朝乃山
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新大関正代も左足首痛め休場…原因は「負ける稽古」不足
番付が上から順番に4人、いなくなった。 12日、新大関正代(29)が左足首の靱帯損傷で、休場届を提出。これで白鵬、鶴竜の両横綱に加え、朝乃山、正代と大関2人も休場という異常事態だ。 正代は3日目、高安を突き落とした際...
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大関・朝乃山の休場は自業自得「合同稽古」不参加のツケが
本人にとっては「無念の初休場」だが……。 大関朝乃山(26)が10日、3日目からの休場を発表した。初日の霧馬山戦で立ち合いの際に右肩を痛め、協会に「右肩三角筋挫傷で約4週間の治療を要する見込み」という診断書を提出。初日の取組...
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照ノ富士が朝乃山撃破も…“特例なし”大関復帰はイバラの道
全盛期を彷彿させる、豪快な投げを決めた。 9日、結びの一番で元大関照ノ富士(28)が、大関朝乃山を撃破した。 この2人、いずれも右四つを得意とする力士。相四つのぶつかり合いはしかし、立ち合いで決着がついた。照ノ富士は...
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定年の高砂親方がとっくに決めている後継者を名言しない訳
4日、相撲協会の高砂親方(元大関朝潮)がリモート会見を行った。12月9日の誕生日で、65歳の定年。最後の本場所ということもあり、大関朝乃山ら愛弟子たちに「個性を発揮できる力士になってほしい」とエールを送った。 そんな高砂親方...
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秋場所Vの正代 懸念される「腰高」は横綱昇進の大きな武器
「優勝したんだとはわかってはいるけど、まだ自分が追い付いてない感じですね」 優勝一夜明け会見で、こう話したのが9月場所を制した正代(28)だ。 13勝2敗で殊勲賞と敢闘賞に加え、自身としても熊本県出身力士としても初めて...
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正代初Vも「番付不在」と評論家苦言…白鵬は延命で高笑い
熊本県勢として初めて賜杯を手にした力士となった。 27日の千秋楽。初顔合わせにして優勝を左右する一番となったのが2敗の関脇正代(28)と3敗の新入幕・翔猿(28)の対戦だ。2敗で単独トップに立つ正代が勝てばそのまま優勝。翔猿...
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低レベル9月場所 Vのカギは“奇跡の現役”元大関4人衆が握る
賜杯が誰の手に渡るかは、この4力士次第と言ってもいい。 10日目を終えた時点で低レベルの混戦状態となっている9月場所。2敗力士が大関貴景勝を筆頭に5人、3敗は大関朝乃山と先場所Vの照ノ富士(28)の2人というのだから、誰が優...
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朝乃山に初日 混沌9月場所制すは押しより“四つ相撲”の根拠
誰が優勝するか、いよいよわからなくなってきた。 16日の4日目、大関朝乃山(26)にようやく初日が出た。対戦相手の北勝富士を一方的に攻め、土俵際では力強く寄り倒し。その一方、三役以上で唯一全勝だった正代(28)に土がついた。...
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もし万が一、照ノ富士2場所連続Vなら大関復帰させてやれよ
日本相撲協会に聞きたいことがあるんだけどサ。 秋場所は横綱白鵬と鶴竜が、「ファンの皆さまに横綱としての力量をお見せできないのが失礼にあたる」てな理由で初日から休場して不在の上、今場所の優勝争いは、若手を中心に回るだろう、ト?...
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朝乃山あまりにひどい3連敗…取材拒否で精神面の脆さ露呈
「負け方があまりにぶざますぎる。投げられてばかりで、これでは優勝どころか勝ち越しも難しいのではないか」 相撲評論家の中澤潔氏もため息をつくほど、ひどい負け方だった。 2連敗中の大関朝乃山(26)は15日、先場所優勝した...
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大関朝乃山が連敗発進…右四つ不発“歌を忘れたカナリア”に
文字通り、何もさせてもらえなかった。 14日、大関朝乃山(26)が隆の勝に完敗した。立ち合いで得意の右差しを狙ったものの、隆の勝にハズ押しで対抗されるとなす術なし。突進してくる相手を押し返せず、最後は土俵際で弓なりになってこ...
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朝乃山の実力証明に重要な横綱戦…白鵬・鶴竜の出場は?
大関朝乃山(26)が9月場所(13日初日)に向けて燃えている。 新大関として臨んだ先場所は12勝3敗。まあまあの成績だが、そこは優勝を逃した無念だろう。「先場所の屈辱を晴らす」と、稽古に汗を流している。 そんな朝乃山...
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内閣総理大臣杯を八角理事長が代読とは、どういうわけだ?
照ノ富士が格段に風格を増して帰って来た。 優勝インタビュー「あきらめずに頑張って来れたのは両親、親方、おかみさん、部屋のみんながフォローしてくれたおかげ」。 5年前は怖いもの知らずの「イケイケだった」のが「おかげさま...
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照ノ富士Vの裏で…白鵬と鶴竜の休場癖に武蔵川親方も苦言
またトンズラした、と思われても無理はない。 照ノ富士の2度目のVで幕を閉じた7月場所。賜杯こそ逃したものの、大関朝乃山の奮闘や、最後まで優勝戦線に残った御嶽海、正代らの活躍も光った。その一方、場所後はまったくといっていいほど...
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痛恨の朝乃山 新旧大関対決に負け来場所の綱とり消滅危機
新旧大関対決は“先輩”に軍配が上がった。 大関朝乃山(26)と元大関照ノ富士(28)が、この日の結びの一番で激突。いずれも賜杯レースのトップを走る1敗とあって、優勝決定戦さながらの一番となった。 朝乃山からすれば、今...
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攻め急ぎ白鵬まさかの連敗…“安パイ”鶴竜休場で相撲に焦り
横綱白鵬(35)が、まさかの2連敗だ。 30日は御嶽海と対戦。立ち合いでまわしを取り、後は寄り切るだけ……という体勢になったものの、好事魔多し。普段ならまわしを引きつけて盤石の寄りを見せるはずが、この日は上体が前のめりになり...
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朝乃山が取り直し波乱も9連勝 新大関が破る2つのジンクス
何とか勝ちを拾った。 27日、朝乃山(26)が取り直しの末、隠岐の海を撃破。最初の一番は土俵際に追い詰められ、逆転を狙った投げを打つも同体。次の一番も苦戦しながら、タイミングよく上手投げが決まった。 これで白鵬ととも...
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朝乃山と白鵬がストレート給金 V争い大一番どんな展開に?
優勝争いはこの2人に絞られたか。 26日、新大関の朝乃山(26)が碧山に快勝。得意の右四つ左上手の体勢をつくると、反撃を許さず難なく寄り切った。 これで初日から8連勝。そんな朝乃山と並走しているのが、横綱白鵬(35)...
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優勝候補の新大関朝乃山 昇進足踏みなら“第2の稀勢の里”も
盤石の相撲で快進撃を続けている。 新大関の朝乃山が初日から6連勝。24日は阿武咲が仕掛けてきたノド輪を下から左手ではね上げると、左上手を引いて一気に寄り切った。 今場所は優勝候補の一角に挙げられており、さらに上の番付...
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大相撲が半年ぶり“有観客”も…親方衆は感染危惧し戦々恐々
実に半年ぶりの拍手が館内にこだました。 19日に初日を迎えた大相撲7月場所。新型コロナウイルスの影響により、本来行うはずの名古屋ではなく東京の国技館で3月場所以来となる本場所開催となった。 当初は無観客が前提だったも...
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大相撲7月場所“裏情報” 協会を襲う大減収と力士給与カット
19日初日を迎える大相撲7月場所(東京・両国国技館)。コロナ禍で5月場所が中止となり、実に4カ月ぶりとなる開催は1日最大2500人の有観客で行われる。開催を直前に控える舞台裏では、さまざまな情報が飛び交っている。 ◇ ◇ ...
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新大関朝乃山が動画研究 千代の富士より参考になる2力士は
「渋いチョイスだけど、自分の相撲をよくわかっている」 とはある親方だ。 6日、新大関朝乃山(26)がオンラインで記者会見を行った。19日初日の7月場所だが、コロナ禍の影響で出稽古はいまだ中止。そこで朝乃山は動画サイトな...
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新大関朝乃山が実戦不足に不安も…無観客が追い風になるか
ようやく大関としての“デビュー戦”を迎えられそうだ。 3月場所で大関昇進を決めた朝乃山(26)が24日、NHKの相撲番組にリモート出演。7月場所に向け、すでにぶつかり稽古などを始めていると近況を明かした。 「(実戦稽古...
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現役力士が陽性反応 大相撲は5月場所どころか年内中止危機
ついに恐れていた「最初のひとり」が出た。 相撲協会は10日、幕下以下の力士ひとりが、新型コロナウイルスの陽性反応が出たと発表した。この力士は現在入院しており、所属する部屋も稽古を中止し、同部屋の力士や関係者は自宅や部屋で待機...
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力士外出NGで出稽古できず 5月場所で割を食う相撲部屋は?
多くの力士は普段と違った調整を余儀なくされそうだ。 大相撲5月場所は2週間延期で、5月24日から6月7日に日程がずれることになった。 とはいえ、それも新型コロナウイルスの感染状況次第とあって、本当に開催されるかどうか...
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新大関・朝乃山 コロナ禍の自粛ムードは「不幸中の幸い」
人気力士の「洗礼」を浴びずに済んだのが、せめてもの慰めだろう。 連日、稽古で汗を流している新大関朝乃山(26)。相撲に集中するという、当たり前だが充実した時間を過ごしている。 普通、注目力士は場所直後からCMやイベン...
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考える力を鍛えられた近大相撲部時代の「教えない指導」
「物静かなおとなしい子でしたね」 こう話すのは近畿大学相撲部の元部長、南孝之介氏。今年1月場所中に急逝した伊東勝人監督の3歳年上で、朝乃山が大学2年時まで部長を務めていた。 「入学当初はまだまだそこまで強くはなかった。2...
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浦山監督の指導下 食って鍛えて強くなった富山商高の3年間
朝乃山という力士を語るにあたって、富山商業高校相撲部の故・浦山英樹監督は欠かせぬ存在だ。中学時代、そこまで目立ったわけではなかった朝乃山の素質を見抜き、「オレが強くしてやる」と勧誘。高校3年間で徹底的に鍛え上げた。 ◇ ...
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「鏡モチ」体型で…ランニングではアゴを出し常に周回遅れ
3月場所で大関昇進を決めた朝乃山(26)。富山県出身の大関は1909年の太刀山(後に横綱)以来、111年ぶりの快挙だ。188センチ、177キロの巨体で、ついたあだ名は「富山の人間山脈」。学生時代の関係者らの証言から、そのルーツを探る...
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大関昇進・朝乃山の転機 中学時代の左ヒジ骨折と不屈精神
「大関の名に恥じぬよう、相撲を愛し、力士として正義を全うし、一生懸命努力します」 25日、大関昇進が決まった朝乃山(26)が、協会からの使者を迎え、堂々と口上を述べた。 「一生懸命」は師匠の高砂親方(64=元大関朝潮)が...