プーチン大統領
-
プーチン大統領が“偽旗作戦”に着手 イラ立ちMAXで禁断兵器使用の「レッドライン」越え秒読み
「とても深刻な一歩となる。米国は軽く受け止めない」──。20日の米CBSテレビに出演したオースティン米国防長官は、ロシアが生物・化学兵器を使用した場合の対応について、そう強調した。ウクライナとの戦争が長期化し、戦局の停滞にいら立つプー...
-
ゼレンスキー大統領は忖度ゼロ! 国会演説でアベ外交と日ロ経済協力を痛烈批判の可能性
外国元首のオンライン演説は極めて異例だ。ウクライナのゼレンスキー大統領による国会演説が23日午後6時から行われる。本会議場にはスクリーンがなく、議員会館の会議室などで実施の見通し。国会の根深い前例主義を横に置き、異例の演説にこぎ着け...
-
ロシアへの制裁で目の当たりにした「経済の凶器化」と「通貨のデジタル化」の怖さ
まず最初に言っておくべきことがあります。我々は蛮行や暴挙を、人類の進化の中で歴史の向こう側に置いてきたはずです。ロシアのウクライナ侵攻は絶対に許してはいけない。しかし一方で、こうした発言が、各国の軍備増強を容認する方向につながらない...
-
劇場爆撃はこの戦争の分岐点 プーチン暴走の最悪シナリオ
街を象徴する3階建ての建物は無残に崩れ落ちた。ウクライナ政府がロシア軍に空爆されたと発表した南東部マリウポリの劇場は、ウクライナ側が公表した映像によると、辛うじて残った劇場正面の壁も黒く焼け焦げ、周囲にはがれきや木材が散乱。樹木もな...
-
(番外編)プーチン大統領は絶対的な権威を示すために悪魔と結託した
旧ソ連が崩壊したエリツィン時代(1990年代)のロシアは、欧米諸国と同じ民主主義国家を目指す改革派の時代だった。 その90年代にロシア大統領府の責任者であり、今も厳しい反プーチン派のモスクワに住む親友から今月、私の誕生日を祝...
-
ロシア軍は大混乱…お家芸の「情報戦」でもポカ連発でハイブリッド戦略の破綻を露呈
ウクライナとの停戦協議は継続しているものの、ロシアによる無差別攻撃はエスカレートの一途だ。手当たり次第の猛攻は、やはり苦戦の裏返しなのか。お家芸といわれてきた情報戦でもポカをやらかし、ハイブリッド戦略の破綻を露呈し始めている。 ...
-
プーチンが停戦交渉で初めて自ら具体的条件「ゼレンスキーとの直接会談が必要」
英BBCは18日、ロシアのプーチン大統領が17日にトルコのエルドアン大統領と電話会談した際に、ウクライナでの停戦を実現する具体的な条件を列挙した上で、ゼレンスキー大統領との直接会談にも前向きな姿勢を示したと報じた。電話会談の内容を聞...
-
ウクライナ西部リビウ市民の日常生活は“戦時”になってどう変わった? 現地記者が報告
紛争地帯でもないヨーロッパの現代国家がまさかの“戦時下”に。市民たちはどのような暮らしをしているのか。現地にいる記者に話を聞いた。(写真と説明=藤原亮司/ジャーナリスト) ◇ ◇ ◇ 藤原亮司さん(54歳)は、パ...
-
ロシア軍の砲撃で左腕を切断…9歳女児「事故に遭ったと思うようにしている」
これほど強靱な心を持った9歳児がいるだろうか。 ウクライナのキエフ郊外で、先週、サーシャさんは、ロシア軍の攻撃を逃れるために家族と避難中、乗っていた車が砲撃を受けた。 同乗していた父親は死亡。母親と妹、サーシャさんは...
-
プーチンの姿は時代錯誤の極み どの国も自国の軍隊で戦争できなくなっている
もはやアメリカは戦争ができず、日本が頼りにすることもできないのだろう。 今回のプーチンの命令によるウクライナへの侵攻は、2003年にアメリカが起こしたイラク戦争とよく似ている。当時のG・W・ブッシュ政権はイラクに「大量破壊兵...
-
ウクライナ女性のTikTokフォロワーは87万人超! 街が破壊されてもユーモア忘れず
ロシア軍の攻撃で破壊された街に住むウクライナ女性が、その生活ぶりを撮影した映像を投稿しているティックトックが大人気になっている。 キエフから120キロほど北東にあるチェルニヒウに住む写真家のバレリア・シャシェノクさん(20)...
-
露経済支援に血税3.1億円!戦争に使われないって?国の財布は一つだろ
「ウクライナへのロシアの侵略戦争のために経済制裁をしていますが、なんと、参議院で審議中の今年度予算案に安倍政権が合意した協力プラン『日露間における貿易投資の促進』など3.1億円が含まれています。このまま予算案を通していいのでしょうか?...
-
プーチン政権「5月に金欠」終戦か 飛び交うロシア危機説、“最後の一撃”の選択肢まで
「戦争の長期化」「経済制裁」「デフォルト危機」──と、苦境に追い込まれつつあるプーチン大統領。さらに、ここにきて命綱である原油価格も下落している。武器や人員などロシアの兵力が限界に近づきつつあるとの見方も浮上。ロシアは5月までしか戦争...
-
国民にきっちり説明を 対ロ制裁には凄まじい覚悟が必要
市街地のあちこちに立ち上る黒煙と鳴り響く激しい爆音。砲撃で破壊され、爆風によってガラスがなくなった高層アパートの部屋に広がる激しい炎。穴だらけの道をおぼつかない足取りで逃げ惑い、泣き叫ぶ住民……。 ロシア軍によるウクライナ侵...
-
“プーチン子飼い”チェチェン独裁者の「暴挙」が止まらない…ウクライナで子どもの誘拐画策
ロシア軍がウクライナへ侵攻してから3週間が経ち、市民への攻撃や略奪行為が次々と明らかになっている。ロシアの進軍に伴い、残虐行為に拍車がかかる恐れがある。 ■チェチェン独裁者もウクライナ入り 懸念されるのが、ロシアの軍事...
-
“反プーチン”急先鋒は逮捕か亡命か暗殺か 露国営テレビで反戦抗議の女性局員どうなる
プーチン大統領が激怒しているのは間違いない。ロシアの政府系テレビ「第1チャンネル」の生放送中、「戦争やめろ」などと書かれたプラカードを掲げたマリーナ・オフシャンニコワさんは、この先、どうなるのか──。世界中が注目している。 ...
-
ロシア軍に子供を殺害されたウクライナ女性が入隊「プーチンは代償を払うべき」
「女だってやる時はやる」というのが最近のウクライナ国内の流れのようだ。 ウクライナ在住のマッサージ・セラピスト、ケイト・マッチェシンさん(33)はロシアによるウクライナ侵攻後、子供をロシア軍に殺害された。肉親の敵を討つために今...
-
(番外編)プーチン大統領の思考とは「ロシア人に友人はいないし、友人も同盟国も必要ない」
戦争を始めたプーチン大統領の考えは、突然異変なのだろうか。前稿で「彼が急に偏執症になったのではない」と指摘した。たしかに、彼の演説も最近は古代・帝政時代のロシア史に嵌(はま)り、ロシア的価値を欧米的価値に対置して美化し、旧ソ連をロシ...
-
それ次第で状況一変 世界が注視する中ロ連携の行方
ロシアのプーチン大統領が仕掛けた無謀なウクライナ侵攻から3週間。電撃戦で親ロ政権にすげ替えるというプーチンのもくろみは大きく外れ、泥沼化する戦爭の出口はいまだ見通せない。ウクライナ市民とゼレンスキー大統領の士気も一向に衰えない。そう...
-
ロシア国営局スタッフの「NO WAR」は称賛…「I am not ABE」はスルーした日本のテレビ局
「NO WAR(戦争反対)。プロパガンダを信じるな。この人たちはあなたにうそをついている」 ロシア国営テレビ「チャンネル1」の生放送中に、ウクライナ侵攻に反対するプラカードを掲げた女性の勇気を称える声が世界中に広がっている。 ...
-
習近平主席は米ロの板挟みに…プーチン大統領が中国に要求する軍事支援の中身
独善的なウクライナ侵攻で世界を敵に回したロシアのプーチン大統領は、さすがに焦りを強めているようだ。欧米メディアによると、侵攻開始後、中国に軍事・経済支援を求めたという。習近平国家主席はかつてなく強固な中ロ関係を誇っているが、プーチン...
-
ロシア「愛国主義教育」による道徳の欠如…スポーツ界もドップリ、「Z」マーク装着の波紋
「Z」マークといえば、ロシアのプーチン大統領によるウクライナ侵攻を支持する象徴。ロシア国内では車やバス停など至る所に「Z」が拡散している。 ■プルシェンコ以外にも「Z」マーク スポーツ界も例外ではない。先日、体操の種目別...
-
プーチンは停戦に動くか最後の攻勢か? ロシア国民の不満は爆発寸前…ヤマ場の1週間
14日、ロシアとウクライナの4回目の停戦交渉がオンラインで行われた。ここへ来て、停戦に近づいているとの臆測も浮上。早速、マーケットは好感し、“リスクオン”の方向に動いている。近く、停戦は実現するのか。 ◇ ◇ ◇ ...
-
歴史家が指摘したプーチンとスターリン、ヒトラーの類似性
戦況が思うようにいかないことでブチキレたのか。ウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領が内部粛清を始めたという見方が出てきた。 情報・治安機関のロシア連邦保安局(FSB)の対外諜報部門トップらが自宅軟禁処分になったと、隣...
-
孤立深めるプーチン大統領イライラ! 諜報部門トップ「粛清」で作戦難航の“責任逃れ”
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻がドロ沼化の様相を呈している。ロシアのプーチン大統領は当初、ウクライナの首都キエフを「2日」で制圧し、政権を転覆させるシナリオを描いていたようだが、ウクライナ側の徹底抗戦に大苦戦中だ。膠着状態に苛立...
-
ロシア軍がキエフ近郊で“兵糧攻め”…食料も水も尽き住民は命がけの脱出
ウクライナのゼレンスキー大統領が「町が消滅した」と語るほど、ロシア軍の攻撃は激しくなっている。英国防省によると、ロシア軍は首都キエフ中心部から25キロ圏内に到達。危機が迫る現地をジャーナリストの田中龍作氏がリポートする。 ■く...
-
暴落に次ぐ暴落 市場も殺気だってきた泥沼戦争の行く末
ロシア軍によるウクライナへの電撃侵攻から半月が経過。依然として双方の主張の隔たりは大きく、停戦合意の兆しがまったく見通せない中、世界の金融市場は不安定な動きが続いている。 日本も例外ではない。11日の日経平均株価は前日に大き...
-
2022年度予算案に「プーチン献上3.1億円」計上のデタラメ…対ロ制裁はどうなった?
ロシアのプーチン大統領の暴挙に歯止めがかからない。 中東から1.6万人超の義勇兵を集め、ウクライナへ送り込むという。国際社会によるかつてなく強力な経済制裁にヘコたれる様子はない。欧米主導の対ロ制裁には岸田政権も追従しているが...
-
欧米では政治と芸術は不可分 プーチンはロココの時代にバロック的な軍事侵攻を行った
西欧では政治と芸術は不可分に結びついている。しかし、本来なら、歴史に残るアーティストは決して体制と寝ることはしないものなのだ。 ロシアの世界的指揮者ワレリー・ゲルギエフがミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団から首席指揮者を解...
-
ロシア人の優しさを知っているだけに…世界から嫌われるのは忍びないんですよね
連日の戦争報道に心を痛めてます。日本人にとってのロシアという国は、恐ロシア(おそろしあ)という言葉があるくらいにイメージはよろしくありません。確かに第2次世界大戦時の日ソ中立条約を破り日本に対して行ったソ連軍の行為やシベリア抑留など...