田中将大ほぼ“セルフ戦力外”で独立リーグが虎視眈々!素行不良選手を受け入れる懐、NPB復帰の環境も万全

公開日: 更新日:

 楽天を自由契約になった田中将大(36)に関心を抱いている球団がある。

 ただし、田中が希望するNPB球団ではない。全国各地に根を張る独立リーグの球団だ。独立リーグの関係者は「来る可能性は低いかもしれませんが……」と前置きした上で、こう続ける。

「独立リーグの各球団はかねて、メジャーやNPBで実績を残した選手を獲得することでチームの名前を売るとともに、選手のNPB復帰をアシストしてきました。岩村明憲(福島)、藤川球児(高知)、村田修一(栃木)、川崎宗則(同)しかりです。月俸は最大40万円程度と上限はあるものの、選手個人にスポンサーがついて別途収入を得るケースもある。NPBの各球団は独立リーグにスカウトを配置していますし、独立リーグから再出発を図れば一層、ファンも後押ししてくれるはず。NPB復帰を目指す環境が整っていることは、間違いありません」

 独立リーグといえば、今秋ドラフトで指名漏れした清原ジュニアこと、清原正吾(慶大)にも複数球団がオファーを出したといわれる。

 清原が引退を決断したため実現しなかったが、素行の問題でNPB球団を放出された選手も受け入れるなど、懐は広い。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘