大相撲
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不動の横綱・照ノ富士を脅かすのは「技よりパワー」 大栄翔の強烈な押し相撲に大苦戦
192センチ、184キロ。この巨漢の横綱照ノ富士(29)を倒すにはどうすればいいか? そのヒントを提示したのが、大栄翔(28)だ。 15日は結びの一番で横綱と対戦。立ち合いから押し相撲で圧倒し、一時は横綱がつま先立ちで徳俵に...
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横綱・照ノ富士が大鵬以来の「横綱昇進→2場所連続V」へ好発進! “技”で霧馬山を撃破
「力」で動かし、「技」で仕留めた。 14日に初日を迎えた11月場所。横綱照ノ富士(29)は同じモンゴル出身の後輩、霧馬山を撃破して白星発進を決めた。 得意の右差し左上手には持ち込めなかったものの、強引な左下手投げで霧馬...
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一人横綱・照ノ富士に“白鵬化”の恐れなし!「太く短く」を明言、親方も「細く長く」許さず
単身、土俵を背負うことになった。14日初日の大相撲11月場所。番付にただ一人、「横綱」として記載されたのが照ノ富士(29)だ。 9月場所後に横綱白鵬(36=現間垣親方)が引退。最高位が2人以上いれば責任も分散されるだけに、こ...
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八角理事長が東京地裁で“仰天”証言 裏金受領の相撲協会元顧問はノーモア!
「6年間、協会を公明正大に運営してきたつもりです。その中で、小林が私腹を肥やす事件が起きた。今後はこういうことがないようにしたいと強く思っています」 日本相撲協会が「裏金顧問」こと、小林慶彦氏に損害賠償を求めた裁判が29日、東...
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霧馬山の「吊り技」は武器になるか? 合同稽古で師匠直伝の技を炸裂
26日に行われた大相撲11月場所前の合同稽古。師匠譲りの技を炸裂させたのが霧馬山(25)だ。 185センチ、140キロ。自身を体格で上回る193センチ、159キロの輝をもろ差しから吊り上げたから、オドロキだ。霧馬山は今年9月...
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<8>親子2代の大関 スポーツ記者も芸能記者も集まってすごい数に…
今回は私の大関時代のことや先代増位山のことをお話しします。 私の同期は(同じ三保ケ関部屋の)北の湖さんで1967年1月場所で一緒に初土俵を踏みました。北の湖さんが横綱になったのは74年の9月場所。私はその時は小結で、大関にな...
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誓約書の効果? 横綱・白鵬が引退会見でようやく「師匠への感謝」語った今さら感
師匠も横で面食らっていたのではないか。 1日に国技館で行われた横綱白鵬(36)の引退会見。白鵬が何度も口にしたのが、師匠の宮城野親方(元前頭竹葉山)への感謝だ。 「今、私があるのは宮城野親方、師匠が(入門時に)声をかけ...
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白鵬“誓約書付き”「間垣」襲名承認で露呈した嫌われぶり 協会は“第2の貴乃花”化を大警戒
すんなり――とはいかなかった。 30日、相撲協会の理事会が行われ、横綱白鵬(36)の引退が受理されると同時に「間垣」の襲名も承認された。 ■異例の誓約書サイン付き 前日の年寄資格審査委員会では反対意見が続出。過...
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引退白鵬が描く20億円「日本橋部屋」の全容 設計は“新国立”の世界的建築家に…
日本相撲協会に現役引退届を提出した横綱白鵬(36)が、水面下で早くも独立に向けた準備を進めているという。 2019年9月に日本国籍を取得した白鵬は、今年5月に年寄名跡「間垣」も取得済み。正式襲名は2度の年寄資格審査委員会と理...
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うぬぼれ、自画自賛、場所を私物化…横綱白鵬は安倍晋三そっくりだ
白鵬が引退するらしい。ホントかな? 当初、部屋を取材すると親方は何も答えなかったそうだ。そらそうだろう。白鵬が親方に自分の身の振り方を相談したという話は聞いたことがない。「来場所に進退を懸けるつもりで臨む」と親方が言ったら弟...
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横綱・白鵬“電撃引退”の全舞台裏と親方への試練 運命を握る2度目の「年寄資格審査委員会」
これほど賛否のある横綱も過去にいなかったのではないか。 27日、相撲協会に引退届を提出した横綱白鵬(36)。歴代最多の優勝45回をはじめ、さまざまな記録を塗り替えた一方で、物議を醸した言動は枚挙にいとまがない。 土俵...
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照ノ富士が史上9人目の新横綱V!「対応力」を支えた伊勢ケ浜部屋の稽古環境
新横綱として最高の一歩を踏み出した。 横綱照ノ富士(29)が26日、13勝2敗で自身5度目の賜杯を手にした。3敗で横綱を追う妙義龍が明生に敗北。この時点で土俵下に控えていた照ノ富士の優勝が決定し、結びでも大関正代を難なく退け...
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最強横綱・白鵬ついに引退決意…「一代年寄」望むも品格ゼロで“襲名NO”か
大相撲の第69代横綱・白鵬(36)が現役を引退する方向であることが27日、分かった。 白鵬は、右膝の手術の影響などで休場が続き、昨年11月場所後に横綱審議委員会から「休場があまりにも多い」として「引退勧告」の次に重い「注意」...
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新横綱・照ノ富士が痛恨の2敗目…「長い相撲」が爆弾抱えるヒザにダメージ
15日間は、長い。 23日、横綱照ノ富士(29)が2つ目の黒星を喫した。立ち合いで明生に押されて深い右下手を許すと、腰高の体勢に。小手投げで振るも通用せず、下手投げで敗れた。 「明生は左四つの力士。照ノ富士も左差し、あ...
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勇めや豊昇龍!オジキはあの朝青龍「だから」と「なのに」の重荷に負けず
前頭筆頭の豊昇龍が将来有望らしい。4日目の貴景勝戦など、あと一歩というところまで押し込んで突き落とされた。負けたのがよほど悔しかったのか、土俵に一礼しなかったのを行司に注意されてもう一度土俵に上がり、不承不承少しうなずいて花道を引き...
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照ノ富士もビックリ! 業師・宇良が初の結びで見せた「執念のブリッジ」
何という勝負根性か。 平幕の宇良(29)が21日、自身初の結びの一番で魅せた。 相手は横綱照ノ富士。立ち合いから低い姿勢で攻めるも、そこは動じない横綱。宇良は右腕をアームロックばりにきめられながら半身の状態で肩透かし...
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照ノ富士が大栄翔に初金星献上も「有意義な1敗」 “王道相撲”が土俵レベルを引き上げる
無念の初金星献上となってしまった。 新横綱・照ノ富士(29)が20日、大栄翔に敗れ今場所初黒星。立ち合いから右のおっつけで左のまわしを取らせてもらえず、突き押しに苦戦。前に前に突き進む平幕を止められず、寄り切られた。 ...
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照ノ富士ただひとり全勝キープも…新横綱&白鵬休場で“爆弾”の両膝にさらなる重圧
「落ち着いていこうと思っていた。これからも一日一番、集中してやっていくだけ」 17日、相撲巧者の若隆景(26)をきめ出しで下した横綱照ノ富士(29)は、この日の取組を淡々と振り返った。ここまで無敗だった千代の国が敗れたため、幕...
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照ノ富士が霧馬山の工夫を粉砕! 最大の武器はモンゴル力士らしからぬ「鋼のメンタル」
まさに「動かざること山の如し」である。 初日から5連勝と快進撃を続ける横綱照ノ富士(29)。16日もモンゴルの後輩、霧馬山の挑戦を退けた。 照ノ富士の得意の型は右差し左上手。当然、対戦相手は横綱にこの体勢をつくらせま...
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新横綱・照ノ富士は両ヒザに“爆弾”抱えるも…綱を「細く長く」張り続けなければいけない事情
「怖いのは突発的なケガだけです」とはある親方。 14日も隆の勝を下し、初日から3連勝の新横綱照ノ富士(29)に関し、「知っての通り、照ノ富士は両ヒザに爆弾を抱えている。前に出て攻めているぶんにはいいんです。相手に押されて後退、...
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新横綱・照ノ富士が“英雄・朝青龍の甥っ子”豊昇龍に見せつけた力量差
いずれこの2人が賜杯を争うことになるのか。 13日、新横綱照ノ富士(29)は朝青龍の甥っ子、豊昇龍(22)と対戦。立ち合いで当たってから右に動いた若手にも慌てず、左上手を取ってからの寄り倒し。自身の大先輩にしてモンゴルの英雄...
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大関が“初日から全コケ”は今や日常茶飯事 新横綱でV狙う照ノ富士も安堵
今や大関が初日から揃ってコケるのは波乱でも何でもない。9月場所もそんな当たり前の展開で幕を開けた。 12日の初日、正代(29)は新進気鋭の豊昇龍と対戦。元横綱朝青龍の甥っ子を、立ち合いから一気に土俵際まで追い込んだ。 ...
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照ノ富士を苦しめる「3つの重圧」…9月場所V候補筆頭も新横綱での優勝は過去4人のみ
新横綱照ノ富士(29)の晴れ舞台となる9月場所。初日は逸ノ城、2日目は元横綱朝青龍の甥である豊昇龍と対戦する。実力を考えればV候補の筆頭だが、新横綱で優勝した力士は過去4人しかいない。 大相撲が年6場所制になった1958年以...
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白鵬の9月場所休場は大誤算だった? 宮城野部屋コロナ禍で「狂った歯車」
横綱白鵬(36)にとって、今場所の休場は「棚ボタじゃないか」という声がある。 近年は体のケア優先で出場と休場の繰り返し。先場所は皆勤して自身45度目の優勝をしたこともあり、角界内でも「9月場所は休むつもりだろう」と言われてい...
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大相撲9月場所は有観客の“ほぼ通常開催”だが…巡業・出稽古「解禁」いまだ出口見えず
「withコロナ」といっても限界がある。 12日から始まる大相撲9月場所は、両国国技館の最大収容人数の半分を上限に有観客で行われる。 昨年3月場所は新型コロナが国内で流行したばかりとあり、無念の初無観客開催。当時から考...
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“いるだけ大関”正代の存在価値 チンタラ合同稽古に別一門の親方「なめてんのか」と喝!
こんな力士に「優勝しろ」とか「さらに上を目指せ」などと言う方が気の毒だ。 23日から26日まで行われた大相撲の合同稽古。後半2日間には横綱白鵬が顔を見せるなどしたが、初日以降、ふっつり姿を見せなくなったのが大関正代(29)だ...
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新横綱・照ノ富士が奉納土俵入り「不知火型=短命」の迷信を払拭する根拠
どれだけ長く綱を張れるのか。 24日、明治神宮で奉納土俵入りを行った照ノ富士(29)。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)から伝授された不知火型を披露した。 昨年7月場所から3度賜杯を掴み、先場所も14勝1敗で優勝次点...
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白鵬の五輪無断観戦は完全アウト! 焦点は協会が下す「処分の内容」だ
キャバクラ通いはダメで五輪観戦はOK――のはずがない。 五輪の柔道会場に行ったことが物議を醸している横綱白鵬(36)。男子73キロ級の大野将平と話し込み、一緒に写真を撮るなど五輪を満喫した様子だった。 これを知った芝...
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ライバル不在が招く白鵬の“永世横綱” 土俵のレベルダウンが名古屋場所でもハッキリ
自称「大横綱」の笑いが止まらない。 19日、優勝一夜明け会見で喜びを口にした白鵬(36)。 「場所前は引退の2文字が近づいていたので、今まで以上に自分を奮い立たせた」と話し、今後の進退については「それは僕が考えることじ...
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白鵬45回目Vで現役続行示唆も品格ゼロ! 相撲協会激怒で親方株「継承不認可」が急浮上
まるで他の格闘技から技を引っ張ってきたかのような内容だった。 横綱白鵬(36)が史上最多の45回目の優勝。千秋楽は綱とりをほぼ確定させた大関照ノ富士と全勝同士の相星決戦となった。 ■仁王立ちでバチバチ 2017...