日本ハム大砲レイエスの原動力は「7人の子供たち」…二軍でも手を抜くどころか元気いっぱい

公開日: 更新日:

「メジャー実績がありながら、あれだけ練習熱心な外国人は初めてじゃないか」

 日本ハムOBがこう言った。12日現在、リーグ2位につけているチームを4番打者として牽引するフランミル・レイエス(29)に関してだ。

 11日の西武戦では延長十一回に19号のサヨナラ本塁打。8月から9月にかけて球団記録を更新する25試合連続安打をマークし、8月の月間MVPに選出された。ここまで87試合に出場して打率.290、19本塁打、53打点と気を吐いている。

「大砲の割にスイングがコンパクトで、打つときに体の軸がブレない。首脳陣は慣れれば活躍するとみていましたけど、開幕後は日本の野球に適応できず、5月中旬から約1カ月、ファームでの調整を余儀なくされた。何しろメジャー通算108本塁打ですからね。ふてくされたりしないかと危惧する声もあったのですが、二軍では手を抜くどころか元気いっぱい。明るく周囲の笑いを取りながら、ひたむきに汗を流してたもんだから二軍のスタッフも目を白黒させていました」とは前出のOBだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  2. 2

    五輪ニッポン「破産」するスポーツ団体が続出か…JOCは早くも助成金の大幅減額通達

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  4. 4

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  5. 5

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  5. 10

    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは