岩井ツインズ“無保険”米ツアー挑戦に期待大!識者も太鼓判《結果が出ずともすぐ帰国はしないはず》

公開日: 更新日:

 それが「正解」だ。

 女子プロの岩井明愛と千怜の双子姉妹(22)が来季の米国女子ツアー出場権をかけた最終予選会にエントリーしたことを11日にマネジメント事務所が発表した。

 10月8日のエントリー締め切り時点で「世界ランキング75位以内」に入っていれば、この最終予選会(12月5~9日=米アラバマ州マグノリア・グローブGC)の出場資格を得る。ツアー通算5勝の明愛は現在ランキング34位、6勝の千怜は同59位。挑戦権獲得は間違いないだろう。

 今季の米女子ツアーには9人の日本選手が参戦しているが、笹生優花(23)と西郷真央(22)を除く7人に共通しているのが、日本女子オープンなどの公式競技優勝による国内の複数年シードを保有していることだ。選手によって権利行使の期限(2030~33年)は異なるものの、成績不振で米ツアーを撤退しても国内ツアーに即復帰できる“保険”がある。岩井姉妹はその“保険”を持たずに米女子ツアーに挑戦するわけだ。

 ゴルフライターの吉川英三郎氏がこう言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • ゴルフのアクセスランキング

  1. 1

    原英莉花が国内ツアーをキャンセル、「罰金覚悟」で出場して得たスコットランド女子OPの収穫

  2. 2

    女子ゴルフ「国内専念組」の本音は…昨季賞金30位でも4600万円以上、有力選手の米挑戦は大歓迎?

  3. 3

    女王・山下美夢有の敵は申ジエと主催のJGA…日本女子OP単独首位でも油断できない複雑事情

  4. 4

    山下美夢有 史上最年少で2年連続女王の快挙に白い目…ゴルフ関係者も呆れる“マーク問題”

  5. 5

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  1. 6

    女子プロ国内「ビッグ4」米挑戦…ツアー切符得られてもその先に待ち受ける「5月の壁」

  2. 7

    破竹の勢い竹田麗央!4月初勝利からもう7勝《ビッグタイトル狙える、早く米国へ》と男子プロ驚嘆

  3. 8

    竹田麗央へ…米挑戦を迷っているなら「前へ出ろ!」 飛距離、ショットの精度は十分対応できる

  4. 9

    森田理香子の衝撃の一発に「賞金女王」を予感した…後にも先にも女子プロのボールを追えなかったのはこの時だけ

  5. 10

    キャディー人生で最大の失敗劇…本当は思い出したくないけれど、そのすべてを話します

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  3. 3

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  4. 4

    ドジャース初戦はパドレスのエース「奪三振マシーン」と対決!大谷とは“浅はからぬ因縁”が

  5. 5

    巨人・菅野智之 完全復活の裏に「格の落ちる相手投手」にぶつける阿部監督の心遣い

  1. 6

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  2. 7

    石破自民が掲げる衆院選公約案に国民冷ややか…「可愛さ余って憎さ百倍」で“石破離れ”が加速

  3. 8

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  4. 9

    悠仁さまの処遇めぐり保護者間で高まる懸念…筑付高は東大推薦入試で公平性を担保できるのか

  5. 10

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは