ライオネス飛鳥×長与千種「クラッシュ・ギャルズ」“還暦”対談 80年代女子プロレスブームの再来を語り尽くす

公開日: 更新日:

 ダンプ松本(64)の半生を描いた「極悪女王」(Netflix)で再注目されている80年代女子プロレス。ブームの火付け役、クラッシュ・ギャルズの2人が当時と還暦を越えた今を振り返る。

  ◇  ◇  ◇

 ──「極悪女王」の影響は?

ライオネス飛鳥(以下、飛鳥)「極悪女王」のおかげで、過ぎ去ったことが「ing」になったね。自分も当時の気持ちを思い起こして新鮮な時間を過ごしてます。

長与千種(以下、千種)クラッシュ・ギャルズが現在進行形になったってこともあるし、個人的にはマーベラス(千種の女子プロ団体)の選手が女優さんたちにプロレスを教えられるようになったのは大きい収穫だった。

飛鳥 千種が還暦の日、全女のグループLINEに、「こんな私なので一生やっぱりプロレスに携わり、これからまた新しいレスラーを生み出していくんだろうと思います」って書いて、本当にコイツはプロレスバカだなぁと思って(笑)。選手が女優さんたちを教えたって言うけど、その教え子をつくってんのはこの人だから。素晴らしい能力だなって、作品を見て改めて思ったよ。女優さんがプロレスラーになったんだよ。(剛力)彩芽ちゃんと話してても、プロレスのことをちゃんと話せるわけ。プロレスに対して愛情を持てているっていうことがスゲぇなと思ったし、改めて長与千種はスゲぇヤツだなって思った。

千種 相方にそう言ってもらえるとうれしいな。「極悪」以来、アメリカやイギリス、スペインの選手たちがクラッシュ・ギャルズを見はじめて、「アメージングだ!」って言ってるの。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    5周年のSnow Man“目黒蓮独走”で一抹の不安…水面下のファン離れ&グループ内格差

  2. 2

    “レジェンドアナ”近藤サトが明かしたフジテレビアナウンス室の実態

  3. 3

    「おむすび」は朝ドラ歴代ワースト視聴率濃厚…NHKは橋本環奈で何を見誤ったのか?

  4. 4

    江頭2:50は収録の休憩中「僕なんかがゲストですいません」と客席に頭を下げていた

  5. 5

    「Snow Man=めめ以外は演技下手」定着のリスク…旧ジャニのマルチ売りに見えてきた限界

  1. 6

    <第5回>大谷の父母「馴れ初め」は?直々に語られたエピソード「当時、僕は入社2年目で…」

  2. 7

    コシノジュンコそっくり? NHK朝ドラ「カーネーション」で演じた川崎亜沙美は岸和田で母に

  3. 8

    江頭2:50が中居正広氏から“バイトCMの顔”を奪取!スポンサーからは絶大支持も地上波が敬遠するワケ

  4. 9

    窪田正孝の"スピ化"は妻か友人の影響か? 《やつれすぎてないか?》とファンやきもき

  5. 10

    Snow Man体調不安説浮上で初の国立ライブに暗雲…ささやかれる旧ジャニーズからの悪しき「働き過ぎ文化」の影響