熱中症
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残暑の「脱水」には要注意…心筋梗塞や脳卒中のリスクが高くなる
8月も残りわずかとなり、朝晩はだいぶ過ごしやすくなってきた。とはいえ、日中の暑さはまだまだ続いているから、気を抜くことなく「脱水」に注意する必要がある。循環器専門医で東邦大学名誉教授の東丸貴信氏に聞いた。 心筋梗塞や脳卒中の...
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酷暑対策としてアイススラリーに注目 甲子園ベンチ裏にも常備、シャーベット状飲料のスゴい効果
昨年に続く災害級の酷暑で、日本列島が沸騰している。熊本・甲佐町では、最高気温が35度以上となる猛暑日の国内最長記録を更新した。猛暑日の連続記録は各地で相次ぎ、熱中症警戒アラートは全国規模で点滅する。そんな中、熱中症対策として注目され...
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「冷房を効かせて!」公務員が酷暑で悲痛な訴え…室温28度原則&残業はエアコンNGの時代錯誤
「少しは涼しくなってくれ」と誰もが願うのだが、照りつける日差しは相変わらずだ……。 今年は記録的な猛暑となっている。5日も東京では最高気温が35度を記録し、猛暑日になった。全国的に危険な暑さが広がり、気象庁の観測地点914のう...
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加熱実験でわかった猛暑で高齢者の心臓病が悪化するメカニズム
全国的に猛暑が続いています。雨が多く湿度も高いこの時期には、熱中症の危険性が高まることが知られています。また猛暑の時期には、心臓病で亡くなる人が多いことが以前から報告されています。その原因の多くは、心臓を栄養する血管が狭くなったり、...
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現役世代も熱中症には要注意! “隠れ脱水”の放置がピンチを招く
栃木県佐野市で最高気温41度を記録した29日、関東や静岡の6カ所で最高気温が40度以上になった。全国914の観測点のうち255地点は同35度以上の猛暑日で、各地で今年最も暑い日だったことから、熱中症で倒れる人も相次いだ。一般に熱中症...
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熱中症は認知機能低下を進める恐れあり…暑すぎるときは手浴・足浴が役立つ
連日、ひどい暑さですね。かつては冬が、高齢者にとって最も体への負担が大きく、乗り切るのが大変な季節でした。しかし今は、夏が最も大変。健康に夏を乗り切るために、特に脱水には気をつけてください。 脱水で熱中症になると、一時的とは...
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「夏の不眠」解決策の1つに薬の見直しを…5割超のエアコン節約派は考えるべき
寝苦しい夏は、まだまだ続く。そんな猛暑に快眠を得るにはエアコンが必須だが、エアコン所有者でも朝までつけたままの人はおよそ半数にとどまる。昭和世代に残る「エアコン=体に悪い」という誤解が影響しているのかもしれない。不眠を感じる中高年は...
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熟睡のためのエアコン使用法「3つの誤り」を正す この夏も災害級の暑さに
日本列島は、最高気温が35度以上になる猛暑日が続いている。7日は、全国914観測地点のうち今年最多の244地点で、30度以上の真夏日は612地点に上った。中でも静岡は体温を超える40度を記録した。昨年に続く災害級の暑さで困るのが、寝...
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認知症の人は暑さを感じにくい…熱中症対策で注意すべきポイントは?
今の時期、在宅介護で気を付けたいのが「熱中症」です。総務省消防庁によると、昨年夏に熱中症で救急搬送された人の数は9万人を超え、そのうち半数以上は65歳以上の高齢者と発表されています。熱中症と聞くと、炎天下でのスポーツなど屋外で発生す...
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【熱中症死者1500人時代】それでもなぜ老人は夏場に厚着するのか「5つの仮説」を検証する
もはや35度以上の「猛暑日」ぐらいでは驚かない。40度に迫る「災害級の暑さ」が続いている。それでも「窓を開ければ涼しい」と平気で言う高齢者もいる。「年齢」と「体温調節機能」には関連性があり、10年前の自分とは違うことを自覚しよう。 ...
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塩分の摂取タイミングと熱中症の関連性…夏場の補給は実は逆効果?
屋外で働く方にとって、熱中症は深刻な労働災害のひとつです。熱中症の予防には、健康管理だけでなく、業務環境の改善が不可欠でしょう。また、高温環境では大量の汗とともに塩分(主にナトリウム)も失われるため、水分以外に塩分の補給も重要です。...
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夏に暑さでやられないため今すぐ始めるべきこと…東京五輪出場選手が実践
総務省のデータでは、熱中症による救急搬送者は7月に急増する。最新研究を含む暑さ対策の必須知識を、立命館大学スポーツ健康科学研究科の後藤一成教授に聞いた。 一年の中で最も平均気温が高くなるのが8月だ。しかし救急搬送者数は7月の...
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水分補給はしっかりしていているのに熱中症に…正しい対策は?
水分補給が熱中症対策で重要と知っている一方、「正しい水分補給」ができている人は多くない。暑さに体が慣れていない今、それほどの気温上昇でなくても熱中症を起こす可能性がある。「熱中症からいのちを守る」を出版した横浜市東部病院患者支援セン...
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地球温暖化を抑えられなければ熱中症患者が激増する?
地球規模の気候変動は、人の健康状態にも大きな影響を及ぼす可能性があります。とりわけ、気温の上昇に伴う熱中症のリスク増加は、気候変動による差し迫った健康問題と言えましょう。 熱中症は、倦怠(けんたい)感、頭痛、めまい、吐き気な...
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初夏だからこそ気をつけたい糖尿病の熱中症…暑熱順化が不十分
地球温暖化のせいか、年々暑くなるのが早くなっていると感じる人も多いのではないか。今年も4月15日に新潟県三条市の最高気温が4月としては観測史上1位となる32.5度を記録。本州としては今年初めて気温が30度以上の真夏日となった。その後...
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これが高校球児たちの科学的(!)熱中症対策 甲子園V慶応は県大会から発症者ほぼゼロ
夏の高校野球は、107年ぶりの慶応(神奈川)の優勝で幕を閉じた。慶応をめぐっては、その快進撃だけでなく、熱中症対策をはじめとするハイテクぶりも話題だ。一般の人も応用できる球児の科学的! 熱中症対策を紹介しよう。 【写真】この記...
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恐いのは熱中症だけじゃない! 酷暑による「認知機能の低下」を米NY大の研究チームが発表
うだるような暑さはまだ続きそうだ。 ■9月も猛烈な残暑 気象情報総合サイト「ウェザーニュース」によると、今週金曜日に9月に入るが、月が替わっても猛烈な残暑が続くという。要因の一つは太平洋高気圧の強まりで、もう一つは本州...
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熱中症を引き起こす「暑さ負債」って何だ? 記録的な猛暑が体にダメージを与える
この暑さはいつまで続くのか。11日も日本列島は全国的に厳しい暑さとなった。都心は今年18回目の猛暑日となり、年間の過去最多記録を更新した。 熱中症患者も続出している。いま注目されているのが「暑さ負債」というフレーズだ。時事通...
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熱中症対策の「正しい水分補給法」 絶対に押さえたい8つのポイント
さすがに今、熱中症対策を行っていない人はいないだろう。それでも熱中症で救急搬送される人がいるということは、対策が間違っているのかもしれない。 記者の周辺でも熱中症が続出している。 「スポーツドリンクを片手にコンサートへ...
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現役世代の熱中症発症は「水分補給と食事」2つの誤りから…救急搬送約1.2万人のうち34%
「のどが渇いていなくてもこまめに水分補給をしましょう」――。歴史的な猛暑を受け、テレビのニュース番組や天気予報コーナーでは、このフレーズが決まり文句になっている。体温を超えるような暑さを前に水分補給をガマンする人はいないのに、脱水によ...
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「オレは夏風邪か夏バテ…」の勘違いで高まる脱水リスク…7月は熱中症搬送者数が急増!
日本列島を覆い尽くす災害級の暑さで、体調を崩す人が相次いでいる。その典型が熱中症で、暑さに弱い高齢者を中心に命を落とすケースも珍しくない。しかし、夏風邪か、夏バテかと勘違いしている人に、実は熱中症予備群の恐れがあるという。 ...
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猛暑で参ってしまった…東洋医学における夏バテ対策は?
夏バテの症状としては、「体がだるい」「食欲がない」「疲れやすい」「寝不足」など。夏の暑さそのものも原因ですが、さらには、エアコンの効いた涼しい部屋と、暑い屋外との気温差のために体温調節がうまくいかなくなり、自律神経が乱れ体調を崩し疲...
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絶対に熱中症にならないために…こまめな水分補給にプラスしたい「3つのポイント」
猛烈な暑さだ。熱中症で救急搬送される人は、かなりの数にのぼる。熱中症で倒れないために、いま私たちは何をすべきか。 ■若者が熱中症で重篤化する理由 連日のようにニュースで熱中症が取り上げられ、「こまめな水分補給を」と専...
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エアコン嫌いな高齢者の熱中症対策 扇風機の単独使用は危険だ
歴史的な猛暑が続いている。過去5年間、高齢者を中心に、毎年1000人を超える人が熱中症で亡くなっている。今年は、更に増えそうだ。いかにして、猛暑から我が身を守るか、本稿で論じたい。 熱中症対策の基本は、水分を補充し、クーラー...
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「室内で熱中症」を呼び込む3つの誤解…連日猛暑で救急搬送急増、全体の5割にのぼる
異常な暑さが日本列島を包み込んでいる。最高気温が35度以上の猛暑日は今月16日、全914観測地点のうち157カ所で記録。この日から3日連続で猛暑日の観測地点数は3ケタに上った。30度以上の真夏日は翌17日、全国の7割超の646カ所で...
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猛暑で首や肩こりが悪化するなら熱中症対策に要注意…盲点は「保温」にあり
12日には東京・八王子で今年の全国最高気温となる39度を記録するなど、関東地方の広いエリアで35度以上の猛暑日となった。この3連休は、関東から九州にかけてさらに猛暑日エリアが広がる見込みで、熱中症に要注意だ。厳しい暑さが続く中、より...
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ピークはこれから、恐ろしい 「熱中症」を防ぐには「プール熱中症」にも要注意!
今夏は例年以上の猛暑が予想されており、全国各地で35℃を超える猛暑日が続いている。例年以上に「熱中症」患者が急増している。それだけに「熱中症」にならないよう正しい知識を身につけ、しっかりとした対策を今から考えておきたいものである。 ...
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「熱中症」 絶対押さえたい対策法 梅雨の合間や明けがハイリスク
「梅雨の合間や梅雨明けは熱中症のリスクが非常に高い。しっかり対策を講じるべき」 こう言うのは、「いのちを守る水分補給 熱中症・脱水症はこうして防ぐ」などの著書がある神奈川県済生会横浜市東部病院患者支援センター長・栄養部部長の谷...
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疲れと強い日差しにやられて声が…歌手の辛島美登里さん熱中症を振り返る
今年の夏、「熱中症」で声がまったく出なくなりました。内緒話みたいな声しか出なくて、しかもそれが長引いて1カ月たって、ようやくなんとか歌える声が戻りました。 じつは熱中症を認識したのは今年が初めてではありません。4年前にも痛い...
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「水分の取り過ぎ」で体調を崩すケースも 在宅高齢者は注意
お盆が過ぎたというのに連日、暑い日が続いている。熱中症で救急搬送される人数もうなぎ上りで、総務省消防庁がまとめた令和4年8月15~21日の全国集計数は3338人。昨年同期の1685人から倍増している。年齢区分で目立つのは65歳以上の...