株
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広島県の名門「ウッドワン」には増配&自社株買いの期待あり さらにはMBOの可能性も
今年、日経平均株価、TOPIXともに史上最高値を34年ぶりに更新したが、この背景には“東証改革”の一環としての「PBR(株価純資産倍率)1倍奪回作戦」があった、と思う。 すなわち、昨年3月末に東京証券取引所(東証)は「資本コ...
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半導体関連の「AIメカテック」受注急増で株価反転は近い!
来客の予定があり、お土産にどら焼きと考え、近くの老舗に行った。行列の最後に並んだら、遠くの方から声がして、見たら歩道の反対側に長蛇の列ができていて、こちらに並べと怒られた。どら焼きを買うのに、5分も10分も並ぶのは勘弁してほしいと帰...
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「アスア」は運送業者の安心・安全を守る物流業界のオンリーワン企業
先週は日経平均株価、グロース250指数ともにレンジ相場となりました。ここからは、市場全体の森ではなく、個別銘柄をうまく選択する木を見る相場となりそうです。 物流業界が大変革期を迎える今、注目したいのがアスア(246A、東証グ...
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半導体メモリー大手キオクシアには「前門の虎、後門の狼」に…上場後に待ち受ける“2つの難題”
半導体メモリー大手キオクシアホールディングス(旧・東芝メモリ)が12月18日に上場する。時価総額は7500億円規模となる見込みだ。調達資金は、生成AI(人工知能)の普及で需要が高まるデータセンター向け最先端半導体メモリーの増産投資に...
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「ミガロホールディングス」投資用マンション開発・販売から顔認証DXへ
株式市場の不透明な動向や複雑怪奇な世界情勢は表面上の事象を見ているだけではなかなか腑に落ちるものではない。むしろ長い時間軸でとらえる方が望ましい。 例えば世界の動向を対立軸で見てみるとキーワードは「成長と成熟」との相克。株式...
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“またトラ政権”経済分析…2025年の米国はどう変わる?大統領選圧勝で米市場は最高値更新
米大統領選は、当初の大接戦予想を覆し、ドナルド・トランプがカマラ・ハリスを大差で破り、来年(2025年)1月20日に第47代大統領に就任する。勝利宣言では「米国を再び偉大な国にする」と強調し、「アメリカファースト(米国第一主義)」を...
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日本株に“トランプ・ショック”直撃か…「関税引き上げ」に国内経済界は戦々恐々
「トランプリスク」に市場関係者は身構えているようだ。27日の日経平均株価はほぼ全面安の展開をたどり、終値は前日比307円03銭安の3万8134円97銭。26日も一時700円超下落し、3営業日ぶりに反落した。 下落の要因は、米国...
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「安川電機」は産業用ロボットの販売台数では世界トップ級の実績誇る
最近、「地経学上のリスク」という用語を耳にするようになった、と思う。中東情勢などを念頭に使われる地政学上のリスクではない。“経”である。 すなわち、国際情勢、政治動向が、経済および企業経営に大きな影響を与え始めている。株式投...
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原発関連で注目の「助川電気工業」に投資機会が再び到来!
アルジェリア出身で、欧州開発銀行初代総裁のジャック・アタリ氏が「エゴノミー」と言う言葉を使い始めている。国家や社会よりも、自分のことを優先し、財政再建や地球温暖化のような長期課題より、目先の便益を追求する動きが世界中で見られる。その...
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「豆蔵HD」は日本の製造業に革命を起こす隠れたAI銘柄
先週の日経平均株価は軟調な展開が続きましたが、東証グロース指数は、リバウンド相場となりました。 注目の米半導体大手エヌビディアの2024年8~10月期決算は、売上高が前年同期の1.9倍となる約5.4兆円、最終利益は2.1倍の...
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世界市場から脱落する日本株…また8銘柄が米MSCI「全世界株指数」から脱落の衝撃
日本株の地盤沈下が続いている。世界で多くの機関投資家が運用の基準にするMSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)の「全世界株指数」で、日本企業の構成銘柄を減らす動きに歯止めがかからない。最高値を更新し続ける米国...
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国会に赤じゅうたん納入 住江織物は「SUMINOE」への変更でさらなるグローバル化へ
衆院選と米大統領選挙を通過。市場の関心はここ数年主役だった「米金利」から「トランプ政権の政策」に移行してきた格好。 もっともトランプラリーは見られたが、東京株式市場は、そのコピーとはなっていない。市場にも企業にも欲しいのは「...
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米テスラと親密な「ウルトラ・ファブリックス・HD」は早くも“トランプ効果”を発揮
政治情勢は世界的に、大きな“うねり”(潮流変化)が起こっている。トレンド転換である。 先の総選挙では与党(自由民主党、公明党)が議席を64も減らすなど惨敗した。マスコミは敗因を「政治とカネ」に求めるが、これは違う。 ...
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非臨床試験の大手「新日本科学」再評価の好機到来で株価3倍も!
「待てば海路の日和あり」とは昔からよく使われているフレーズだが、トランプ前大統領の再選を考えると、世界には再度暗雲が立ち込めているようだ。具体的な政策はまだよく見えていないが、中国の地盤沈下を意図する政策は今後も取られるのだろう。 ...
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AI×宇宙ビジネスで急成長中「Ridge-i」 特筆すべきは衛星データ解析事業の伸び
先週は、NYダウやナスダックなど海外株式は最高値を更新しましたが、日経平均株価、東証グロース指数とも軟調な展開でした。 3月期決算企業の中間決算発表も先週でほぼ終わり、ココからは夢のある成長銘柄に注目が集まりそうです。 ...
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ヤマノホールディングス「従業員が投資したくなる会社」を目指す
11月ともなれば来年の相場スケジュールとかカレンダーを考える時期。森羅万象とはいわないまでも結構多くのものをチェックしなければならない。 たとえばイスラムのヒジュラ暦の新年は6月27日(金)。ラマダン(断食)の予定日は2月2...
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生命と財産を守るには自衛しか…セキュリティー機器の「あいHD」は時流に乗り業績好調
現代用語の基礎知識選2024ユーキャン新語・流行語大賞の候補30語に、犯罪集団「トクリュウ」がノミネートされている。 悲しい話である。これは治安の悪化を示している。「トクリュウ」とは「匿名・流動型犯罪グループ」のこと。最近は...
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業務用の空調機器「木村工機」 下期に業績がグーンと伸びそうな中小型株
決算発表が進んでいる。期初に慎重な業績見通しを公表した企業が多かったにも関わらず、下方着地数が上方修正を上回っている。 2024年度のリビジョンインデッ クス(RI、アナリストによる業績予想を指数化したもの)は、11月1日時...
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「キッズスター」は株価3倍もある? 子供向けアプリ「ごっこランド」が好調
注目の米大統領選挙は、トランプ氏の圧勝で、先週のマーケットは金利高・ドル高・株高となりました。 今週からは、じっくり個別銘柄を吟味して、超割安に売り込まれた成長銘柄をじっくりと狙うフェーズとなりそうです。 今回紹介す...
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東京メトロは“例外”だ 新規上場株の少なさは深刻…IPO市場が低迷する理由
東京メトロが10月23日に新規上場し、6年ぶりの大型案件に市場は沸いた。初値は公開価格(1200円)を36%上回る1630円をつけ、終値ベースの時価総額は1兆円を突破した。 だが、喜んでばかりもいられない。目を凝らして見ると...
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競馬ファンは株式投資に向いている? 株式アナリストが語る馬選びと銘柄探しの「共通点」
今週のエリザベス女王杯(10日)から注目レースが目白押しだ。マイルチャンピオンシップ(17日)、ジャパンカップ(24日)……そして有馬記念(12月22日)まで続くGⅠ祭り。競馬ファンにはたまらないスペシャル期間だが、投資額もかさみそ...
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「MORESCO」数々のトップシェア商品を誇るオンリーワン企業
野球で日本シリーズよりはワールドシリーズに視点が移ってしまうように、日本の衆議院選挙よりも米大統領選挙の方がインパクトは強いような気がする。 株式ならば米国株を買うことはできるが米国の選挙権を持っている人は少ない。それでも話...
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米大統領選勝利で株価急騰1000円高!「トランプ買い」いつまで続く? 専門家が先行き占う
冗談交じりの「もしトラ」がはやり始めたのは、今年に入ってから。「ほぼトラ」を経て、「確トラ」を織り込んだ6日の株式市場は沸いた。 日経平均株価は大幅続伸。一時1100円超の上げ幅を記録し、前日比1005円高の3万9480円で...
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米大統領選は「おじいちゃん、入院するか施設に入るか、どっちかにして!」と一緒?
「ハリスかトランプか?」 この記事が出る頃には、ほぼ大勢が判明。アメリカのみならず、全世界が大騒ぎになっていることだろう。ハリスになれば、女性初の大統領。トランプになれば、「アメリカ第一主義」が再始動。各国への圧力が強まりそう...
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日米とも政治は不透明…魚群探知機大手「古野電気」は防衛関連も手掛け好決算
自民・公明の与党が衆議院選挙で大敗した。裏金問題、選挙終盤に露呈した非公認候補への党支部活動費2000万円も響いたのだろうが、注目されるのは公明党と共産党の劣勢か。 公明党は、与党に対する逆風を受けたのだろうが、共産党も10...
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「トヨタ自動車」が貫く全方位戦略は、トランプ勝利なら効果を発揮するだろう
円安である。先週は1ドル=153円台に振れている。この円安はトランプ大統領の出現を織り込み始めたものだろう。 11月5日のアメリカ大統領選挙はハリス氏(民主党)とトランプ氏(共和党)が接戦を演じているが、賭けサイトではトラン...
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パリサー・キャピタルが東京建物の株式1.5%取得 英アクティビストが圧力をかける狙い
アクティビスト(物言う株主)の英パリサー・キャピタルが芙蓉グループの中核会社である東京建物(東建)の株式を取得したことが明らかになった。持ち分は1.5%で10月21日時点の時価総額から算出すると保有額は約70億円に相当する。 ...
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街で見かけた風景を「大儲け」に変えられる人と、気づかずスルーする人の“決定的な差”
株式投資に興味がある。でも何を買ったらいいかわからない。そんな人に「どこに行っても見るものを探すといい」とアドバイスするのは、1冊で2000ページにも及ぶ『会社四季報』を27年間で108冊全ページ読破する渡部清二さん。新著『そろそろ...
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「アイエックス・ナレッジ」は日本のITソフトウェア産業の草分け
IT(情報技術)の浸透、AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット化)、ロボティクスなどの新技術の進展↓社会変化に対応した企業のデジタル化が加速→DX、働き方改革の推進は継続。現在の流れは未来も変わらない。 半導体とコン...
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金融庁職員らのインサイダー疑惑相次ぎ…監視委はこうして“標的”に狙いをつける
インサイダー取引──などともったいぶった名前が付いているが、何のことはない。要するに「賭場」での「いかさま」であり、「インチキ」である。 しかもその賭場の運営主体や規律づけを担う組織の一員自らが不正に手を染めていた疑いが濃い...