大谷の「10年1000億円」がライバルのゲレーロJr.に追い越される日…今回は年俸調停回避、史上3番目の高額で合意

公開日: 更新日:

 エンゼルス時代のドジャース大谷翔平(30)としのぎを削ったブルージェイズの長距離砲ウラディミール・ゲレーロJr.内野手(25)が日本時間10日、年俸調停を回避して1年2850万ドル(約45億円)で合意。年俸調停権を持つ選手では、昨年のヤンキース・ソト(現メッツ)の3150万ドル、23年の大谷の3000万ドルに次いで史上3番目の高額契約だ。今回はソトと大谷には及ばなかったとはいえ、オフには2人に匹敵する好条件を手にしそうだ。

 ブ軍の主砲は今季、メジャー6年目を迎え、シーズン終了後にFAになる。実績は十分で、2021年には48発を放ってリアル二刀流1年目だった大谷(46本)を抑えてロイヤルズ・ペレスとともにア・リーグ本塁打王のタイトルを獲得。過去に2度、トリプルスリーを達成している他、打撃のベストナインであるシルバースラッガー賞を2度(21、24年)、攻撃面で最も顕著な活躍をした選手に贈られるハンク・アーロン賞(21年)にも選出されている。打つだけで守備に不安があるソトとは異なり、22年にはア・リーグ一塁手部門のゴールドグラブに選出。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態