巨人・堀田賢慎はなぜ「打たれそうで打たれない」のか…防御率1点台キープする「4つの秘密」

公開日: 更新日:

 巨人の堀田賢慎(23)が一発に泣いた。

 今季4勝目と東京ドーム初勝利を目指し、昨5日のロッテ戦に先発。三回までは安打を許さなかったが、四回に暗転した。ポランコ、高部に連打を浴びると、4番ソトに外角高めの145キロ直球を右翼スタンドのギリギリに運ばれた。

【写真】この記事の関連写真を見る(10枚)

 結局、打たれた安打はその3本だけ。5回で81球を投げ、3安打3奪三振3失点の内容に、阿部監督は試合後、「(打たれた3ランは)『外角に真っすぐを投げろ』と指示を出したので、こちらの責任です」と責めなかった。

 これで2敗目(3勝)となったが、それでも防御率は1.77。昨オフの台湾でのウインターリーグで自己最速の157キロをマークした。それだけに「剛速球投手」の印象を与えるが、阿部監督は先日、「球種は少ないし、逆に何で勝てるんだろう。スピードも140、141、142キロで抑える。相手も打てそうで打てないんじゃないか。いい意味で不思議な投手」と評していた。ちなみに、この日の最速は148キロ。巨人OBで元投手コーチの高橋善正氏(評論家)が言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波