高津臣吾
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ヤクルト高津監督続投も《投手陣の整備は絶対条件》…マエケンでも取らなきゃ来季も苦戦必至
4年ぶりの最下位が現実味を増す中、ヤクルトの高津臣吾監督(55)の来季続投が決まった。昨24日、都内で会談した球団幹部から要請を受けて受諾。正式発表された。 すでにヤクルトの2年連続Bクラスが確定しており、最下位を争う中日の...
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ヤクルト高津監督「来季続投発表」の裏にある後任問題…2人いる“幹部候補生”の名前
「2021年の日本一、2022年のリーグ連覇を果たした手腕を高く評価しており、これまでチームをまとめ上げてきた信頼は揺るぎません」 25日に高津臣吾監督(54)の来季続投を発表した、ヤクルトの衣笠剛代表取締役会長CEOオーナー...
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ヤクルト並木秀尊を支えた「人たらし力」 逆転負けを招く後逸“炎上”の失意から見事再起
いまやチームの浮上に欠かせない存在だ。 昨季リーグ2連覇を果たしたヤクルトは開幕ダッシュに失敗。ずるずると順位を下げながら、現在は中日と最下位争いをしている。村上らWBCメンバーが軒並み不振や故障に見舞われ、チーム打率.23...
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名球会入り藤川球児氏…恩師の岡田監督を「生みの親」と礼賛も阪神コーチにならないワケ
「正直、岡田監督の顔を見るとホッとします。『ああ、監督や』と」 去る10日、日米通算245セーブで名球会入りした元阪神の藤川球児氏(42・球団本部付SA=スペシャルアシスタント)が、甲子園でのヤクルト戦の試合前に記念ブレザーを...
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ヤクルト主砲・村上宗隆の復調を手放しでは喜べない燕投手陣崩壊の深刻度
ヤクルトが壮絶な打撃戦を制した。 両軍合わせて11本もの本塁打が乱れ飛んだ5日のDeNA戦。8-9と1点ビハインドの九回2死から8番・長岡のサヨナラ2ランで劇的勝利を飾ったヤクルトは、三回には4番・村上の2試合連続となる4号...
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ヤクルトV3のカギ握る「新守護神」と「秘密兵器」…他球団は指揮官の「胆力」を最大警戒
セ・リーグ開幕前日の30日、ヤクルト・高津臣吾監督(54)が神宮球場で前日会見を行った。「力を合わせて乗り越えて、最後は頂点に立ちたい」とセ・リーグ3連覇を狙うシーズンに向け、自信を見せた。 WBCに出場した村上、山田、中村...
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侍J王座奪還も栗山監督に退任報道 その裏で浮上する後任候補3人…王貞治氏“推し”は?
侍ジャパンが2度目の世界一を達成した2009年大会以来、3大会ぶりにWBC王座奪還へと導いた栗山英樹監督(61)に、米国との激戦の余韻もまだ残るなか、早くも退任報道だ。 日本時間22日午後、決勝後の会見で「今日で監督、終わる...
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ヤクルトのセ3連覇は4年目・奥川恭伸の右肘がカギ 昨季は先発防御率リーグワースト
1990年代の黄金期を超えられるか。リーグ3連覇を狙う今季のヤクルト。史上最年少で三冠王を獲得した村上宗隆を中心とする打線の破壊力にはある程度の計算が立つものの、先発投手陣の底上げが急務となっている。 昨季の先発防御率はリー...
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【特別インタビュー】ヤクルト高津臣吾監督「育てながら勝つ」ための組織マネジメントを語る
「そりゃあ、行きたいと思うでしょう。メジャーは世界の中のトップ。そこを目指すのは当然なのかなと思います。彼の素直な気持ちなんだろうなと受け止めましたね」 2022年シーズン、セ・リーグ連覇を達成したヤクルトの高津臣吾監督(54...
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ヤクルト山田哲人が復活の先制3ラン!短期決戦は「1番」で大活躍、高津監督の起用ズバリ
迷わず、直球を振り切った。 25日の日本シリーズ第3戦、「1番・二塁」で出場したヤクルトの山田哲人(30)が0-0の五回、宮城の内角直球をフルスイング一閃。左翼席に先制3ランを叩き込んだ。山田はお立ち台で「素直にうれしい。真...
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CSでも日本シリーズでも監督は「いつも通り」 根底にあるのは選手への信頼感
短期決戦で大切なことは? 高津臣吾監督に質問したことがある。監督はちょっと考えて、こう答えた。 【写真】この記事の関連写真を見る(26枚) 「全員が“バスに乗ること”かな。優勝という目標に向かってスワローズ号というバスが...
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(4)高津監督のプライドと慧眼「実は勝負の分かれ目は五、六回にやってくる」
リーグ連覇を果たしたヤクルトだが、今年は泣きどころがあった。先発投手陣である。 9月20日の時点で、先発陣の月間防御率は5点を超えた。これには高津監督もシブい表情。 【写真】この記事の関連写真を見る(26枚) 「...
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(3)20歳の長岡を大抜擢 数年後の“黄金時代”見据え若手起用では「あえて二兎を追う」
「プロ野球は目の前の勝利に全力を注ぐべき。でも、僕は選手を育てながら勝ちたいんですよ」 ヤクルトスワローズの高津臣吾監督は、昨季に日本一を達成したあと、「育成と勝利、あえて二兎を追いたい」と目標を立てた。 【写真】この記...
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(2)村上宗隆との邂逅 二軍監督時代に「未来のスワローズの4番はこの男しかいない」と
優勝したヤクルトだが、7月はコロナ陽性による離脱者が相次ぎ、8月に入っても調子が上がらなかった。その危機を救ったのが、村上宗隆(22)だった。 【写真】この記事の関連写真を見る(26枚) 8月、村上のバットは火を噴いた...
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(1)セ連続Vのマネジメント術 高津監督は目先の結果に動じず、長い目で選手を信じた
ヤクルトが25日のDeNA戦(神宮)に勝利し、2年連続9度目のリーグ優勝を決めた。恩師である野村克也氏以来(1992、93年)29年ぶりの連覇を成し遂げた高津臣吾監督(53)は、どのようにしてチームを再び頂点へ導いたのか。高津監督の...
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コロナ感染ヤクルト高津監督の代行に抜擢 松元作戦コーチを歴代監督が絶賛するワケ
セ・リーグの首位を独走しているとはいえ、苦境には違いない。 山田哲人、青木宣親ら主力を含む選手18人、首脳陣やスタッフ9人の計27人が新型コロナウイルスに感染したヤクルト。高津臣吾監督も陽性判定を受け、12日の中日戦から一軍...
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ヤクルトと阪神「2年で大差」のナゼ 一昨年は虎2位・燕最下位→昨季V争い→今季16.5ゲーム差
「僕はヤクルトOBですが、今年の優勝予想で阪神を推しました。昨季はヤクルトに僅差で敗れましたが、投手力が高い上に、昨季は野手の成長も見えましたから……」 こう言うのは、ヤクルト、楽天、ソフトバンクで選手、コーチ経験がある飯田哲...
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巨人球団史上“最速”自力V消滅で問われる原監督の重大責任…それでもあと2年続けるのか
球団の長い歴史上、「最速」だそうだ。 26日に自力優勝の可能性が消滅した巨人。2リーグ制後、自力Vが6月中に消滅したのは、2003年6月27日の1度しかない。日付では2リーグ制後の最速消滅の赤っ恥に、原辰徳監督(63)は「や...
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ヤクルトがオープン戦最下位…昨季日本一球団を苦しませる優勝の副反応
ヤクルトの高津臣吾監督(53)の気持ちが分かる。オープン戦8試合を終えて、白星1つの最下位。9日の楽天戦は高卒2年目捕手・内山壮真のソロ本塁打で、4度目のゼロ封負けを免れるのが精いっぱいだった。 昨年は前年最下位から日本一。...
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ヤクルト「前年最下位」から豹変! 20年ぶり日本一に導いた高津監督の投手陣再建と信頼我慢
27日に勝利し、2001年以来、20年ぶりの日本一。ヤクルトの高津臣吾監督(53)が、神戸で10度、宙を舞った。 【写真】この記事の関連写真を見る(33枚) 就任2年目でチームを優勝、日本一に導いた指揮官だが、昨季は2...
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燕の日本一確率88%!“立役者”41歳石川は誰もが認める「ポスト高津」一番手だが…
老獪な投球でオリックス打線を手玉に取った。 ■6回1失点の好投 24日の日本シリーズ第4戦に先発したヤクルトの石川雅規(41)が6回3安打1失点(自責点ゼロ)の好投。1-0の六回に2安打と失策絡みで同点に追いつかれたも...
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ヤクルト高津監督は守護神の第1戦3失点を責めず 逆転日本一へ“初志貫徹”でチームに一体感
第1戦の九回、ヤクルトの守護神スコット・マクガフ(32)がオリックスに2点差を引っくり返され、痛恨の逆転負けを喫した。高津臣吾監督(52)はそれでも「そういうこともある。すごく難しいイニングを任せている。全力でいった結果だと思う」と...
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ヤクルト高津監督とオリ中嶋監督 日本Sを争う2人の共通点は「揺るぎない信念」だ
20日から日本シリーズが始まる。 ともにシーズンを制したヤクルトとオリックスとの対戦。下克上などなく、ペナントレースの重みを損なわずに済んだ。文字通り、今年の日本一を決めるのにふさわしいカードである。心底、良かったと思う。 ...
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ヤクルトVに導いた高津監督の選手操縦術 テコでもブレない投手起用と「ノムラ直伝」の言葉力
ハマスタで5度、宙に舞った。26日、ヤクルトが6年ぶり8度目のリーグ優勝を果たした。 2年連続の最下位に低迷していたチームを頂点に押し上げた就任2年目の高津臣吾監督(52)は、お立ち台でこう言った。 「打線が注目されま...
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ヤクルト高津監督の胆力は現役時代と変わらず 前年最下位から優勝目前
セ・リーグの首位に立つヤクルトを率いる高津臣吾監督(52)は、異質な抑え投手だった。 同時代に活躍した大魔神・佐々木主浩が150キロ超の剛速球と決め球のフォークで三振の山を築いたのとは対照的に、横手から放る直球のスピードは1...
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あるかヤクルト逆転V 「ノムさん野球がチームに浸透」と元エース川崎憲次郎氏
ダークホースが浮上してきた。 10日、巨人が中日に敗れたことで2位に浮上したヤクルトである。 41試合を残して首位阪神とは3ゲーム差。弱点とされた投手陣はここにきてチーム防御率3.64と阪神(3.58)、巨人(3.6...
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阪神・矢野監督まるで説教強盗…“サイン伝達”疑惑の「本質的な問題」と向き合うべき
阪神の「サイン盗み疑惑」から一夜明けた7日、セ・リーグの杵渕統括は前夜の試合後、両軍ベンチが口論になったことについて事実確認を行ったと明かした。 「阪神球団には紛らわしい行為がない方がいいと注意をお願いした」(杵渕統括)という...
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古田敦也氏14年ぶり現場復帰も ヤクルト監督再登板への壁
雪解けが進んだとみる関係者は少なくない。 5日、ヤクルトの古田敦也臨時コーチ(55)が指導を開始。室内練習場で捕手を集め、実演を交えながらキャッチングの指導を行うなど、精力的に動いた。 沖縄入りした4日には早速、選手...
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38歳ヤクルト青木が3年10億円 異例契約で球団が描く青写真
幹部候補生としての期待が如実に表れた。 ヤクルトの外野手・青木宣親(38)が4日に契約更改。来季から新たに「3年総額10億円」の破格契約を結んだ。 「この年で3年契約、高く評価してくれました」 本人がそう口にし...
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ヤクルト山田「国内FA権」取得もまさかの来季残留に現実味
今オフのFA市場で最大の目玉といっていい。3日に国内FA権(8年)の取得要件を満たしたヤクルトの山田哲人(28)のことだ。 過去に3度のトリプルスリーを達成したこの山田を巡っては、かねて、巨人、ソフトバンクのみならず、メジャ...