ドラフト
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西武は蛭間拓哉、日本ハムは矢沢宏太…不作ドラフトで「1位指名」公言続出の深謀遠慮
西武と日本ハムが11日、今月20日のドラフト会議で1位指名する選手をそれぞれ公表した。 西武が名前を挙げた早大・蛭間拓哉外野手(浦和学院=左投げ左打ち)は、小学校時代に「西武ジュニア」に所属。東京六大学リーグで現役最多の12...
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日本ハムのドラフト戦略に新庄監督関与の波紋…矢沢宏太「1位指名」公表も意向を反映か
日本ハムのチームづくりといえば、あくまでもフロント主導。FAやトレードはもちろん、ドラフトの指名選手にしても決めるのはフロントで、監督は門外漢というケースが圧倒的だった。そういったフロント主導のチームづくりが奏功、2016年までの1...
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巨人が1位指名“公表”浅野翔吾の意外なキズ 68本塁打の潜在能力に加え性格もピカイチなのに
すでに巨人が1位指名を“公表”している高松商の浅野。面談した10球団のスカウトたちは、高校通算68本塁打のポテンシャルに加えて、だれにでも好かれる性格やその人間性をベタボメしている。 自分を指名してくれた球団で全力を尽くした...
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中大・森下翔太“掛け値なし”の評価 浅野翔吾や蛭間拓哉を凌ぐ人気で複数球団1位指名か
10月20日に開催されるドラフト会議。すでに巨人から1位指名を公言された浅野翔吾(高松商=右投げ両打ち)、西武に1位指名を公表された蛭間拓哉(早大=左投げ右打ち)と同じ外野手では、この2人に匹敵するくらい評価が高いのが、中大の森下翔...
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ソフトBが1位指名公表 誉高イヒネ・イツアは“グリフィーJr.2世” 両親はナイジェリア人
「まさか1位指名とは…」 ある球団の東海地区担当スカウトは驚いたという。 ソフトバンクは昨10日、20日に迫ったドラフト会議で愛知・誉(ほまれ)高のイヒネ・イツア内野手(3年)を1位指名すると公表した。 永井編...
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2022年ドラフト大卒・社会人の「隠し球」はこの3人 “流しのブルペン捕手”がイチオシ
日刊ゲンダイ9月24日号で掲載した高卒選手に続き、“流しのブルペン捕手”こと安倍昌彦氏に大学、社会人、独立リーグからそれぞれ「名もなき逸材」をリストアップしてもらった。 ■小柄ながら「走」「守」に「攻」も向上 大学生で...
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10.20ドラフト候補 高松商・浅野でも日体大・矢沢でもない「私のイチオシ投手と野手」
昨年は東北福祉大からオリックスに1位で入団した椋木蓮投手がイチオシだった。全員を見たわけではないが、20日のドラフトを前に高校、大学、社会人で注目する選手を挙げてみた。 まず高校生では高松商・浅野翔吾外野手だ。今夏の甲子園で...
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ドラフト前にスカウト困惑…九州国際大付監督が調査書「指名球団以外書かない」の波紋
10月20日のドラフト会議を前にプロのスカウトが困惑している。今夏の甲子園に出場した九州国際大付(福岡)の楠城徹監督(71)が怒っているというのだ。 事の発端は昨年のドラフト会議。最速146キロで抜群の制球力を誇る同校の山本...
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U18日本代表で打球の飛距離がズバぬけていたのは高松商・浅野翔吾だった
甲子園に出た選手たちが中心だったU18日本代表が、米国のフロリダに出発する前の話だ。 野手の木製バットへの対応については、大学日本代表との壮行試合でチェックできた。「あとはパワーだな。木製バットでどれくらい飛ばすことができる...
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浅野翔吾はU18で評価爆上がり! 「右の強打者」はプロ垂涎、ドラ1“一本かぶり”に現実味
打った瞬間、それとわかる当たりだった。日本時間11日、U18W杯(米フロリダ州)のメキシコ戦に「1番左翼」でスタメン出場した浅野翔吾(高松商)が左翼中段へ特大のソロ本塁打を放った。 【写真】この記事の関連写真を見る(22枚) ...
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高松商・浅野の“清宮超え”高校生最多ドラ1位指名に現実味!打率7割3本塁打で評価さらに上昇
「後悔はないです」 高校最後の夏の終わりにも涙はなかった。 18日、接戦の末に近江(滋賀)に敗れた今秋ドラフト1位候補の高松商の外野手・浅野翔吾(香川=3年)のことだ。 “怪物”と評されるにふさわしい結果を残し...
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日米20球団が雄星と面談 阪神は松坂の甲子園時との比較データを見せて説得した
最速154キロの直球と打者の手元で鋭く曲がるスライダー。投手が補強ポイントだった阪神は、早い段階で花巻東の左腕・菊池雄星(ブルージェイズ)の1位指名を決めていた。しかし、ドラフト前に騒動が起こった。 日本のプロ野球のスカウト...
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早大・蛭間拓哉が日ハム二軍との交流戦で右翼弾! スカウトはドラフトへ舌なめずり
3日、日本ハムの合宿所のある鎌ケ谷のグラウンドにはプロのスカウトが大挙して訪れた。 ネット裏に陣取った5、6球団、計10人を超すスカウトのお目当ては早大の蛭間拓哉外野手(4年=左投げ左打ち)。今秋のドラフト1位候補が、日本ハ...
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2022年プロ野球ドラフト1位候補5人の「強みと課題」をあぶり出した
2022年のドラフトは目玉候補不在といわれるが、逸材はいる。社会人では大阪ガス・河野佳投手(20=広陵)がナンバーワンの呼び声が高い。粒揃いの大学生は、投打二刀流の日体大・矢沢宏太投手(3年=藤嶺藤沢)、東京六大学通算10本塁打の左...
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ホンダ新人左腕・片山皓心のドラフト上位評価が都市対抗まさかの初戦敗退でも変わらないワケ
「開幕戦で序盤に降板? それでも来年のドラフトで上位候補という評価は変わりませんよ」 パのスカウトがこう話すのが、社会人野球ホンダのルーキー左腕・片山皓心(23)だ。 11月28日の都市対抗開幕戦でJR東日本東北相手に...
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中日1位・ブライト健太 愛読書は「第二の父」から渡された伊坂幸太郎の小説
50メートル5.8秒、遠投100メートル。並外れた身体能力を持った健太は、東京都足立区内の団地で生を受けた。父と母、弟の丈(17)との4人家族だ。 ガーナ人の父、アドゥ・ブライト・ジョンさんはサラリーマン。20代の頃に仕事を...
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日本ハム1位・達孝太 プロ野球選手を志した父の助言の意図
今年のセンバツで天理(奈良)をベスト4に導いた。ネット裏のスカウトの多くから「将来が楽しみな素材型」と評価された達が育ったのは大阪府堺市にある一軒家。 「建てたのは10年ほど前です」と、父・等さん(45)はこう語る。 「...
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ロッテ1位・松川虎生 16歳で禁じられた「夜の白米」と「揚げ物」
「あんなに早く呼ばれるなんて思わなかった。今呼ばれたのって、あのマツカワコウ? と。ハンカチ握りしめて泣く準備してたんですけど、ビックリしすぎて涙なんて一滴も出なかった」 そう振り返るのは、母の紗絵美さん(43)。ロッテからの...
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ソフトバンク1位・風間球打は熱すぎる父を持つ4人兄弟の三男坊
山梨県甲州市。甲府盆地の東端で、風間は生まれ育った。男ばかり4人兄弟の三男坊。長男・球道、次男・球星、三男の球打に末っ子の球志良と、いずれも「球」がつく。父の啓介さんはかつて地元塩山商業(現塩山高校)で甲子園を目指してプレーしていた...
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楽天1位・吉野創士 ホームグラウンドは父が祖父から受け継いだ工務店
生まれは千葉県浦安市。有名テーマパークからほど近い場所で育ったが、追いかけたのはねずみのキャラクターではなく、母の智子さん(53)の背中だった。学生時代、バレーボール部に所属していた智子さんは、結婚後もママさんバレーチームに所属。息...
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広島1位・黒原拓未の母は毎朝4時から弁当用に3合のご飯を炊いた
「亡くなった両親に聞いたことはないけど、たぶん『和歌山の男』という由来だと思います」 笑いながら自身の名前についてこう説明するのは金属加工の工場に勤める黒原の父・和男さん(58)だ。 和男さんが生まれ育ち、末っ子の黒原...
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阪神1位・森木大智「スーパー中学生」の原点と両親から受け継いだDNA
「小学6年の秋には、174センチの私と同じくらいの背丈がありました」 森木が小学3年で入団した「高岡第二イーグルス」の石元恭一監督がこう言った。当時、体の線はまだ細かったが、能力は飛び抜けていた。同クラブを引退する直前の小学6...
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西武1位・隅田知一郎が少年時代にグラウンドでぶっ倒れた意外な理由
隅田を指導した長崎県大村市の少年野球チーム「大村クラブ」の橋口博監督にはひとつ、印象深い思い出がある。 「ある日、隅田がグラウンドで突然、倒れたんですよ。彼はとにかく野球が好きで好きで、誰よりも早く練習に来て、誰よりも遅く帰る...
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巨人1位・翁田大勢は父、母、姉、兄、本人…家族5人全員が西脇工高出身
兵庫県多可郡多可町八千代区(旧野間谷村)では、1947年から9月15日を「としよりの日」と定め、お年寄りを大切にする気持ちを育んできた。これが全国に広がり、国民の祝日「敬老の日」の制定につながったという。そんな山あいの町で翁田は育っ...
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DeNA1位・小園健太“肉体改造”の源は…一日5合「朝食、昼食、補食」の母特製3点セット
「健太は遊びも野球だった。高校に入るまでゲーム機すら欲しがりませんでした」 そう話すのは、母の優佳さん(48)。貝塚市立中央小1年のとき、軟式野球クラブ「R.I.C.A」で野球を始めると、すぐにとりことなった。 「小学生...
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オリ1位・椋木蓮“遅咲き右腕”を支えた両親の献身「僕は冷たいご飯を食べたことがない」
山口・本山小1年生の時、1歳上の兄の影響を受けて野球を始めた。高校までは目立った成績を残していなかったこともあり、「ドラ1」としては遅咲きと言っていい。 今はなき少年野球チーム、本山ベアーズで当時監督をしていた椙田哲也さん(...
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ヤクルト2位・丸山和郁の両親を青ざめさせた「4歳の大冒険」ゲーセン目指し3km歩いた身体能力
群馬県北西部の山あいにあった倉渕村(現・高崎市倉渕町)で、2歳ずつ離れた3人兄弟の末っ子として産声を上げた。 村の当時の人口は5000人ほどで、現在は3000人あまり。榛名山と浅間山に挟まれるように、細長く広がるのどかな田舎...
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レギュラーに定着したと思ったら、担当の若手とポジションの重なる即戦力を上位指名されてキレた
「いくらなんでもアレはないでしょう! まったく、冗談じゃありませんよ!」 ドラフト会議が終わった瞬間、思わず部長にかみついた。「アレ」とはウチの上位指名のことだ。 今年のドラフトにはオレなりのもくろみがあった。担当した...
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引退する日本ハム斎藤佑樹はなぜプロで活躍できなかったか
11日にプロ野球のドラフト会議が行われた。入る者がいれば去る者もいる。先日、日本ハムの斎藤佑樹が引退を表明した。 早実(西東京)時代、2006年夏の甲子園で優勝し、フィーバーとなった。その年のセンバツ準々決勝で、私が部長だっ...
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西武が即戦力左腕2人指名も“宝の持ち腐れ”に? 投手C不安だらけ、監督人事も二転三転
一流の素材を「調理」できるのか。 西武は14日、ドラフト1位の隅田知一郎(西日本工大)に指名挨拶を行った。 渡辺GMは「ウチは左投手が不足している。(隅田は)高い確率で先発ローテに入ってくれる」と期待を寄せれば、隅田...