あのレッドブルのRB大宮始動で…「東南アジア資本」のJリーグ参戦加速に現実味

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 2025年シーズンをJ2で戦う「RB大宮アルディージャ」のキックオフイベントが9日、ホームタウンのさいたま市のソニックシティに多くのファン・サポーターやスポンサー企業関係者らを招いて開催された。

 有名エナジードリンクで知られる「レッドブル社」(本社・オーストリア)に買収され、J初の「100%外国資本が運営するクラブ」となったRB大宮。誰もが「チーム名に主力商品であるレッドブルの頭文字RBを冠した」と思うだろう。

 クラブによると「ドイツ語で<芝生の球技>を意味する<Rasen Ballsport>のRとB」。しかし、初公開された来季用のユニフォームには「2頭の赤い雄牛が角を突き合わせている」図柄がデカデカと載っている。

 これはレッドブルのブランドロゴそのもの。チーム名から企業名を封印して「地域名+愛称」がJの基本理念であり、2020年から外資に門戸を開いたJリーグも、企業名をクラブ名に付けることは認めていない。

 あくまで<RB=芝生の球技場>で押し通す腹積もりなのだろう。

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