高校野球
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聖隷クリストファーがセンバツに落選した理由はコレじゃないか?
静岡県浜松市にある聖隷クリストファー高校の野球部が秋の東海大会で決勝戦まで進出したのにセンバツ甲子園に選ばれず、準決勝で敗退した岐阜の大垣日大を選んだ理由を聞かれた高野連の選考委員が「聖隷クリストファーより大垣日大の方が個々の力が上...
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センバツが抱える矛盾と限界…聖隷クリストファー落選の不可解選考に名将も「NO!」
「ちょっとこれは……かわいそうで言葉が出ませんね」 こう話すのは智弁和歌山の高嶋仁名誉監督だ。 1月28日に発表された今春のセンバツ出場校。昨秋の東海大会準Vの聖隷クリストファー(静岡)が落選したことについて、高野連の...
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山崎裕之氏 最初で最後の聖地マウンドは「緊張しっぱなし」【プロ野球OBが語る春のセンバツ】
現役通算2081安打の安打製造機。そんな山崎氏は上尾高校時代、1度だけ甲子園のマウンドに立ったことがある。1963年春、東邦(愛知)との2回戦。山崎氏は2年生だった。 「あの当時、1つ上に勅使河原さんという左腕エースがいて、私...
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秦真司氏 前年秋から実戦なしで挑んだ苦い思い出【プロ野球OBが語る春のセンバツ】
前年秋、四国大会で優勝。明治神宮大会は優勝した東海大三(長野)に2-3で競り負けて準優勝。島田茂(元ロッテ)と秦真司の大型バッテリーは評判が高く、チーム打率は出場校中、最も高い.372。「うず潮打線」といわれ、センバツは優勝候補にも...
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飯田哲也氏 甲子園の魔物が牙を…新湊旋風に飲み込まれた春【プロ野球OBが語る春のセンバツ】
1986年に春夏の甲子園に出場。当時は「東の横綱」と呼ばれ、優勝候補の一角だった。その扇の要となる捕手を務めていたのが飯田氏だ。初戦の洲本(兵庫)戦は1イニングに3刺殺とアウトすべてを奪い、5番打者としてホームランも記録。8-0で洲...
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橋本清氏 「逆転のPL」が本領を発揮した1987年の準決勝【プロ野球OBが語る春のセンバツ】
1987年センバツで5年ぶり3度目の優勝を飾り、同年春夏連覇を達成した。野手は立浪和義、片岡篤史、投手は野村弘樹、橋本清、岩崎充宏が投手3本柱を担い、歴代屈指の好チームを形成した。同大会で“胴上げ投手”となり、同年ドラフト1位で巨人...
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センバツ本命・大阪桐蔭を脅かす新鋭校 ダークホースは山梨学院
3月18日に開幕するセンバツ出場32校が28日、決まった。全出場校の戦力を把握しているわけではないが、注目校を挙げてみた。 ■センバツ展望 昨秋の関東大会で準優勝だった山梨学院の臨時コーチを昨年まで務めており、センバツ...
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母校・横浜高は強くなったのか? 昨夏は甲子園出場、昨秋はコロナ時代
横浜高に臨時コーチとして行くようになった。母校だけに、あまり言いたくないが、ゲンダイの要望で触れることにする。 昨夏の神奈川大会は、春のセンバツ甲子園を制した東海大相模が、新型コロナウイルス感染の影響で辞退したこともあり、甲...
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国学院久我山は「イチローの指導がセンバツでは糧に」 高校野球雑誌の元編集長が分析
昨年の11月下旬から12月にかけて甲子園を目指す3校の野球部を指導したのがイチロー(48=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)だ。 一昨年に教えた智弁和歌山(和歌山)が、昨夏の甲子園で優勝。ナインはイチローの「ちゃん...
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花巻東・佐々木麟太郎“争奪戦”に新展開! 左の大砲狙う巨人が参入しさらに激化
阪神が花巻東(岩手)の佐々木麟太郎内野手(1年)にスカウトを張り付かせるという。5日には「日本ハムが密着マーク」とスポーツ紙が一斉に報じていた。 【写真】この記事の関連写真を見る(08枚) 183センチ、117キロの巨...
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暴言疑惑の横浜高・平田前監督 野球YouTuberから高校球界復帰を模索中
横浜高の前監督・平田徹氏(38)は今、野球人口減少に歯止めをかけるべく、禊の日々を送っている。 現在は教え子が経営する人材派遣会社に所属し、岐阜県を中心に子どもたちに技術指導をしたり、その動画を教え子が運営するYouTube...
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2021年野球界を振り返り…「怪物」松坂大輔の引退セレモニーに物申す
2021年もあと1週間弱。印象に残るニュースを振り返ってみた。 まず春のセンバツ甲子園の1回戦、東海大相模(神奈川)の先発は、絶対的左腕エースの石田ではなく、右の石川だった。相手の東海大甲府(山梨)陣営をまんまとあざむき、3...
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精力的なイチロー先生「プロ指導」の実現度は? 侍J栗山新監督が熱烈ラブコール
神出鬼没のイチロー先生、今度は四国の香川県に現れた。 マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(48)が12日、高松市のレクザムスタジアムを訪れ、春・夏の甲子園で2度ずつの優勝を誇り、今夏の甲子園で大正...
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イチローさんには高校野球の監督・コーチを指導してほしい
元メジャーリーガーのイチローさんが最近、あちこちで露出しまくっている。 秋の東京を制した国学院久我山、県で8強の壁を破りたいという千葉明徳でそれぞれ指導したことがニュースになった。 千葉明徳では牽制の帰塁の仕方、盗塁...
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来春センバツ甲子園の主役候補「スーパ高校1年生」3人の強みと弱み
大阪桐蔭(近畿・大阪)が制した明治神宮大会は、花巻東(東北・岩手)の佐々木麟太郎内野手が2本塁打を含む10打数6安打9打点と大暴れ。高校通算本塁打を「49」に伸ばすなど、1年生の台頭が目立った。出場が確実視される来春のセンバツ甲子園...
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イチロー先生には指導依頼が殺到中 弱小校には行かないの? 年内あと1校訪問予定
マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(48)が3日、千葉明徳で指導を行った。 きっかけは昨年、同校の福中理事長から「夏の(千葉)大会ベスト8の壁を越えたい。選手としてもうまくなりたい。さらには人間と...
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“イチロー効果”で国学院久我山もセンバツVあるか?昨年指導した智弁和歌山は21年ぶり全国制覇
イチロー“先生”が東京にやって来た。 マリナーズの会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏(48)が29日、今秋の東京大会を制し、来春のセンバツ出場が確実な国学院久我山を訪れ、昨年12月の智弁和歌山に続く、自身2校...
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花巻東・佐々木麟太郎がドラ1選手になるには「117キロ→105キロ」まで減量すべき
イキのいい1年生が現れた。花巻東(東北・岩手)佐々木監督の長男・麟太郎が明治神宮大会3試合で2本塁打を放ち、高校通算49号というハイペースで1年目の公式戦を終えた。 【写真】この記事の関連写真を見る(08枚) 広陵(中...
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大阪桐蔭・松尾汐恩にプロスカウト垂涎! 来秋ドラ1有望「打てる捕手」につく値段
大阪桐蔭(近畿・大阪)が25日、広陵(中国・広島)との決勝で18安打11得点の猛攻。11-7で大会初優勝を飾った。西谷監督は「なかなか取れないタイトル。今年のチームがしっかり乗り越えてくれてうれしい。(部員)41人の勝利」と振り返っ...
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花巻東の怪物1年生・佐々木麟太郎 規格外の活躍が突きつける高校野球の旧態依然な指導体制
これが本当に16歳なのか。 ■明治神宮大会2本目の49号 花巻東(岩手)の「怪物1年生」佐々木麟太郎が、23日の明治神宮大会準決勝でも大暴れ。敗れたものの、広陵(広島)相手に今大会2発目となる高校通算49号スリーランを...
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花巻東1年・佐々木麟太郎が超ハイペースで本塁打量産 東北の新怪物は「すでに清宮超え」の評価
高校球界に新たな怪物が現れた。 大谷翔平の母校、岩手・花巻東高1年の佐々木麟太郎(16)のことだ。20日、明治神宮野球大会の国学院久我山戦で全国デビュー。東北大会中に負った左すねの疲労骨折が癒えないまま「3番・一塁」で先発出...
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ドラフト1位候補・小園健太(市和歌山)がプロで使える武器
11日のドラフト会議を前に高校生の注目選手を挙げてみた。 上位候補は投手ばかりだ。まずは市和歌山・小園健太。直球の最速は152キロで、カーブ、スライダー、ツーシーム、カットボール、チェンジアップといった変化球全てでストライク...
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カットボールが高校野球では危険な球種になってしまう理由
先月いっぱいで山梨学院での臨時コーチの契約が終了した。 現在は古巣・横浜(神奈川)のグラウンドに顔を出して指導している。その横浜が10日、「神奈川県秋季大会の出場を辞退する」と発表した。理由は野球部内で複数人の新型コロナウイ...
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“甘ちゃん”阪神「規定違反」のツケ!自業自得のドラフト戦略見直し、厳重注意の天理より度し難い
日本高校野球連盟(高野連)が15日、緊急オンライン会見を開いた。 事の発端は、14日の日刊ゲンダイの記事だ。阪神のスカウトが、来月に控えたドラフトで複数球団が1位候補にリストアップする天理高(奈良)の達孝太投手と7日に面談。...
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ワイセツ行為された球児は50人以上 再逮捕された甲子園出場校コーチの卑劣手口
「教え子であればバレないと思った」 甲子園に出場したこともある強豪校の野球部コーチが、指導者の立場を悪用して口にするのもはばかられる卑猥行為を繰り返していた。 男子野球部員に対する強制わいせつ罪で起訴されていた大阪市の...
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智弁和歌山が最少4勝で夏優勝 後押ししたのは「投高打低」と「コロナ禍」だった
去る8月29日に決勝が行われた夏の甲子園は、智弁和歌山が智弁学園(奈良)との兄弟対決を制し、幕を閉じた。 1番の宮坂、4番の徳丸を中心とした打線、エースの中西ら安定した投手力で、総合力の勝利だったが、「コロナ禍」の後押しも大...
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智弁和歌山は「歓喜の輪」なし 控えめに甲子園V喜ぶ“新様式”にイチロー指導の影響を指摘する声
全国3603校の頂点に立った智弁和歌山のエース・中西聖輝は、最後の打者を三振に仕留めると、グラブと右拳を叩き合わせて控えめに喜びを表現。他のナインらも笑顔を浮かべ、ただちに整列へ向かった。 【写真】この記事の関連写真を見る(4...
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かつて智弁和歌山と智弁学園を指揮した高嶋仁氏が明かす 兄弟校対決への思い、孫の活躍、中谷監督の重圧
史上初となった甲子園の兄弟校決勝戦は“弟”の智弁和歌山が“兄”智弁学園を破り、21年ぶり3度目の夏制覇を果たした。かつてこの2校を指揮し、現在、両校の名誉監督を務める前智弁和歌山監督の高嶋仁氏(75)に話を聞いた。 【写真】こ...
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夏の甲子園ネット裏「怪情報」ホテルの有料放送、中田翔の暴力事件…今年ならではの問題も
「未成年なのに買うな! とも言えないし、まあ仕方ないですよね」 こう苦笑いするのが、東日本から出場した某強豪校の関係者だ。 長雨にたたられ、過去最多となる7度の順延があった今大会。練習もまともにできず、選手は長期間ホテ...
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せっかく見つけた金の卵! 夏の甲子園に出た選手を“訳あり”で猛プッシュした
いや、もう、絶好調も絶好調さ。おまえのことだから、どうせ、ゴルフのことだろうって? とんでもない。オレじゃなくて、オレが担当した選手がようやくモノになりそうなんだ。オレの球団内での評価は間違いなくうなぎ上りさ。 もうひとりく...