ソフトバンク
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V弾ソフトB中村は超ユーティリティ 球団は柳田以上に頼り
ソフトバンクの中村晃(30)が気を吐いた。 30日の日本ハム戦、同点の四回に勝ち越しの2ランを放つなど4打数3安打。首位を走るチームの8連勝に貢献した。 昨年3月に自律神経失調症と診断され、戦線離脱。なんとか試合に出...
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ソフト松田“グラシアル効果”で尻に火…スランプ脱出へ必死
チームの「顔」として負けてはいられない。 もっか打率・211と低迷しているソフトバンクの松田(37)。2015年から昨季まで5年連続20本塁打、18年から2年連続30本と衰え知らずと思われていたが、「さすがに年齢には勝てない...
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ソフトB今季も続くロッテ恐怖症 手の内知られ首位陥落危機
また勝てなかった。 18日、首位ソフトバンクは開幕カード以来の対戦となったロッテに4―6で敗れた。 エースの千賀が7回途中6失点でKOされると、八回の反撃も3点止まりで及ばず。これでロッテとは1勝3敗である。 ...
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ソフトB石川柊太が5連勝 好調を支える「理論とアイドル」
理論派右腕が連勝を5に伸ばした。 16日、ソフトバンクの石川柊太(28)がオリックス戦に先発し、5回3分の2を無失点。打線の援護にも恵まれ、これで5勝負けなしだ。 育成出身ながら素材は一級品と言われていたものの、入団...
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ソフトB柳田は前人未踏の4割も? コロナ要因でバカ当たり
柳田悠岐(31)の個人成績が群を抜いている。11日は二回に2ラン、六回には体勢を崩しながら右手一本で逆転3ランを放つなど、5打数3安打5打点。打率はリーグ断トツの・385。まだ45試合目とはいえ4割にも到達する勢いで、出塁率は5割ち...
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サファテ引退か 名球会基準250セーブと200勝の難易度の差
ソフトバンクのサファテが自身のSNSに現役引退を示唆する投稿をした。球団は真意を確認したうえで話し合いを続ける方針のようだが、再三にわたる右股関節の故障や39歳という年齢を考慮すると、なかなか厳しい状況であることはまちがいないだろう...
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コロナ対策に甘いプロ野球 蔓延してもシーズン強行の根拠
シーズンの続行を危ぶむ声も出ている。 1日にソフトバンクの長谷川勇也(35)が新型コロナに感染し、その影響で2日のソフトバンク対西武戦が中止。6月19日の開幕以降、選手に感染者が出たのは初のことだとあって、球界は緊迫感に包ま...
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オリ太田 父親との打ち込みが生んだ21世紀生まれ初本塁打
不運のケガから這い上がり、21世紀初の仕事をやってのけた。 天理(奈良)から2018年のドラフト1位で入団した太田椋(19)が、16日のソフトバンク戦の三回にプロ初安打となる本塁打をバックスクリーンに放り込み、勝利に貢献した...
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プロ野球の応援から一刻も早く不自由さがなくならんことを
プロ野球がようやくお客を入れるようになった。熱烈応援は影をひそめ、客席は空席に置かれた人形に囲まれて、客も借りてきた人形のように動かない。マスクしているから表情も見えない。 久しぶりにおそるおそる野球を見に来て戸惑って、どう...
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好調SB柳田が首位打者へ…オリ相手に今週は“猛打ショー”か
2試合連続の猛打賞で首位打者に躍り出たのがソフトバンクの柳田だ。四回の第3打席でオリックス先発のアルバースの甘いツーシームを中堅へ適時三塁打。その後もセンター、ライトへヒットを放ち打率は・354。オリックス吉田正の打率を8毛上回った...
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長谷川に続きムーアが…ソフトB主力に故障者続出のナゼ
ソフトバンクに連日、負傷者が出た。7日は長谷川が右脇腹の筋挫傷、8日は新助っ人ムーアが左足の筋損傷でそれぞれ登録抹消となった。 今季は開幕前の練習試合が2週間しか行えないなど、準備期間が足りなかったせいだろう、各球団にケガ人...
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ソフトB千賀が復帰登板で161キロ メジャーへの追い風か
ソフトバンクの千賀滉大(27)が7日の楽天戦で今季初登板。春のキャンプで右ふくらはぎ、右上腕部の違和感を相次いで訴え、大きく出遅れていたが、いきなり楽天ベンチの度肝を抜いた。 初回、先頭の茂木をオール直球で見逃し三振。投じた...
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ソフトB栗原のライバルは「いずれ来たるキューバ助っ人」
新鋭のバットが止まらない。 開幕からヒットを量産しているのがソフトバンクの栗原陵矢(24)だ。3日の日本ハム戦でも3打数2安打1打点。打率・352、2本塁打12打点と好成績を残している。 捕手登録だが、開幕戦から主に...
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プロ1号にサヨナラ打 日ハム野村佑希は“運と粘り”が持ち味
日本ハムの2年目、野村佑希(20)が2日のソフトバンク戦でサヨナラ打を放った。 1点ビハインドの九回裏2死二、三塁。マウンドにはソフトバンクの守護神・森というシビれる場面。1点もやれない外野陣は前進守備を敷いたが、しかし、野...
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山田哲に大瀬良まで…巨人が狙う“総額60億円”FA補強プラン
開幕から3カード9試合を終え、6勝2敗1引き分けでセ・リーグの首位を走る巨人。開幕早々、楽天との交換トレードにより、年俸1450万円の池田を放出し、同2億円のウィーラーを獲得するなど、カネに糸目をつけない補強で今季の過密日程を見据え...
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ソフトB津森の強靭メンタル 太鼓判の恩師が「課題」と指摘
楽しみなルーキーが現れた。 21日のロッテ戦で日本プロ野球史上初の珍事、初登板で第1打者から満塁弾を浴びた津森宥紀(22=東北福祉大)のことだ。津森は手痛いプロの洗礼を受けたその3日後、今度は12球団の新人で一番乗りとなるプ...
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西武山川が2連発どすこい! 少年野球的シンプルさに期待大
無観客のメットライフドームに「どすこーい!」の声が2度響いた。 西武の山川(28)が26日のソフトバンク戦で2本塁打を放ち、チームの勝利に貢献した。3本塁打はリーグ2位、9打点はリーグトップ。一昨年、昨季と2年連続ホームラン...
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不運のロッテ福田 肩に死球で骨折離脱で弱点克服先延ばし
不運の極みと言っても過言ではない。20日に右肩甲骨の亀裂骨折が判明し、二軍落ちとなったロッテの福田秀平(31)。16日の巨人戦で死球を食らった際のケガだという。 昨オフ、FA権を行使し、6球団による争奪戦の末、4年総額6億円...
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イケメンのソフトB栗原は工藤監督も球団営業も“おいしい”
「打撃さえよければ、1年通じて一軍にいる可能性がある」 ソフトバンクOBがこう話す。2014年ドラフト2位で福井県の春江工業高から入団。打撃センスを買われており、「打てる捕手」として期待が高かった。しかし、ファームで鍛えている...
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絶不調21打数1安打…内川開幕二軍はソフトBにむしろプラス
世代交代の波が押し寄せている。 横浜時代の2003年以来、17年ぶりの開幕二軍となったソフトバンクの内川聖一(37)。練習試合7試合に出場したものの、21打数1安打と絶不調に陥っている。 工藤監督は「一日も早くいい状...
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メジャー志向の日本人選手も逃げ出しそうな米球団の懐事情
アメリカのアマ選手たちは、ボチボチ、動き出している。外出禁止の州はともかく、オハイオやモンタナではリトルリーグの選手や高校生が試合を始めた。 が、我々スカウトは依然として活動を止められたまま。それは韓国や台湾や日本にいるスカ...
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中村晃は守備もピカイチ…それゆえに苦労をかけてしまった
ソフトバンクの中村晃(30)は、僕が考える「理想的な打者」のひとりです。タイミングの取り方、球をとらえる技術は群を抜いており、追い込まれてもファウルで粘れるしぶとさもある。何より選球眼が良く、ボール球に手を出さないので三振も少ない。...
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球界一の“強肩”甲斐拓也 ミス悔いる涙を糧に這い上がった
同じ育成出身の周東の武器が「足」ならば、甲斐拓也(27)はその圧倒的な「強肩」です。 もし僕の現役時代、対戦相手の捕手が甲斐だったら? 走りませんね。肩の強さ、捕球してからのスピード、コントロールを考えたらスタートを切りにく...
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育成出身の超俊足 周東佑京に欲しいのは打撃と意識改革
昨季、ソフトバンクで鮮烈なデビューを果たしたのが育成出身の俊足、周東佑京(24)です。 支配下枠に昇格した昨季は25盗塁。失敗は5つしかありませんでした。成功率は8割超。彼がレギュラーに定着し、1番打者として全試合に出場した...
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バットでの貢献度もさることながら松田宣浩が持つ“声”の力
いま、ソフトバンクは非常に難しい時期にきています。どのチームにも訪れる、ベテランと若手の世代交代。その矢面に立たされているのが、松田宣浩(37)です。 年齢的には控えに回ってもおかしくありませんが、昨季は打率・260ながらも...
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孤高のバットマン 内川聖一には一言のアドバイスすら躊躇
最強の右打者は誰か? 難しい質問ですが、あえて言うなら、僕は三冠王3度の落合博満さん、そして、内川聖一(37)の名前を挙げます。 内川はなにしろ、ミートの幅がとんでもなく広い。普通、どんな打者でもバットの真芯で打球を捉えられ...
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毎年のようにケガ、ケガ…柳田悠岐は「不器用な頑張り屋」
いまやソフトバンクの顔ともいえるのが、柳田悠岐(31)です。 ずばぬけたパワーを持ち、打球の強さ、鋭さは一級品。力強いスイングに魅了されるファンの方も多いでしょう。 凄いなぁと思うのは、あれだけフルスイングをしている...
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ソフトバンク工藤監督はコーチに求めるレベルも高かった
ソフトバンクの工藤公康監督(57)と僕は、現役時代の接点はほとんどありませんでした。引退後に野球教室などでご一緒させていただいたことはあっても、それほど親しいわけではなかった。それがソフトバンク監督就任が決まった2014年オフ、「一...
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バレンティンは不要論払拭 ソフトBが図る“金満”リスク管理
“新主砲”として期待が大きい。 ソフトバンクの紅白戦で快音を響かせているのが今季から新加入のバレンティン(35)だ。28日は白組の「4番・左翼」でスタメン出場。三回裏、石川のボールを左翼席に実戦初のソロ弾を放り込んだ。 ...
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60本塁打と打てば打つほど守備が横着になったバレンティン
2013年に60本塁打を放ち、王貞治さん(現ソフトバンク球団会長)などが持つシーズン55本のプロ野球記録を塗り替えたのが、ウラディミール・バレンティン(35=現ソフトバンク)です。 あれほどボールを飛ばす打者は正直、見たこと...