佐々木朗希 名門ドジャース入り「最大のメリット」は…付きまとう故障の懸念に万全の備え

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 何しろ、大谷はメジャー移籍後は「ケガのデパート」。渡米1年目のエンゼルス時代の2018年6月に右肘靱帯部分断裂で保存療法であるPRP(多血小板血漿)治療を選択し、同年オフにはトミー・ジョン(TJ)手術を受けた。アジア人初の本塁打王のタイトルを獲得した23年は投打のフル稼働がたたって2度目の靱帯修復手術。昨オフは、ワールドシリーズで盗塁を試みた際、脱臼して損傷した左肩関節唇を修復するメスを入れた。

 山本にしても、昨季途中、右肩腱板損傷で離脱したが、懸命のリハビリでポストシーズンを前に復帰した。肩、肘の故障経験がある大谷、山本からさまざまなアドバイスを期待できるのだ。

 さらに、チームドクターであるカーラン・ジョーブ・クリニックのニール・エラトロッシュ氏は大谷のTJ手術も執刀した肩、肘の専門医。多くのトップアスリートを故障から復活させたスポーツドクターの権威でもある。

 佐々木には故障の不安がささやかれるものの、備えは万全といえそうだ。

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