アベノミクス
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少子化も経済停滞も歴代政権の大失政 なぜ下野しないのか、自民党
31日の衆院予算委員会。「異次元の少子化対策」を巡って、岸田首相は立憲民主党の長妻政調会長に厳しく追及され、やり込められた。 岸田政権は、6月にまとめる骨太の方針で、「児童手当の拡充」を少子化対策の目玉にしようとしている。与...
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4月退任までに何が起こるか 黒田日銀の断末魔と大混乱
もはや制御不能ではないのか。4月に任期満了を迎える日銀の黒田東彦総裁の退任を目前に、10年間に及んだ異次元緩和は断末魔の様相を呈してきた。 日銀は昨年末、イールドカーブ・コントロール(YCC)でゼロ付近に抑え込んできた長期金...
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日銀“様子見”出口戦略で大暴落 今後の株価、物価、景気はどうなる?
ついに日銀が異次元緩和の修正に踏み切った。「利上げではない」と黒田総裁は言ったが、市場はそう受け止めてはいない。 想定外の“サプライズ”に、20日は決定直後から為替も株価も大混乱。日米の金利差が縮まることから円が買われ、一時...
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日銀内で“反アベノミクスの乱”! 異次元緩和の根拠となる政府との「共同声明」改定へ
日銀は19日と20日、今年最後の金融政策決定会合を開く。会合直前に、異次元緩和の根拠となる政府・日銀の「共同声明(アコード)」が改定されると報じられた。いよいよ、アベノミクスの終焉が近づいてきた。 共同通信は17日、複数の政...
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岸田政権が「新しい資本主義」に進むためにはアベノミクスの総括が不可欠だ
石破茂元自民党幹事長が10月24日の内外情勢調査会での講演の中で「アベノミクス」について、「マネタリーベースを増やせば経済が回るというのは本当だったか、きちんと検証が必要な時だ」と語ったという。声を上げたのは偉いとは思うが、あまりに...
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アベノミクスの亡霊にこの国の資産は食い潰される 「安倍・黒田勘定」で清算を
岸田政権、そして日銀は歴史的敗北に向かっている。ゼロ金利を続ける金融政策は旧日本軍の「インパール作戦」そのものだ。岸田首相、黒田日銀総裁、財務省の神田財務官。3者の頭にあるのは目先の円安阻止だけだ。 足元で繰り返される円買い...
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異次元緩和10年のツケを押し付け 庶民が黒田バズーカの尻拭い
世界中の中央銀行が、一斉に「インフレ抑制」に動いているのに、またしても黒田日銀はノーアクションだった。 予想通り、日本銀行は、28日に開いた金融政策決定会合で、現行の「異次元緩和」を続けていくことを決定した。異次元緩和を続け...
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政府・日銀の「矛盾政策」は英ポンド危機の二の舞にならないか
9月の企業物価指数が前年同月比で9.7%の上昇となった。これで19カ月連続だ。輸入物価指数は同48%増。円安の影響もあって上昇する中で10月の値上げラッシュを迎えている。 輸入物価高を食い止めるため政府・日銀は9月22日、1...
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円安加速「為替介入」約3兆円が1週間足らずで水の泡…年内弾切れ、物価上昇5%へ秒読み
日米金利差の拡大を背景にした円安進行に歯止めがかからない。足元の円相場は1ドル=144円台をウロウロ。政府と日銀は22日にドル売り円買いの為替介入を実施し、24年ぶりに抜いた「伝家の宝刀」によって140円台まで戻したが、効果は4日ほ...
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国民の間にも賛否 安倍大勲位を後世の歴史はどう評価
自民党の安倍晋三元首相の葬儀が12日、東京・芝公園の増上寺で執り行われた。 喪主は妻の昭恵氏で、岸田文雄首相らが参列した。その後、安倍の棺を乗せた車は午後2時半ごろに寺を出発。国会議員や党関係者、支持者らが沿道で見守る中、永...
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円も株もメタメタだ “岸田暴落”どう落とし前をつけるのか
岸田首相が言う「新しい資本主義」とは、政治は何もしないことなのか。日本経済も金融も時代の波に翻弄され危機的状況なのに、アホみたいに傍観しているだけで、今や円も株もメタメタだ。 20日の日経平均株価は先週末から続落。下げ幅は一...
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“岸田インフレ”深刻でも賃上げ無策…「最低賃金1000円目標」まるで安倍政権時代のコピペ
岸田インフレが深刻だ。物価がみるみる上昇しても賃金が上がらないからだ。ところが、先週閣議決定された「骨太の方針2022」での賃上げ政策は、驚くほどお寒い内容だった。 ■海外は物価引き上げラッシュ 労働者全体の賃金を底上...
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自民に勝たせたら万事休す 日銀・黒田大放言に庶民は鉄槌を
「家計の値上げ許容度も高まっている」──日銀の黒田総裁が大放言の釈明に追われている。6日、都内の講演で放った浮世離れ発言にネット上などで批判が集中。7日の参院財政金融委員会で「必ずしも適切な言い方でなかった」と発言を事実上修正した。 ...
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物価高なのに年金減額…安倍元首相がすべての“元凶”だった! 2016年に法改正断行の大罪
7月の参院選では、自民党政権に対する高齢者の怒りが炸裂しそうだ。 いま、年金受給者のもとに日本年金機構の「年金額改定通知書」が続々と届いている。「令和4年度の年金額は昨年度から0.4%の減額改定となります」という「減額通知」...
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「悪い円安」という言葉では正確な現状認識はできない まともな経済力学の逆襲が始まった
「悪い円安」という言い方に違和感を覚えます。そこには、基本的には円安は良いものだという発想が底辺にある。しかし、わざわざ「悪い」と接頭語を付けるのは、時代錯誤であり、精緻さに欠ける認識。日本は債権大国になって久しい。通貨の価値は上がる...
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円安どころか通貨危機 岸田政権打つ手なしで円クラッシュ秒読み
急速な円安が進む中、ワシントンで開かれた国際会議に出席していた鈴木財務相は日本時間の22日朝、米国のイエレン財務長官と会談し、最近のドル円相場について協議。およそ30分間の会談で注目されたのは、ドルを売って円を買う日米の協調介入につ...
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萩生田経産相が突然アベノミクス批判…呆れた「おまえが言うな」変節に透ける打算
3日のNHK「日曜討論」に出演した萩生田光一経産相。原油高騰の追加対策や対ロシア経済制裁の強化などについて語っていたが、聞き捨てならなかったのは番組終了間際の発言だ。「日本経済をどう立て直すか」と問われ、こう言ったのである。 ...
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アベノミクスの“成果”はすべて虚構! 国交省不正統計13~19年度も巨額カサ上げの衝撃
パンドラの箱が開いたのか。国交省の不正統計問題で2020年度の統計が約4兆円過大になっていた疑い──。朝日新聞が25日、報じた試算内容は衝撃だ。不正のあった「建設工事受注動態統計」はGDP算出の材料でもある基幹統計。そのデータが改ざ...
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安倍元首相が露骨な反撃!岸田首相の目玉政策に文句ブーブー「理解してる人はほとんどいないでしょ」
怒りは相当強いようだ。安倍元首相が岸田首相の目玉政策「新しい資本主義」を批判し始めている。岸田政権発足以降、岸田首相から“軽視”され、ロコツな反撃に出てきている。 ■「理解している人はほとんどいないでしょ」 安倍元首相...
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OECD1970年以降ワーストで“日本沈没”に出口なし 「コロナ禍回復」もビリから4番手
「すごいニッポン」が大好物のネトウヨはまたヒリヒリしそうだ。日本生産性本部が発表したOECD(経済協力開発機構)のデータに基づく2020年の日本の労働生産性は、時間当たりも1人当たりも比較可能な1970年以降で最低だった。当然G7ワー...
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国民を苦しめ、出口のないアベノミクスを踏襲する岸田政権の行く先
岸田政権が掲げる「新しい資本主義」の実態はアベノミクスそのものだ。世界を襲うスタグフレーションにのみ込まれ、そのジレンマで早晩身動きが取れなくなるだろう。 アベノミクスは本来、金融緩和で巨額の財政赤字を支えると同時に、円安誘...
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岸田首相が唱える「3%賃上げ」を専門家「失敗したアベノミクスの焼き直し」とバッサリ!
「大型の経済対策決定を手始めに、予算、税、制度改革、インフラなど総合的に成長戦略、分配戦略を講じる」 オンライン形式で開かれた25日のASEM(アジア欧州会議)の首脳会議で、こうビデオメッセージを寄せた岸田首相。自身が掲げる「...
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刹那のバラマキなのか、岸田首相の「新しい資本主義」
休業、時短営業、自粛――。新型コロナウイルスの感染拡大に最も翻弄されたのが、飲食業界だ。緊急事態宣言の全面解除で久々に通常営業が可能となってから2週間。まだ客足は完全回復には程遠い。 飲食店予約管理システムを運営する「テーブ...
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詭弁にしか聞こえない 「成長も分配も」とは詐欺師の口上
岸田政権がスタートしてからまだ1週間。始まったばかりだ。 ところが岸田首相は、総裁選で掲げていた“目玉政策”をいきなり撤回、棚上げしている。わずか就任1週間で看板政策を引っ込めるのは異例のことだ。立憲民主党の辻元清美副代表が...
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“二回目の給付を”の声の陰で在外邦人いまだ10万円もらえず
1都3県に緊急事態宣言が発令され、飲食店などに営業時間の時短要請や自粛要請が出される中、二度目の現金一律給付を求める声が高まっている。ツイッターでは「#二回目の現金一律給付を求めます」がトレンド入りし、〈本当に苦しい。前回より苦しく...
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刹那の目くらまし 「携帯値下げ」こそ菅政権の危険な本質
菅政権の「目玉政策」とされる携帯電話料金の値下げ。総務省が27日に公表した「アクション・プラン」に呼応するように、さっそくKDDIとソフトバンクが新しい料金プランを発表した。 といっても、新料金はKDDIの「UQモバイル」と...
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アベノミクス継承で日本経済は沈没…12カ月連続の景気悪化
「バブル崩壊後、最高の経済状態を実現したところで新型コロナウイルスが発生した」――。8日、総裁選の所見発表演説で菅官房長官はそう胸を張ったが、大嘘だ。内閣府が7日に発表した7月の景気動向指数は、昨年8月から12カ月連続で「悪化」。リー...
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アベ政治の闇も引き継ぐ菅政権では日本経済は立ち行かない
ポスト安倍を決める自民党総裁選が8日、告示された。派閥の談合が露骨で、仲間内で甘い汁を吸うアベ政治そのもの。菅官房長官が継承するのは象徴的だ。何より問題なのは、菅がやってきたことを検証せず、ヨイショ報道を流すメディアのあり方である。...
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安藤裕氏 コロナ禍こそ平成の経済対策に終止符を打つべき
「国難を乗り越えるため真水100兆円の財政出動を」「消費税率もゼロにすべき」――。小出し、後出し、やり直しの安倍政権に忖度なし。コロナ禍で大胆な提言を続け、にわかに注目を集める自民党の若手がいる。「もの言う」新たな“永田町の変人”が持...
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新型コロナ禍直撃 日経平均「1万5000円割れ」の現実味
28日の日経平均株価は5営業日続落で、下げ幅は一時1000円を超えた。終値は前日比805円安の2万1142円。この5営業日で2337円の大幅下落に見舞われたが、新型コロナウイルスの収束にてこずれば、さらに下がり続けるだろう。コロナ禍...