西勇輝
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移り変わる阪神エースの座…“勝ち運”ゼロの西勇輝から青柳晃洋の時代に
阪神・西勇輝はどうも勝ち運がないところがある。昨年までプロ13年間で通算101勝、2桁勝利7回、防御率2点台4回と、まちがいなく一流投手なのだが、そのわりに年間最多勝利はオリックス時代の2014年にマークした12勝で、最多勝に届いた...
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大低迷の阪神に後任監督人事と並ぶ重大案件! 抑え岩崎優&エース西勇輝がFA流出危機
「敵地で12戦未勝利」「最短で4月29日に自力V消滅」……。 阪神は21日のDeNA戦、1-3で迎えた四回に代打・小野寺の満塁弾で一度は勝ち越しに成功したものの、2番手の馬場が2イニング目となった五回に集中打を浴びるなど3失点...
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青柳?西?それとも…阪神が抱える「エースは誰なのか」問題
今年の阪神の戦力を見ると、いくつか気になる問題にぶちあたる。まずは投手陣。エースはいったい誰なんだろう。 そもそも阪神投手陣は全般的に優れている。昨年もチーム防御率はリーグ2位。先発投手に絞っても、13勝で最多勝のタイトルを...
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阪神エース西勇輝に代わる先発と期待 高卒2年目右腕・西純矢のイキの良さ
ヤクルト、巨人との優勝争いを繰り広げる2位阪神。 キャンプで右脇腹を故障するなど、8月まで二軍調整していた左腕の高橋遥人(25)が25日の巨人戦でプロ初完封勝利。16年ぶりの優勝に向け、大きな戦力となる一方で、ふがいない投球...
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阪神“変則エース”青柳晃洋に「投手3冠」期待! 2003年の井川慶以来の快挙を
選手の個人成績をチェックするのが好きだ。時に試合の勝敗よりも、そっちに気をとられてしまうことさえある。たとえ阪神が大敗したとしても、大山悠輔や佐藤輝明がホームランを打ったら少しは救われるわけだ。 【写真】この記事の関連写真を見...
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中日・柳が8勝目で阪神・西は8敗目…“竜虎”両エースの明暗くっきり
最後の打者、大山を三振に打ち取るとマウンドで吠えた。 中日の柳裕也(27)が20日の阪神戦で今季8勝目(5敗)となる完封勝利。147球をひとりで投げ抜き、お立ち台では「自分が投げる試合は絶対に勝つんだと思って登板している」と...
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阪神マルテとスアレスが後半戦開幕に間に合わず…助っ人への過剰配慮がV争いで凶と出る
リーグ首位の阪神は13日、広島との後半戦開幕戦に3―9で大敗。黒星発進となった。 相手先発の大瀬良は好投手とはいえ、阪神は昨季、3勝1敗と打ち込んでいた。先発した西勇が6回5失点と精彩を欠いたのもさることながら、打線が低調だ...
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ペナントレース再開 阪神優勝の鍵を握るエースと4番のリスタート
いろいろあった東京五輪が終わった。野球の侍ジャパンは1984年ロス五輪以来37年ぶりの金メダルを獲得し、その決勝戦では阪神・岩崎優が好リリーフで勝利に貢献した。リリーフ失敗が続いた青柳晃洋がその不調を挽回することなく終わったことはと...
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阪神エース西は体たらくいつまで?先発陣ボロボロ投壊寸前
エースが、このところパッとしない。 11日、阪神の西勇輝(30)が中日戦(甲子園)に先発。7回4失点で勝ち負けはつかなかった。登板前まで、甲子園では昨年9月から7連勝していた。今季も2勝0敗、防御率1・20の好成績だったが、...
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巨人新助っ人2人いきなり難敵 一軍デビュー相手は虎西勇か
巨人の2人の新外国人が実戦デビューした。 メジャー通算196本塁打の両打ちのジャスティン・スモーク内野手(34=ジャイアンツ)は、16日の楽天との二軍戦に「4番・一塁」で先発。無死満塁で迎えた第1打席は右打席で2点適時打。「...
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独走阪神に「03年V彷彿」の声だが 今の虎戦士に不足なもの
勢いが止まらない。阪神は15日、広島に勝利し5連勝。13勝4敗で貯金9とした。 関西では早くも、「2005年以来の優勝だ」と大騒ぎになる中、「今季の阪神は星野監督時代に優勝した03年に近いものがある」との声もある。 ...
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阪神・藤浪の開幕投手指名に感じる矢野監督のしたたかさ
報道によると、阪神の開幕投手が藤浪晋太郎に決まったという。エースの西勇輝は調整遅れを理由に開幕2カード目の広島戦に回るのだとか。 この決定についての異論はもちろん多い。なにしろ、藤浪は昨年1勝しか挙げていないのだ。西がダメで...
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開幕投手決定の裏側…各球団監督はこんなことを考えている
私の決断を当時のメディアは「奇策」「ギャンブル」と受け止めた。 横浜の監督に就任した1998年の話だ。開幕投手に入団2年目の川村丈夫を指名。実績なら三浦大輔、経験なら野村弘樹と予想する向きが多かった。前年は3人とも10勝。三...
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エースを蝕むコロナ後遺症…千賀、大野、西勇の調整遅れ
先日、阪神の開幕投手が藤浪晋太郎(26)に決まった。エースの西勇輝(30)がキャンプ途中で離脱するなど、調整遅れも影響した。 プロ野球ではDeNAを除く11球団の開幕投手が決定しているが、いわゆるエースと呼ばれる投手の名前が...
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阪神開幕投手は藤浪に!矢野監督が“仰天指名”の狙いと思惑
この人にしては思い切った決断だ。 阪神の矢野監督は26日のヤクルトとの開幕戦(神宮)の先発に藤浪晋太郎(26)を指名。8日までに本人に伝えた。 阪神には昨年11勝の勝ち頭・西勇輝(30)がいる。2年連続3度目の開幕投...
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いくら佐藤が打っても…今季の阪神は“お騒がせエース”次第
阪神は5日、ペイペイドームでのソフトバンク戦で、開幕投手候補の西勇輝(30)が先発。今季初となる実戦登板で2回無失点に抑えたが、3四球と制球に苦しみ、球数は47球を要した。 昨季はチームトップタイの11勝を挙げ、矢野監督も投...
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虎エース西勇に不穏情報…緊急離脱と後輩説教でチーム困惑
「手応えはあります」 先日、キャンプ地を訪れた阪神の藤原オーナーは、報道陣に対し、笑顔しきりだったという。 当然といえば当然だろう。3年契約最終年を迎える矢野阪神の戦力は充実している。昨秋ドラフトで4球団競合の末に獲得...
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ベテランの存在感が薄いからこそ阪神は世代交代ができる
今季の阪神タイガースは久しぶりに楽しい。さすがに優勝は無理だろうけど、私は別に優勝だけを望んでいるわけではないので、このまま2位や3位で終わってもどうってことない。むしろ今季はCSがないため、目の前の勝敗に大騒ぎしなくてもいいことが...
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補強に失敗してもクビにならない…阪神編成のダークサイド
阪神のフロントは現場上がりのOBや古株職員が要職に就いている。時に、オーナーの鶴の一声によって人事が動くこともあるが、球団内では彼らの発言力が非常に大きいという。 FAではこれまで12人を獲得。中でもオリックスからは半数の6...
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虎フロントは今オフ大刷新 2度目のクラスターに親会社激怒
「親会社はフロントの管理体制の甘さに怒り心頭です」 阪神OBがこう言った。先日、糸原、岩貞ら選手、スタッフ合わせて7人ものコロナ感染が発生したことについてだ。 阪神の谷本副社長兼球団本部長が「会食が原因だと推察できる」...
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ともに6連勝 G菅野とE涌井に見るカーブの効用とその勇気
昭和の時代、「球種は真っすぐとカーブだけ」という投手が少なくなかった。400勝投手・金田正一さん、史上最高の左腕・江夏豊、怪物・江川卓が代表例だろう。彼らのカーブは、「伝家の宝刀」と言うのにふさわしい切れ味だった。 時代は流...
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G菅野が単独トップ5勝目…完全無双の投げまくりは一石二鳥
23イニング連続無失点中だった巨人の菅野智之(30)が失点した。 28日のDeNA戦。初回に犠飛で1点を失うと、六回にも1失点。7安打を浴びたが、7回120球2失点の粘投で無傷の5勝目を挙げた。 勝ち星、防御率1・6...
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芸能人と違う 不倫が瑕疵にならない阪神・西勇輝の商品性
阪神・西勇輝投手の不倫スキャンダルが文春オンラインによって報じられた。しかも、緊急事態宣言中に相手女性と密会していたという。球団はその報を受けて西に厳重注意処分を下した。 だからこそ、先日18日の阪神対中日戦は注目の的だった...
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阪神・西がコロナ禍に密会不倫 本当の評判とロッカー事件
「あんなに、いいヤツは珍しい」 球団幹部、首脳陣、報道陣は、こう言ってクチをそろえる。16日発売の週刊文春で緊急事態宣言下の不倫を報じられた阪神のエース・西勇輝(29)のことだ。 西にはしかし、裏の顔があるという。 ...
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阪神サイドスロー右腕・青柳晃洋は90年代の川尻哲郎かも
阪神のサイドスロー右腕・青柳晃洋の調子がいい。今季ここまで3試合に先発し、2勝1敗(1完投)、防御率は1・59だ(13日現在)。 青柳は2015年ドラフト5位で帝京大から阪神に入団した。大卒で下位指名だから、当初はあまり期待...
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リリーフ投手苦難のシーズンをこう見る これが私の継投論
“生涯一投手コーチ”を自任する私が実践してきた投手起用の要諦を簡単にまとめると、次のようになる。 ①打たれる前に代える ②リリーフ投手の「イニングまたぎ」はしない ③打たれたリリーフ投手には翌日に必ずリベンジするチ...
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魅力的なチームが多い中…私はなぜ阪神ファンのままなのか
なんというか、阪神がパッとしない。ここまでのチーム成績が良くないのはもちろんだが、それ以上に試合を見ていて胸が躍るというようなことがめっきり減った。 開幕戦の西勇輝の活躍も七回の交代(からの逆転負け)によって興をそがれ、糸井...
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矢野阪神に燻る3つの火種…巨人に開幕3連敗で不穏な空気が
「V率0%」――。 22日付のスポーツ紙には、こんな衝撃的な見出しが躍った。 巨人相手に開幕3連敗を喫した矢野阪神は、12球団で唯一、未勝利で単独最下位。過去に開幕3連敗を喫して優勝したケースは一度もないのだ。開幕早々...
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明暗分かれた開幕投手6人の「カネの使い道」と「急所」
19日、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、3カ月遅れでついにプロ野球が開幕した。12球団の開幕投手は各球団の「今年の顔」になるだけに高給取りが多い。 巨人・菅野智之の年俸6億5000万円を筆頭に、楽天・則本昂大は3億円...
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阪神の逆転負けは…コロナのせいか矢野監督の責任か?
「コロナ禍の中での開幕で、難しい判断だったと思いますが……」 19日の巨人との開幕戦で逆転負けを喫した阪神。タイガースOBの評論家・福間納氏は、矢野采配について、こう言った。 先発した西が六回まで1失点と好投。自身のソ...