プーチン大統領
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この戦争を“利用”しようと前のめり 岸田政権と大メディアの危うさ
「ウクライナから避難してくる20人を乗せた政府専用機が、まもなく羽田空港に到着する予定です」 5日の正午前、NHKは30分弱の特別番組を組んで、林外相と一緒に訪日するウクライナからの避難民を乗せた政府専用機の到着シーンを伝えた...
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プーチン大統領が企む残虐行為の「証拠隠滅」…激戦地ハルキウに“片道切符”で虐殺部隊を再投入
ウクライナの首都キーウ周辺で、プーチン大統領が送り込んだロシア軍による住民への残虐行為が次々と明らかになっている。キーウ北方のボロディアンカでは、410人もの住民が犠牲になった「ブチャ虐殺」を上回る被害が報告されている。プーチン大統...
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プーチン大統領の「戦争犯罪人」訴追には高いハードル…クーデターしか道はないのか
誰もプーチン大統領を裁けないのか。ロシアの軍事侵攻を巡り、ウクライナでの“残虐行為”が次々と発覚。ウクライナの首都キーウ近郊でロシア兵による「ジェノサイド」(大量虐殺)の疑惑も浮上し、国際社会ではプーチン氏やロシア高官を「戦争犯罪人...
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ロシアはもう国際社会に戻れない 虐殺で世界は大きな転換
「プーチン包囲網」が一段と狭まった。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻から40日が経過し、市民を大量虐殺した疑いが濃厚となる中、ゼレンスキー大統領は5日の国連安全保障理事会でオンライン演説。「ロシア軍はわれわれの国に奉仕した人びとを探...
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「プーチン氏と軍高官の間に緊張関係」は正しいか? 事実として言える点は1つ。ロシア側が反発したという点だ
ホワイトハウスのベディングフィールド広報部長が3月30日に会見で述べたプーチン露大統領に誤った情報がもたらされていたという話がニュースをにぎわせた。ホワイトハウスの記録を見ると彼女は次のように話した。 ■「プーチン氏と軍高官の...
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通貨ルーブルがウクライナ侵攻前の水準に逆戻り “V字回復”は大規模操作か、制裁不発か
ルーブルが、V字回復ーー。戦争の長期化と経済制裁により、ロシア経済は大きな打撃を受けている。ところが、一時、急落していたルーブルが、現在、ウクライナ侵攻前の水準に戻っている。どういうことなのか。 侵攻前、ドル=ルーブル相場は...
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ウクライナ侵攻「仲介役」でトルコ存在感 プーチン大統領が描く黒海南下ルート“牛耳り”シナリオ
ロシアのウクライナ侵攻を巡り、仲介役を買って出たトルコのプレゼンスが高まっている。ロシアがウクライナ南東部を制圧し、5月には“勝利宣言”を発するとの観測も流れる中、停戦交渉はどんな結末を迎えるのか。 トルコのエルドアン大統領...
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狂乱物価高に後手後手 まず“日本橋のプーチン”黒田総裁のクビを切れ
スーパーや、日用品なども扱うドラッグストアで、値札とスマホの画面をにらめっこする客の姿が珍しくなくなった。1円でも安い商品を求め、ネット通販と比較する。賃金は一向に上がらないのに、今月に入ってありとあらゆる生活必需品がまた値上がりし...
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プーチン大統領「5.9勝利宣言」めがけ大暴走 傭兵と地雷で“最終残虐攻撃”の恐れ
プーチン大統領の暴走が止まらない。米CNNテレビは2日、米政府当局者の話として、ロシアが5月上旬までにウクライナの東部ドンバス地方などを制圧し「勝利宣言」を目指していると報じた。「宣言」までに戦果を上げたいロシア軍がなりふり構わず、...
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“プーチン大統領的”上司その手口と対処法 恐怖で支配する独裁者は企業にもいる
組織の裏切り者には、残酷な死を与える──大義なくウクライナに侵攻したロシアのプーチン大統領の口ぐせだ。恐怖政治で支配し、反旗を翻す者は容赦なく粛清する。政権幹部だけでなく、反体制運動などを手掛ける一般人にも矛先を向けている。国のトッ...
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メディアが報じないバイデン米大統領の言動からウクライナ情勢を読み解く
バイデン米大統領の、「この男が権力にとどまっていてはいけない」との発言が波紋を呼んでいる。発言は3月26日にポーランドで行われたもので、正確には、「God's sake, this man cannot remain in powe...
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プーチンは国際法廷で裁かれるべき 武力による主張は共生の時代にそぐわない
旧ドイツや日本の指導者たちは第2次世界大戦の敗戦後、戦犯容疑者として拘束され、連合国の軍事裁判で人道に対する罪などで裁かれた。プーチンも同様に、ウクライナでの虐殺について国際法廷で裁かれるべきだ。 近年も例はある。旧ユーゴ圏...
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ブッチャー、おまえは大失敗したんだ。終わったんだ
アメリカのバイデン大統領はプーチンに怒りが収まらず「あの男はBUTCHERだ」と罵っていた。虐殺者だとここへきて改めて罵倒した。そして「プーチンは権力の座に居残っていてはならない(CANNOT REMAIN IN POWER)」と激...
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ロシア情報機関の内部告発で真贋論争に 「ゴルディアスの結び目作戦」驚愕のシナリオ
紀元前4世紀に地中海からインドに至る広大な帝国を築いたアレキサンダー大王。彼にまつわる伝説のひとつが「ゴルディアスの結び目」だ。 「これを解いた者はアジアを制す」といわれ、誰もほどけなかった複雑な縄の結び目を大王は一刀両断して...
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願望なのか真実なのか「プーチンはもうオシマイ」報道の真偽
「いったい、どこで間違えたのか」──。いま頃、プーチン大統領はそう思っているのではないか。ロシアがウクライナに侵攻してから、すでに1カ月。ロシア軍が大苦戦している。 とにかく、ロシア軍の損失は異常だ。NATOの推計によると、死...
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プーチン大統領周辺で“異常事態” 側近を解任・軟禁か…米大統領は「自ら孤立化」と語る
バイデン米大統領は31日、ロシアのプーチン大統領が「顧問らを解任したり、自宅軟禁下に置いたりしたことを示唆する情報がある」と明らかにした。また「プーチンは(側近を遠ざけて)自ら孤立化しているようだ」とも語った。ホワイトハウスで演説後...
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ロシア軍「プーチンの戦争」に嫌気で自暴自棄か…誤爆、命令違反、寝返り相次ぎ大混乱
軍事侵攻が6週目に突入し、ロシア軍が“自暴自棄”に陥っている。停戦交渉は1日、オンライン形式で再開するが、即時停戦は期待できない。最大19万人といわれるロシア兵がウクライナ国境に集結させられてから約5カ月。攻撃を続ければ続けるほど、...
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攻撃の軸足をキエフから東部に移したプーチン大統領の思惑
ウクライナ問題で最も「事情通」なのはイスラエルだろう。ベネット首相は和平の仲裁に乗り出し、プーチン大統領やゼレンスキー大統領と個別会談を行い、その後も電話で連絡を取っている。 そのイスラエルの有力紙エルサレム・ポストが3月2...
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プーチンが受け継いだ「目的のためには手段を選ばない」哲学
武装解除後に収容所に入れられた日本軍の将兵は1000人単位で大隊をつくり、列車に乗せられた。2カ月分の食料を持参してというわけにはいかず、多くの兵士は着の身着のままで列車に乗った。「ダモイ(帰国できる)」というのが合言葉であった。こ...
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ロシアにも円安にも重大責任 安倍元首相の断罪が必要
依然として予断を許さない緊迫した状況にあることは間違いない。 ロシアによるウクライナ軍事侵攻で3月29日、トルコ最大都市イスタンブールで行われたロシア、ウクライナ両国代表団による停戦交渉。同7日にロシアの同盟国ベラルーシで行...
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金欠ロシア「天然ガス代のルーブル払い」を引っ込めた! G7が断固拒否
ロシアは日米欧など「非友好国」に、同国産天然ガス代の支払いをロシアの通貨ルーブルで行うことを強制する方針を打ち出していたが、G7が「断固拒否」で一致したことなどを受け、姿勢を軟化させている。 ◇ ◇ ◇ プーチン...
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プーチン大統領が直面する金欠地獄 かさむ戦費すでに87.5兆円で国家予算の2.5倍以上!
ロシアのウクライナへの軍事侵攻は31日、開始から6週目に突入する。1カ月以上に及ぶロシア軍の攻撃は、やむ気配がなく、戦費は垂れ流し状態だ。対面交渉が29日に再開したものの、停戦合意には至っていない。このまま攻撃を続ければ、プーチン大...
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ウクライナ兵「捕虜銃撃動画」はホンモノなのか? 米CNN報道に世界が騒然
ロシア発の偽情報なのか、それとも戦争が生み出す狂気の一端なのか──。ウクライナ兵がロシア兵の捕虜を銃撃したとする米CNNの報道に世界が騒然としている。事実だとしたら、捕虜の人道的な取り扱いを定めたジュネーブ条約に違反する上、プーチン...
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ただ追随の岸田政権 「戦争」「制裁」で支持率上昇の危うさ
岸田首相がロシアへの追加経済制裁を次々打ち出している。 28日の参院決算委員会で、暗号資産の取引を通じた制裁逃れを防止するため、今国会で外為法を改正する準備を進めると表明した。24日にベルギーのブリュッセルで開かれたG7首脳...
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ウクライナが「中立化」で譲歩 5.9ロシア対独戦勝記念日に“電撃停戦”はあるのか
明るい展望が見えてくるのか。ロシアとウクライナの両代表団による停戦交渉が29日にも、トルコのイスタンブールで行われる。今月7日以来の対面形式だ。久しぶりの対面交渉を前に、ロシアへの「譲歩案」が急浮上している。“電撃停戦”はあるのか。...
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ウクライナ侵攻後に北朝鮮ICBM発射連発! ロシアと反米「核同盟」結成という異次元の脅威
国際社会がウクライナ情勢の対応に追われる中、間隙を縫うように北朝鮮はICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射実験を繰り返す。岸田政権はウクライナへの肩入れを強めているが、突き付けられているのはロシアと北朝鮮の「核同盟」結成の脅威だ。 ...
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プーチンを狂人とするのは西洋の価値観 ロシアは欧州から見下されている
ロシア連邦はウラル山脈を境にヨーロッパとアジアに分けられていて、実は領土のほとんどがアジア側にあり、その面積は1310万平方キロと連邦全体の77%を占めている。そのため英国やドイツ、フランス、イタリアなど中央ヨーロッパの人たちは、ロ...
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白々しいにもほどがある 安倍礼賛保守メディアのロシア報道
ロシアのプロパガンダや報道規制に憤慨するのもいいが、日本の報道も何とかしたほうがいい。今回、ロシアがウクライナに侵攻し、日ロ関係が悪化すると、「北方領土交渉は暗礁に乗り上げた」「交渉は振り出しに戻った」といった記事が出てきたが、しら...
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エジプトが2度目のIMF駆け込み…「プーチンの戦争」で世界大不況のドアが開いたのか
「プーチンの戦争」は世界経済を確実にむしばんでいる。ロシアによるウクライナ侵攻開始から1カ月。エジプトが23日(現地時間)、IMF(国際通貨基金)に支援を要請した。戦争勃発後、海外投資家が国債市場から資金を引き揚げたため外貨不足が深刻...
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「プーチン大誤算」報道をどう読むか 悲劇的結末か泥沼の膠着
ロシア軍によるウクライナ侵攻開始から24日で1カ月経った。 ロシアのプーチン政権は当初、圧倒的に優位な軍事力を背景にウクライナを数日以内に制圧。ゼレンスキー政権を支配下に置く「短期圧勝シナリオ」を描いていたとされるが、そのシ...