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由規元プロ野球投手

佐藤由規。1989年12月、宮城県生まれ。仙台育英高時代は2年夏から3季連続甲子園出場。3年夏に大会最速の155キロを計時。2007年高校生ドラフト1巡目でヤクルト入団。3年目に当時の日本人最速となる161キロをマーク。4年目に右肩を故障、手術、リハビリを経て16年7月に1771日ぶりの一軍登板を果たす。18年オフにヤクルトを退団し、楽天に移籍。21年から3年間、BC埼玉で投手、兼任コーチ。今年限りで引退した。NPB通算32勝36敗、防御率3.66。

右肩故障の決定打と空白の1年半…病院巡り、気功、参拝《やれることは何でもやった》末に判明した原因

公開日: 更新日:
2011年球宴での由規(C)日刊ゲンダイ

「フォームの再現性は一軍ローテで投げていた時より高校の時の方がおそらく高かったと思います。だから投げ込みをしても、肩肘の疲労度は小さかった。プロではウエートに取り組むなどして力がついた分、スピードを出す感覚には長けていますが、パワーが付くことで少しずつフォームにズレが生じて再現性…

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