高校野球
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高校野球「クーリングタイム」直後に足をつる選手続出…《炎天下でやって、強制的に冷やして体に悪そう》
夏の甲子園での暑さ対策として今大会から導入された「クーリングタイム」をめぐって、SNSでは高校野球を場として「甲子園球場である必要性」を問う議論が巻き起こっている。 クーリングタイムは5回終了後に10分間設けられ、選手はクー...
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日大山形の荒木準也監督が明かす 2年のブランクと“請け負い監督”の苦労
プロ注目の二刀流・武田陸玖(3年)擁する山形中央を決勝で撃破、粘り強い野球で2年ぶり19回目の甲子園出場を果たした日大山形。指揮を執る荒木準也監督(51)は同校OBの事務職員。8日の初戦でおかやま山陽に敗れたものの、監督に就任した経...
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春夏通じ初出場「東京学館新潟」が新潟“3強”の牙城を崩した秘密 旅川佑介監督に聞いた
9日に登場する東京学館新潟は、春夏通じて甲子園初出場の私立校。新潟県は日本文理、中越、新潟明訓の3強時代が続き、2009年以降に聖地の土を踏んだのは、この3校以外では11年センバツ21世紀枠の佐渡だけである。創部40年目にしてついに...
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仰天の常総学院監督カムバックから読み解く「木内幸男マジック」の秘密
甲子園の最中なので、前回に掲載できなかった常総学院元監督の木内幸男さんの話をします。 「木内さんは絶対、また監督に戻ってくる」 私が常総学院の監督をしていた間、周囲の人たちの10人中8人はこんな予想をしていました。繰り...
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岐阜・大垣日大“仏”の阪口慶三監督を直撃! 79歳でも高校球児を指導し続けるワケは?
8日に登場する大垣日大は5年ぶり6度目の夏の甲子園。2005年から指揮を執る阪口慶三監督(79)は前任の東邦(愛知)時代も含めて甲子園通算39勝。今夏は節目となる40勝がかかっていて、達成すれば歴代7位の木内幸男監督(取手二、常総学...
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NHK甲子園中継のブラックジョーク 殺人的猛暑の危険煽りながら球児を美化
6日に開幕した夏の甲子園で、いきなりのアクシデントである。 第1試合の土浦日大(茨城)対上田西(長野)。六回裏の上田西の攻撃が終了した直後、土浦日大の中堅手・香取がグラウンドに倒れ込み、そのまま担架で運ばれたのだ。 【...
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地方大会での波乱続出に2つの理由…夏の甲子園で気になる10校「特A=1校」「A=2校」「B=7校」
今夏は地方大会での波乱が目立った。 今春センバツで優勝した山梨学院(山梨)と準優勝の報徳学園(兵庫)、4強の大阪桐蔭(大阪)が敗退。智弁和歌山が初戦敗退を喫し、明徳義塾(高知)や今春センバツ出場で春の関東大会を制した健大高崎...
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沖縄尚学が5日ぶりに全体練習 台風6号での足止めは「災い転じて」? 今年は有望株ズラリ
澄み渡る青空の下、5日ぶりにナインが白球を追いかけた。 4日、沖縄尚学が兵庫県内の施設で全体練習を行った。比嘉監督や主将の佐野(3年)は3日の抽選会に参加するために先乗りしていたが、本隊は現在も猛威を振るう台風6号の影響で沖...
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8.6開幕! 第105回夏の甲子園「初戦で散る高校・残る高校」恒例の完全予想【対戦表付き】
6日に開幕する夏の甲子園大会の組み合わせ抽選会が昨3日に行われ、初戦の対戦相手が決まった。昨年の大会を制した仙台育英は初日に浦和学院と激突。初戦屈指の好カードとなった。沖縄尚学は台風6号の影響で甲子園入りが遅れていることが考慮され、...
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履正社は投打ともパワーアップ 150km左腕・福田は制球力も改善しセンバツのリベンジ誓う
大阪大会決勝で大阪桐蔭を完封、甲子園に駒を進めた履正社(大阪)が2日、甲子園見学に訪れた。 今春のセンバツは初戦で高知(高知)に2-3で敗退。高知投手陣に8安打を浴びせながら、11残塁の拙攻。高知打線を2安打に抑えた福田、増...
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甲子園出場校の吹奏楽部顧問たちが酷暑に悲鳴「今夏は鉄板で目玉焼きを作れるか実験する」
日本列島は連日、殺人的な暑さが続いている。 7月31日までに環境省が各地で発表した熱中症警戒アラートは計431回。昨年はこの時期までに計339回だったことが、今夏の酷暑を物語っている。 8月6日からは夏の甲子園が始ま...
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共栄学園を初の甲子園に導いた“熱血漢”青年監督の正体 江戸川河川敷からの大躍進!
春夏通じて初の甲子園切符を掴んだ共栄学園(東東京)。 7月30日の東亜学園との決勝戦の勝ち方は鮮やかだった。1点ビハインドの九回2死一、二塁で7番・打野が三塁線へ絶妙なセーフティーバントを決めた。相手のミスも誘って二塁走者が...
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「今夏の甲子園優勝候補はどこ?」ChatGPT、ギャルAIに聞いたら“意外な回答”が
夏の甲子園の出場校全49校が出そろった。 地方大会では智弁和歌山(和歌山)が初戦敗退、あの大阪桐蔭(大阪)は決勝で散るなど、全国各地で甲子園常連校が相次いで波乱の渦に飲み込まれた。夏大会初出場の6校は底力が未知数。優勝候補と...
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甲子園で151キロ右腕・平野大地に求めるもの 千葉大会優勝も決勝では起用せず
おかげさまで、今夏の千葉大会を優勝することができました。日頃からお世話になっている方々や保護者の皆さま、スタンドで応援してくれた方々、補欠のメンバーにも、この場を借りて心よりお礼申し上げます。誠にありがとうございました。 今...
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花巻東・佐々木麟太郎の進路は…本人はプロ志望でも「父親」と「甲子園の実績」がネックに
夏の甲子園大会出場校の甲子園見学会が7月31日、スタートした。 出場49校の中で、花巻東(若手)がトップで登場。2年春以来の出場となる高校通算140本塁打の佐々木麟太郎(3年)は、左打席と一塁の土の感触などを15分ほど確認し...
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夏の甲子園優勝は…高校野球に精通する3氏が徹底予想! この4校が仙台育英の連覇を阻む
全国各地で行われた高校野球の地方大会。30日は2大会で決勝があり、大阪では履正社が3連覇を狙う大阪桐蔭を3-0で破り、全国制覇した2019年以来、4年ぶり5回目の代表切符を手にした。東東京は共栄学園が九回2死から7得点を奪う大逆転劇...
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専大松戸、浦和学院、東海大甲府…甲子園出場校の監督が明かす「夏を制する酷暑対策」
欧州の熱波、北米の山火事や豪雨、そして日本も連日猛暑が続く異常気象……。WMO(世界気象機関)も「地球温暖化の影響で異常気象の頻度は増している。残念だが、これが『新たな日常』となりつつある」と声明を出した。 高校野球も、そん...
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甲子園球場「銀傘拡張構想」ようやく発表…水面下で行われていた阪神電鉄vs高野連の綱引き
必ずしももろ手を挙げて……というわけではないのかもしれない。 甲子園球場を保有する阪神電鉄が28日、球場の内野席上にある銀傘を一、三塁のアルプス席まで拡張する構想を発表した件である。 この構想は6月末、スポーツ報知が...
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慶応vs横浜だけじゃない…甲子園目指す球児とファンを悩ます高校野球「パイア問題」とは?
《球児の努力が台無しに…》《いやいや、運も実力のうちだ》──。第105回全国高校野球選手権記念神奈川大会の決勝で、慶応が昨夏王者の横浜を6対5で下した試合の審判をめぐり、ネット上で賛否が飛び交う事態が今も続いている。 【写真】こ...
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専大松戸が千葉県大会Vもエース平野は登板なし…プロ注目右腕の“直球病”にスカウトやきもき
高校野球の激戦区・千葉県大会を制した専大松戸は春に8強入りしたセンバツに続き、2季連続で聖地に立つ。 習志野との27日の決勝戦は両チーム合わせて27安打の乱打戦だった。先発の梅沢は2回と3分の1を投げ、4失点で降板。マウンド...
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横浜が世紀の誤審疑惑で慶応に大逆転負け…甲子園と地方決勝だけでも高校野球「リプレー検証」を
「高校野球にもリプレイ検証を導入してあげてください」 SNSでこう訴えたのは、タレントで歌手、そして横浜高の野球部OBでもある上地雄輔(44)だ。昨26日、高校野球神奈川大会決勝が横浜スタジアムで行われ、母校・横浜と慶応の対戦...
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開星高“ヤクザ監督”再任から4年目、71歳の現在地…島根予選ベスト8負け「私の実力不足」
「完全に、私の指導力不足でしたわ……」 全国高校野球選手権 島根大会。さる22日の準々決勝で立正大淞南に3-6で敗れ、こう言って肩を落としたのが開星高の野々村直通監督(71)だ。 監督として春夏の計10回の甲子園出場歴...
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常総学院の故・木内幸男監督との思い出 引退パーティー後の監督カムバック就任には思うところも
公立高の竜ケ崎一、藤代を経て2003年、私は春と夏の甲子園で全国制覇の実績を持つ常総学院(茨城)の監督に就任しました。 それまで指揮を執っていた木内幸男さんは名将中の名将。後任者は苦労するだろうから、何年か「中継ぎ登板」をし...
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大阪桐蔭・前田悠伍この夏初マウンドで2被弾…巨人は熱視線もエース左腕へのプロ評価揺れる
大阪桐蔭の最速148キロのエース左腕・前田悠伍(3年)が今夏初めてマウンドに立った。 24日の大阪大会4回戦、強豪・東海大大阪仰星戦に先発。公式戦では敗れた今春のセンバツ準決勝・報徳学園(兵庫)戦以来のマウンドとなり、12球...
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智弁和歌山、明徳義塾…相次ぐ波乱「甲子園常連校」早期敗退にプロスカウトにんまりのワケ
この状況にプロのスカウトたちは、ほくそ笑んでいるに違いない。 今夏の高校野球地方大会は全国各地で波乱が起きている。 初戦で散った智弁和歌山(和歌山)を筆頭に、明徳義塾(高知)、報徳学園(兵庫)、高松商(香川)、山梨学...
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高校時代はガリガリだった左腕に成瀬善久の投げ方を教えたら、4年後にドラフト上位候補に
今月上旬、神奈川・平塚で行われた侍ジャパン大学代表の直前合宿に行ってきた。 かつて臨時コーチを務めた教え子を激励するためで、まずはドラフト上位候補に成長した桐蔭横浜大の最速153キロ左腕・古謝樹(湘南学院高)に声を掛けた。 ...
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夏大会の勝敗だけじゃない! プロが見ている高校球児の“評価ポイント”をスカウトが伝授
全国各地で開催中の高校野球地方大会。今日も各球団スカウトがネット裏からリストアップした有望選手に熱視線を送っている。 球児にとってもアピールの場になっているわけだが、よほど名の売れた選手でもない限り、スカウト部長クラスが視察...
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プロ11球団が熱視線! 専大松戸「最速151キロ右腕」平野大地“掛け値なし”の評価と課題
高校野球界の激戦区・千葉。19日の5回戦で幕張総合を下し、準々決勝に駒を進めたのが専大松戸だ。この日は今秋ドラフト候補の最速151キロ右腕・平野大地が9回5安打2失点で試合をまとめた。目標はプロ一本という平野は、「暑かったけど、相手...
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高校野球の激戦区千葉で16強! 「光英VERITAS」快進撃の秘密を監督に聞いた
各地で開催中の高校野球地方大会。千葉県でじわじわと存在感を強めているのが光英VERITAS高校だ。 読み方は「コウエイヴェリタス」。16日は古豪・君津商との延長戦を競り勝ち、5回戦に駒を進めた。 学校名に馴染がない向...
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名将常総学院の故・木内幸男監督を語ろう 私が公立高教員から“職業監督”に転身した真意
実のところ、私は野球が好きなのかどうか自分でも分かりません。好きじゃないとこんな年までやってない? 確かに、それもそうかもしれません(笑)。でも、今まで2度、本気で辞めようと思ったことがある。 1度目は48歳で竜ケ崎一から藤...