著者のコラム一覧
森雅史サッカージャーナリスト

佐賀県出身。久留米大付設高から上智大。サッカーダイジェスト編集部を皮切りに多くのサッカー雑誌の編集に携わり、2009年の独立後も国内外精力的に取材を続けている。「Football ZONE」「サッカー批評web」などに寄稿。FM佐賀で「木原慶吾と森雅史のフットボールニュース」。「J論プレミアム」「みんなのごはん」を連載中。「日本蹴球合同会社」代表。著者写真は本人提供。

謎多き北朝鮮の「負けたら強制労働」は事実か、日本の敵情分析力はどの程度なのか

公開日: 更新日:

 森保一監督(55)率いる日本が2026年に米国・カナダ・中南米で共同開催されるW杯のアジア2次予選で難敵との2連戦を迎える。北朝鮮)と21日に国立競技場で、26日に敵地・平壌で対戦するのだ。謎のベールに包まれている北朝鮮代表の情報分析は進んでいるか? 平壌での試合でアクシデントは起きないか? 13年前の敵地・北朝鮮戦をフリーランスとしてただ一人(記者は6人のみ)、現地取材を許されたサッカージャーナリストの森雅史氏に聞いた――。今回はその【後編】。

  ◇  ◇  ◇

 23年8月某日に北朝鮮のサッカー関係者の重鎮から、話を聞くチャンスに恵まれました。

 北朝鮮はカタールW杯のアジア予選が再開された21年5月、本国が「コロナの危険性から国境管理を厳しくする」という方針を打ち出し、W杯予選を辞退しました。

 昨年夏の時点で「26年W杯の予選には参加予定です」と重鎮は明言していました。さらに「ホームゲーム(26日)は平壌で開催されるでしょう。先に試合(21日)をする日本側が受け入れてくれたら、我々も多くのファンを受け入れるようにしたい」とよどみなく話してくれました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    スタンフォード大・麟太郎のメジャースカウト評価は課題山積…ド軍指揮官からも耳の痛いアドバイス

  2. 2

    大谷が2026年WBCを辞退する可能性…二刀流継続へ「右肘3度目手術」は絶対避けたい深刻事情

  3. 3

    W杯8強へ森保J「5人の重要人物」 頭痛の種は主将・遠藤航の後継者…所属先でベンチ外危機

  4. 4

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  5. 5

    悠仁さまは学習院ではなぜダメだった?大学進学で疲弊する宮内庁職員「もうやめたい」と悲鳴

  1. 6

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  2. 7

    巨人「助っ人野手の獲得下手」汚名返上できた納得の理由…今年はなぜ2人とも“当たり”?

  3. 8

    大阪府の8割の小売店でコメ品切れ発生だが…吉村知事「備蓄米放出しろ」が腑に落ちないワケ

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    巨人・坂本勇人は《潔くユニホーム脱ぐべき》低迷でも“1年延命”で現役続行か