巨人・大城に国内FA権「行使熟考説」…阿部監督がボロクソ批判も他球団は「お値ごろ捕手」に興味津々

公開日: 更新日:

 巨人の阿部監督にやり玉に挙げられた。選手会長でもある大城卓三(31)のことだ。

「5番・一塁」で出場した前日15日の中日戦。三塁の坂本が体調不良で欠場したため、岡本和が一塁から三塁へ回り、捕手が本職の大城が9試合ぶりに一塁の守備に就いた。

【写真】この記事の関連写真を見る(13枚)

 しかし、五回に拙守を連発。いずれも一、二塁間に飛んだ打球を追わずに内野安打にすると、さすがに2度目は投手の菅野が大城を指さして「なんで捕らない!」とばかりに怒りの表情を浮かべる一幕もあった。

 1点差に迫られた六回にも送球が浮く場面があった。ヒヤヒヤプレーのオンパレードで、七回からベンチに下げられた。阿部監督は試合後、「大城をファーストで使ったのは僕のせい。(投手の菅野に)『申し訳ない』って言った。その後の打席で一回も振らずに帰ってくる精神力の弱さが露呈しちゃった。あんな打席があったら使いたくなくなっちゃう。いくら打つって言ったって2割5分、6分のホームラン3本だから」と手厳しかった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし