スキージャンプ高梨沙羅またまた「失格」の深層…北京五輪、W杯に続く失態にSNS《また?》と物議

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 また、だ。

 6日、オーストリアで開催中のスキージャンプW杯女子個人第9戦で、高梨沙羅(28)が2回目のジャンプでスキー板の長さの規定違反で失格。30位に終わって涙をのんだが、いやでも思い出すのが2022年北京冬季五輪である。

 女子のエースとして臨んだ混合団体で1回目のジャンプ後に「スーツの太もも回りが2センチ大きかった」と、スーツの規定違反に問われて失格を告げられた。日本は4位に終わってメダルを逃し、自らを責めた高梨は自身のインスタグラムに真っ黒の画像とともに謝罪文を投稿。のちに引退を考えたと明かし、騒動になった。23年1月のW杯でもスーツの規定違反で失格していることもあり、SNSでも《また?》などと物議を醸している。

 ジャンプのスキー板の長さは、身長と体重から算出されるBMI(体格指数)によって定められている。今回は、2回目のジャンプ後の測定で違反を告げられたが、高梨を失意のどん底に落とした北京五輪では混合団体だけで5人の失格者が出たこともあり、ルールそのものに対する疑問の声は消えていない。

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