投資
-
「お金を着実に増やす方法」は高齢者にも当てはまる? 投資論の多くは特定の人向け
「岡村さんっ! お金を着実に増やす方法を考えましたっ!」 ちょっとカワイイふりしたあの新人営業マンがやってきた。 「ウチの投資信託でアメリカ株を買うんです。しかも、毎月、少しずつ。分散投資を利かせて。ぜひ、あなたには分か...
-
「技術革新」が日本を救う 注目すべき業種は? ロシア企業への制裁強化も追い風か
素材革命、国際情勢の変化(特にウクライナ情勢)を受け、日本企業がクローズアップされるケースが増えている。まさに、イノベーション(技術革新)は日本を救う、といった状況である。 まず、素材革命だ。水晶部品は電波の送受信に使われる...
-
「ロードスターキャピタル」1万円からできる不動産投資で注目
年初に当連載で「S&P500種指数は1月3日に0.6%上昇し、良いスタートを切った。しかし、2019年にプラス16%、20年にプラス18%、21年にプラス27%上昇し、3年間で約74%上昇しているだけに、今年も上昇基調が続くのかは慎...
-
街の人気を先読みしての不動産投資を成功させる「3つのカギ」
先日、顧問先から、JR山手線・大塚駅近くにある不動産に投資したいといった相談がありました。「大塚駅」と聞いて四半世紀ほど前の出来事を思い出しました。 当時、私はディベロッパーに勤務していました。大塚駅徒歩圏のマンション用地の...
-
投資に勝つには…周りがダメだと言っても「コイツはいいヤツ」と信じることも必要
「抱かれたくない」「ブサイク」「チビ」。かつてはこのように評された出川哲朗氏。嫌われ芸能人の筆頭格でもあった。しかし、今となってはお茶の間の人気者。ゴールデンで多数のレギュラー番組を抱え、超・売れっ子芸能人へと変貌した。 この...
-
老後の年金不足が心配な方必見! だいたい5分でわかる「iDeCo」の仕組み
iDeCo(イデコ)とは、将来の公的年金にプラスして受け取れる私的に掛ける個人型確定拠出年金のこと。誕生当初は、自営業者や企業年金(3階部分)のない従業員を救済する特例措置だったものが、今では基本的に20歳以上65歳未満の人なら誰で...
-
1ドル=150円時代もすぐそこ…超円安時代を乗り切る賢い「資産の守り方」徹底解説
まさかのジェットコースター相場が出現した。今月7日、ドル円は一時1ドル=144円99銭に急落。145円まであと1銭に迫ったが、その後、143円まで急伸し、為替関係者はホッと胸をなで下ろした。それにしても為替相場の動きは激しく、かつて...
-
株価に逆風! 8月下旬に「世界の実質金利」が2年半ぶりにプラスに
米国の利上げをめぐって株価が大きく揺さぶられている。その金利に関して、さらに喜ばしくない話をしよう。 金利には名目金利と実質金利がある。名目金利とは、例えば銀行の預金金利などだ。これに対し、実質金利はインフレ率(物価上昇率)...
-
今の日本の金利はほとんどゼロ!「高利回り」をうたう広告には“裏”がある
「シニア 資産運用」ポチッと……。おー、出てくる出てくる、魅惑的な言葉。ナニナニ、「利回り7%」「平均リターン10%」。いいじゃん、銀行よりも全然いいじゃん! しかし、こういったネット上の言葉に胸を躍らせるのはまだ早い。そもそ...
-
超音波カッティングで「高田工業所」V字回復 パワー半導体の世代交代がビジネスチャンス
今週は次世代パワー半導体関連のダークホースである高田工業所(1966)に注目したい。 本業は鉄鋼や発電所、石油化学コンビナートなどのプラント工事会社だが、エレクトロニクス分野の取引先も多かったことから、電子部品や半導体製造装...
-
「一般NISA」と「つみたてNISA」はどっちが得? 向き不向きをチェックする
資産を少しでも増やしたい──。しかし、資産は簡単に増えない。一般的には、コツコツと貯めたお金を元手に、投資という手段で増やしていく以外に方法はない。 その際には、できるだけリスクは避ける。加えて、いかに有利にお金を運用するか...
-
「いすゞ自動車」香川スキャンダルに飛び交う揣摩臆測、ライバル失態で需要を奪う
先週は「トヨタイムズ」の編集長という肩書を持つ、俳優の香川照之さんのスキャンダルが世間を騒がせた。このスキャンダルそのものは3年前の話で、なぜこのタイミングで表面化したのかについては、いろいろな噂がある。 先月22日には、ト...
-
東南アジア向け中古車輸出「アップルインターナショナル」円安メリットが大きい
8月26日の米国株式市場は、経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」でパウエルFRB議長が行った短いながら端的なインフレファイターのスピーチによって暴落した。油断していた市場関係者は多く、今後の下値の目途はつけにくい。 しか...
-
「オンワードホールディングス」ライフスタイルとの両輪で成長目指す
今週AIが選んだのはオンワードホールディングス(8016)です。子会社53社、関連会社4社のグループ企業を擁する純粋持ち株会社です。 グループの主な事業はアパレル関連ですが、新型コロナウイルスの流行はEコマース拡大に拍車をか...
-
リスクヘッジのつもりで選んだら…本当はあぶない「分散投資」の正体
1年ほど前、ある銭湯での出来事。背中までビッチリ入った男がこうわめいていた。 「朝は3万円くらい勝ってたんだけどさー、お昼過ぎには全部のまれたんだよ。俺ってバカだなー、ほらっ、あの今の首相みたい、名前、何て言ったっけ、そう、“...
-
いまが狙い目!企業のマーケティング支援「マイクロアド」
ロシアのウクライナ侵攻が始まって早や半年。中国の領土拡大の兆しはますます強まり、日本の国防費のGDP2%への増加も規定路線になりつつある。ヨーロッパ諸国でも、国防費の増加はコンセンサスになっているが、財政赤字が飛びぬけて高い日本。経...
-
「三井倉庫」“最適物流”で高収益企業へ 20年安値から倍返しに期待
倉庫業最大手として総合物流を展開する三井倉庫HD(9302)は創業以来100年以上倉庫事業、港湾運送事業、国際輸送などの物流事業や都市部の所有地を活用した不動産賃貸事業が中核。 同社グループ入りしたトヨタやソニーグループの物...
-
「TOPIX-17シリーズ」を見てみよう 業種別の株価指数に投資する
インデックス投資では物足りないが、個別銘柄を選ぶのは難しい──。そう考えている人にピッタリな投資法がある。業種別の株価指数に投資する方法だ。東証はTOPIX構成銘柄を17業種に分類した株価指数「業種別株価指数」(TOPIX-17シリ...
-
「フェローテック」需要が劇的に伸びる“パワー半導体”向け製品が好調
半導体の品不足が社会問題になって久しい。半導体不足によって自動車や一部の家電製品の生産がストップし、人気製品の入手には数カ月から1年以上かかることも珍しくない。 しかしながら、半導体業界ではDRAMを中心とする半導体メモリー...
-
「サスメド」医療DX、不眠症をスマホアプリで治療!
日経平均株価の予想EPS(1株当たり利益)が、史上最高値を更新するなど、注目の3月期決算企業の第1四半期はトヨタ自動車、ファナックなどの輸出関連企業に上方修正が相次ぐ好決算でした。 日経平均株価も17日には2万9000円台を...
-
国内最大級の不動産サイトを運営「GA technologies」営業損益は黒字転換へ
不動産の総合プラットフォームを運営するGA technologies(GAテクノロジーズ、3491)に注目します。個人向けサービスでは、中古不動産を中心に取り扱う不動産流通プラットフォーム「RENOSY(リノシー)」の開発・運営など...
-
資産運用の誘い文句はキャバクラにそっくり?「平均・想定・90%」に要警戒
「シニア」「資産運用」でネット検索すると、出るわ出るわ、魅力的なお言葉。「平均年利10%以上!」「想定利回り6%以上!」「90%の確率でボロ儲けする裏技!」などなど。 もちろん、この手の文言は明らかな「広告」。クリックするとあ...
-
「AIメカテック」日立製作所の伝統・文化を継承するメーカー
AIメカテック(6227)は2016年7月に日立製作所より新設分割によって液晶パネル等製造装置のメーカーとして分社、新会社として発足。昨年7月に東証2部市場に上場(現在はスタンダード市場上場)した。 当然ながら日立の伝統・文...
-
半導体関連株「芝浦メカトロニクス」製造装置の売上比率を伸ばす
株式市場の最大関心事はインフレから、景気後退懸念へと完全に移行した。 10日に発表された7月の米CPIは前年同月比8.5%上昇と、前月の同9.1%上昇を大幅に下回った。 ■世界規模で買い直されている半導体関連株 ...
-
ポンプや空調を扱う「荏原実業」受注が絶好調で株価上昇の気配
注目されていた7月の米非農業部門雇用は、予想の25万人増をはるかに上回る52.8万人増となった。7月に米国S&P500種指数は月間9%強上昇。インフレを懸念している投資家が多く、当然株式市場は下落すると思われたが、発表当日(8月5日...
-
株式投資とは「知らない山に途中から登る」ようなもの “遭難”しないための心得
「いや、Tシャツに半ズボンでした」 「結構、ラフな格好をしていましたよ」 ご近所さんがそう口を揃えて言う。あれは2月のこと。隣人の樹海さんが亡くなったのだ。かなりの軽装で山に出かけたという。 真冬の山は、まさに地...
-
「コンフィデンス」ゲーム・エンタメ人材をサポート 上場来高値挑戦に期待
何かワクワクさせてくれそうなのが昨年6月に上場したコンフィデンス(7374)。「クリエイターの未来を描く」というのが同社の方向だ。 エンターテインメント業界におけるものづくりの最前線を支えるクリエーターが自らの夢を実現させ、...
-
「新日本科学」空売りも活発? 海外の創薬メーカーから引っ張りだこ
米国株式市場では、昔から「5月に株を売却し、7月に買え」と言われている。とはいえ、今年の7月はS&P500種指数が月間で9.1%上昇し、7月としては1939年以来の高騰で、月間の上昇率としては2020年11月以来のものだった。 ...
-
「良い借金」と「悪い借金」の見極め方 単身世帯の借金は41%が生活資金
金融広報中央委員会の調査(2021年)によると、借入金のある世帯は、単身世帯で16.4%、2人以上世帯で22%となっている。 借入金残高の平均額は、単身世帯で637万円、2人以上世帯では1393万円だ。 借り入れ目的...
-
「マイクロ波化学」巨大電子レンジで日本の製造業を大変革させる
今年3月以降、1ドル=115円から140円手前まで一気に進んだドル高円安の流れが、先週は逆転し、139円から130円付近と円高ドル安に転換しました。 これは、米国でのインフレ加速による利上げ懸念が遠のき、米国10年国債の利回...