ソフトBが人的補償で指名!巨人・伊藤優輔の「家庭の事情」…創業90年のパン屋を営む父は深夜0時から1000個以上ひとりで手作り

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 ソフトバンク巨人FA移籍した甲斐拓也(32)の人的補償として伊藤優輔(28)を獲得することが16日、両球団から発表された。

 都立の小山台高から中大、三菱パワー(現三菱重工East)を経て、2020年のドラフト4位で巨人に入団。1年目の秋に右肘のトミー・ジョン手術を受けた影響で育成契約となったものの、昨夏に支配下復帰すると、リリーフとして8試合に登板し、防御率1.04。復活への足がかりをつかんだ。社会人時代にマークしたMAX156キロの直球はチームでもトップクラスの球威を誇り、昨年の秋季練習で阿部監督から直々に先発転向を命じられたばかりだった。

 そんな伊藤はどのような環境で育ったのか。日刊ゲンダイで毎秋好評の人気連載「ドラフト家庭の事情」の2020年版は巨人から伊藤をピックアップ。パン屋を営む父・康之さんが語った「伊藤家の事情」とは。

 伊藤の新たなスタートを記念して、特別に再掲する。(原文まま)

  ◇  ◇  ◇

 昭和アニメの名作「巨人の星」の舞台となった東京都荒川区。この地で父の康之さん(55)はパン屋を営んでいる。

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