨年は防衛と原発をやった。今年は少子化だ」と吠えているらしい。 しかし...
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新型コロナ5類移行は昨年末から結論ありき…政府「国民の命より金目」の魂胆ミエミエ
新型コロナによる死者数が連日500人前後判明する中、岸田首相は感染症法上の分類見直しに前のめりだ。関係省庁に20日、見直しに向けた具体的な時期や条件の詰めの調整に入るよう指示。魂胆はミエミエで、「最後は金目」である。 ◇ ...
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【防衛費倍増】財源問題にすり替えれば狡猾・自民党の思うツボ
増税か、国債か──。岸田政権が5年間で43兆円へとGDP比2%まで倍増した防衛費。その財源をめぐる自民党内のバトルを象徴する会合が、19日開かれた。萩生田政調会長をトップとして、増税以外の方策について検討する「特命委員会」である。 ...
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戦争を防ぐには「安心供与」一見“かったるく”見える外交こそ不可欠
筋書きが見える陳腐なドラマのようだった。 日米安全保障協議委員会(2プラス2)と日米首脳会談が終了した。年末に閣議決定された安保3文書改定で、日本の敵基地攻撃能力の保有や年間防衛予算を5年後には従来の2倍とすることが決定され...
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本気とは思えない岸田首相の「異次元の少子化対策」の怪しさ かつて安倍元首相も大言壮語
1月4日の記者会見で「異次元の少子化対策に挑戦する」と大言壮語した岸田首相。しかし、その具体的な内容は不明だ。 (1)児童手当を中心とした経済支援(2)学童や病児保育を含む幼児・保育サービスの充実(3)キャリアと育児の両立支援...
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賃上げはインフレ率を上回らず キシダノミクス、早くも破綻
物価高騰は天井知らず。「インフレ率を超える賃上げの実現をお願いしたい」とせがむ岸田首相に呼応し、経団連が賃金体系を底上げするベースアップも含めた賃上げの前向きな検討を求めている。17日、「経営労働政策特別委員会報告」(経労委報告)を...
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米国のお先棒を担いで敵基地攻撃に走るのは「匹夫の勇」 何がしたくて首相になったのか?
この人は何がしたくて首相になったのだろうか。 自民党総裁選を通じて訴えた「令和版所得倍増」のための分配施策、金融所得課税の見直しは党内や財界の反対にあって言わなくなった。 首相に就任すると、言ってもいない「敵基地攻撃...
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4月退任までに何が起こるか 黒田日銀の断末魔と大混乱
もはや制御不能ではないのか。4月に任期満了を迎える日銀の黒田東彦総裁の退任を目前に、10年間に及んだ異次元緩和は断末魔の様相を呈してきた。 日銀は昨年末、イールドカーブ・コントロール(YCC)でゼロ付近に抑え込んできた長期金...
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自民・甘利明氏が消費増税発言を地元紙で“火消し”…《何をいまさら?》と国民の怒り再燃!
《真っ先に消費税増税の可能性を口にした人が今さら何言ってんの?》 岸田文雄首相(65)が掲げた「異次元の少子化対策」をめぐり、BSテレ東番組で「子育ては全国民に関わり、幅広く支える体制を取らなければならない。将来の消費税(増税...
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麻生太郎氏が地元で岸田外交ベタ褒め、得意のメディアいびり…“麻生節”炸裂に国民に怒り
自民党の麻生太郎副総裁(82)が15日、地元の福岡県飯塚市で開かれた講演会で岸田政権の外交防衛政策に触れ、「岸田という『あまり頼りない』と言われた人の下で1年半、間違いなく日本は世界の中で、その地位を高めつつある」などと持論を展開し...
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岸田首相の“訪米大暴走”にSNSで怒りの声広がる 《国会で何も議論していませんが…》
《いやいや、そうじゃないだろう》《国会で何も議論していませんが…》 SNSでは怒りと疑問の声が広がっている。13日午後(日本時間14日朝)、訪問中の米国の首都ワシントンにあるジョンズ・ホプキンズ大高等国際問題研究大学院(SAI...
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すべては暴政、失政の目くらまし ポスト岸田を巡る自民権力闘争の醜悪
「菅前首相が岸田おろしの狼煙をあげた」と永田町がざわついている。菅は10日発売の月刊誌「文芸春秋」(2月号)で、岸田首相が今も派閥会長を続けていることを批判。「派閥政治を引きずっているというメッセージになって、国民の見る目は厳しくなる...