岸田文雄
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分配も口だけ 岸田首相、もう露呈した「空っぽ」の危うさ
「いわゆる敵基地攻撃能力の保有も含め、あらゆる選択肢を排除せず検討する」--。 まるで安倍元首相が乗り移ったかのような発言だ。27日、就任後初めて自衛隊の観閲式に出席した岸田首相が、訓示で防衛力強化の方針を改めて示した。 ...
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「オミクロン不況」襲来リスクが岸田政権の55兆円経済対策を直撃!"アベスガ”と同じ轍か
WHO(世界保健機関)が最も警戒度の高い「懸念される変異株」(VOC)に指定した、南アフリカ発の「オミクロン株」。世界で猛威を振るうデルタ株(インド株)より感染力が強い疑いや、新型コロナワクチンの予防効果を弱体化する懸念があり、経済...
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「やってるふり」の安倍亜流 3%賃上げ要請の国民騙し
ペテン路線をとことん踏襲するつもりなのか。 岸田首相は26日、政労使の代表が一堂に会する肝いりの「新しい資本主義実現会議」に出席。経団連の十倉雅和会長、日本商工会議所の三村明夫会頭、連合の芳野友子会長らを前に「来年の春闘では...
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岸田首相が唱える「3%賃上げ」を専門家「失敗したアベノミクスの焼き直し」とバッサリ!
「大型の経済対策決定を手始めに、予算、税、制度改革、インフラなど総合的に成長戦略、分配戦略を講じる」 オンライン形式で開かれた25日のASEM(アジア欧州会議)の首脳会議で、こうビデオメッセージを寄せた岸田首相。自身が掲げる「...
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盛り上がらない立憲代表選 ますます自民党がのさばる暗澹
30日の投開票を目前にしても、国民的な関心が一向に高まる気配がない立憲民主党の代表選。25日は逢坂誠二元政調会長、小川淳也元総務政務官、泉健太政調会長、西村智奈美元厚生労働副大臣の4候補者による公開討論会がオンライン形式で開かれた。...
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岸田首相が率先して「議員特権」を享受 原宿に億ション所有も“格安”議員宿舎入居の怪
わずか1日の在職期間でも月100万円が支給される文通費が火をつけた“議員特権”の問題。庶民は到底承服しかねるが、「国民の声を聞く」と言っていた岸田首相も率先して特権を享受していた。都内に“億ション”を所有しながら、シレッと「格安家賃...
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米の言いなりで石油備蓄放出 岸田政権の想像を超える隷従
果たしてどれだけの政策効果が期待できるというのか。 岸田首相は24日、記者団に対し、「米国と歩調を合わせ、現行の石油備蓄法に反しない形で、国家備蓄石油の一部を売却することを決定した」と表明した。米国が主導する国際的な石油備蓄...
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岸田首相が“安倍外し”着々 麻生氏&茂木氏に急接近で政権の後ろ盾は「3A→AM」に
岸田首相と麻生副総裁の“接近”が話題だ。 22日、岸田首相と麻生副総裁は国会近くのホテルでランチを共にした。茂木幹事長と松野官房長官も同席。12月召集の臨時国会への対応などについて話し合ったという。 このランチ会が注...
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“失脚”の自民・二階俊博氏に陳情殺到の異例事態 党本部の部屋の前に椅子ズラリのナゼ
幹事長を外されても関係ないということか。自民党の二階俊博元幹事長の部屋に陳情客が殺到しているという。産経新聞は<「二階氏詣で」団体続々>ーーと報じている。 岸田政権の発足後、幹事長を外れた二階氏は、「国土強靱化推進本部長」と...
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大メディアは巨大与党がいいのか 立憲代表選に外野の雑音
〈共産と共闘 4氏曖昧〉〈対共産 踏み込まず〉〈4氏とも共産連携否定せず〉ーー。外野の雑音がかなり騒々しすぎやしないか。 30日の投開票日に向け、号砲が鳴った立憲民主党の代表選。名乗りを上げた逢坂誠二(62)、小川淳也(50)...
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「#岸田総理の辞任を求めます」トレンド入り! 安倍・高市シンパの“激オコ”口撃が大半の仰天
「聞く力」をどう発揮すればいいのか、岸田首相にとって悩ましい問題が浮上している。21日昼ごろ、ツイッターで〈#岸田総理の辞任を求めます〉というハッシュタグ付きの投稿がトレンド入りし、話題を呼んでいるのだ。 ◇ ◇ ◇ ...
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岸田内閣と自民幹部がズラリ!「政党交付金」返納逃れが常態化、基金使い血税蓄財の姑息
余った政党交付金を国庫に返納せず、基金にため込む“返納逃れ”問題。日刊ゲンダイは「身を切る改革」を掲げる日本維新の会が2018~20年の交付金総額約47億円のうち、3割弱をため込み、20年は15億円を超えると報じた。さらに、岸田内閣...
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岸田政権の渋チン賃上げは“子どもの小遣いレベル” 日本医労連「上げ幅1ケタ少ない」と激怒
いつになったら自慢の「聞く力」を発揮するのかーー。岸田政権は19日、過去最大規模の財政支出55兆7000億円もの経済対策を閣議決定。衆院選の政権公約に掲げた介護や保育、看護職の賃上げを盛り込んだが、実態は介護・保育が月3%、看護が月...
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金子原二郎農相は長期政権でも処理できなかった岸田派の“お荷物”…国会でポンコツ露呈の可能性も
衆院議員を5期務めた後、長崎県知事を3期、さらに参院議員を2期務める異色の経歴を持つ金子氏は、数年前から入閣適齢期だったが、安倍・菅政権の約9年間で登用されることはなかった。それだけに、「よほど大きな不祥事を抱えているのか」(永田町...
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予備費でバラマキ 岸田政権の本質は一時的な“施し”政治
とてもじゃないが、GDP(国内総生産)の2倍に当たる1200兆円もの「借金」を抱えた国の予算の使い方とは思えない。これでもかと思うばかりの大盤振る舞いだろう。 原油価格の高騰を受け、政府がガソリンの価格が一定水準を超えた場合...
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自民・最高決定機関に見る嫌がらせ人事!“菅カラー”森山氏と小泉氏を起用し「アベ包囲網」着々
自民党が16日に決定した総務会の人事が党内に波紋を広げている。菅前首相に近く、総裁選では河野太郎前ワクチン相を支持したメンメンが要所を固め、「まるで安倍包囲網」との声が上がっているのだ。 【写真】この記事の関連写真を見る(35...
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安倍元首相の派閥会長就任は「みっもとない」の一言に尽きる
近頃まことに不愉快きわまりないのは安倍晋三元首相の派閥会長就任で、みっともないの一言に尽きる。 そもそも一般論として、麻生太郎副総裁もそうだが、総理大臣まで上り詰めた者は潔く退くのが当たり前だろう。しかも安倍は「アベノミクス...
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岸田首相の官邸会見は「ゼロ回答」ばかり…安倍・菅時代と何も変わらない
「今度こそ指名されるかも」 だが、抱いていた淡い期待は見事に裏切られた。第2次内閣が発足した岸田首相の官邸会見のことだ。「抽選」で参加が認められた日刊ゲンダイ記者は、10日夜の会見に出席。記者は安倍元首相、菅前首相の時代にも会...
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高市政調会長「10万円相当給付」合意の内幕暴露 “蚊帳の外”に不満MAXで岸田首相に反乱か
19日の経済政策決定まで、まだひと悶着ありそうだ。 18歳以下を対象にした10万円相当の給付は、先週、岸田首相と山口代表との自公党首会談で、年収960万円以上の世帯は対象外とする所得制限を付けることで合意し、条件の「世帯」に...
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岸田政権の経済政策を「アホダノミクス」と命名 「アホノミクスのパクリで新鮮味なし」
「新しい資本主義」とは結局、何なのか――。岸田首相の衆院選での訴えを聞いても、政府の会議の提言を見ても、いまひとつよく分からない。安倍政権と菅政権の経済政策を「アホノミクス」「スカノミクス」と命名して断罪してきた闘うエコノミストは、岸...
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自民が維新にスリ寄る狙いと落し穴…「岸田・菅会談」異例のもてなしで協力要請か
衆院選を終えて第2次内閣が発足した途端、岸田自民が日本維新の会にスリ寄り始めた。 9日夜、自民党の茂木幹事長と維新の馬場幹事長が都内の中国料理店で会食。「憲法審査会をしっかり動かして欲しい」という馬場氏の要請に対して、茂木氏...
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そもそも何のため? 自公「18歳以下10万円相当給付」に6つの疑問
分からないことばかりの「18歳以下10万円相当給付」。岸田首相と公明党の山口代表が協議し、「年収が960万円未満の18歳以下の子供」となったが、世論調査では有権者の7~8割がこの給付について「不適切だ」と回答している。指摘されてい...
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新自由主義からの転換の嘘 まだ竹中平蔵氏が居座っている
「デジタル田園都市国家構想は『新しい資本主義』の実現に向けた成長戦略の最も重要な柱だ。デジタル技術の活用により、地域の個性を生かしながら地方を活性化し、持続可能な経済社会を実現していく」 先進的なデジタル技術によって地方活性化...
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自公「10万円給付」に不満噴出!岸田首相のっけから大コケ、所得制限960万円にも“落とし穴”
公明党の目玉政策だった「18歳以下への一律10万円給付」は結局、年収960万円の所得制限が導入されることになった。給付対象外となった人からは「不公平」との不満が出るなど悪評ふんぷんだ。こんなことなら、野党が3月に国会に提出した新型コ...
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最大派閥「安倍派」発足でも消えないストレス…スーツぶかぶか元首相の“激ヤセ”が話題
「げっそりしたんじゃないか」 こんな声が政治記者からも上がっている。10日に召集された特別国会で、本会議場を歩く安倍元首相はスーツがぶかぶか、お疲れのようすだった。 【写真】この記事の関連写真を見る(35枚) 1...
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「岸田カラー」に野党案のパクリ疑惑!学生への給付金、無料PCR検査ともにグズグズしていただけ
第2次岸田内閣が11日、本格始動した。 岸田首相は19日に取りまとめる経済対策に関し、公明党と合意した「18歳以下への10万円相当の支給」に加え、「コロナ禍で厳しい経済状況にある学生に対しても10万円の緊急給付金を支給する」...
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今の米国は民主主義・自由主義を志向する国なのか?日本は現実に基づいた関係構築を
岸田首相は11月中の訪米に意欲的だ。訪米すれば、民主主義と自由主義を基盤とする日米同盟が高らかにうたわれるであろう。だが、今の日米両国政府は、自国での民主主義と自由主義を真に強化しようと努めている国だろうか。少なくとも日本はそうでは...
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噴飯10万円給付 岸田首相のオツムはアベノマスクと同程度
衆院選を受けた第206特別国会が10日召集され、衆参両院本会議で岸田首相(自民党総裁)を第101代首相に選出。同日夜、第2次岸田内閣が発足した。 特別国会の会期は12日までの3日間。政府・与党は12月上旬に改めて臨時国会を開...
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【違法証拠入手】自民・国光文乃議員陣営が“集団買収”!岸田首相応援演説のサクラ動員に「日当5000円」
岸田首相を見にいくだけで5000円ーー。そんなオイシイ話が先の衆院選で実在した。舞台は茨城6区。野党一本化による激戦に苦しんだ岸田派の女性候補陣営が駆使した“禁じ手”の証拠文書を日刊ゲンダイは入手。公職選挙法違反の「集団買収」の疑い...
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刹那の政治に野党不在 岸田内閣に漂う“怖さ”と“不気味”
10日召集の特別国会で、岸田首相が第101代首相に選出され、第2次岸田内閣が発足するが、そこに華々しさはない。むしろ、この政権は大丈夫か、と言わざるを得ない。 岸田の肝いりで発足した「新しい資本主義実現会議」が8日、緊急提言...