中日マルティネスを筆頭に助っ人“大シャッフル”へ…22人が自由契約で《新規外国人よりも計算が立つ》
さっそく、阪神が反応している。2日にNPBから2025年度の「契約保留選手名簿」が公示され、126選手が自由契約選手に。楽天の田中将大らに加え、22人の助っ人外国人も外れ、阪神のフロント幹部は獲得に向けた調査を開始していることを示唆した。
西武OBの評論家、山崎裕之氏がこう言う。
「西武からは抑えのアブレイユ(29)が自由契約になった。来日1年目の今季はチーム最多の52試合に登板し、リーグ2位の28セーブ。160キロ超を連発するスピードには魅力がある。一方で制球に難があり、自滅から崩れるメンタル面の課題を露呈した。5敗を喫するなど安定感に欠けたのは事実。西武は引き続き交渉するとは言っているものの、160キロが出ても、持ち球は高速スライダー、高速ツーシームと球速の変化がなく、打者は真っすぐ待ちで対応できる。先発にこだわる平良を説得して抑えに据えた方がチームにはプラスだと思う。ただ、アブレイユが緩い変化球を持ち球に加えられるとすれば、数字を伸ばす可能性はある。興味を示す球団はあるでしょうね」
その西武に関して言えば、同じく自由契約になったオリックスの内野手セデーニョ(26)は補強ポイントに合致する。