楽天・田中将大は今や球団の「厄介者」…大幅負け越し&パワハラ関与疑惑に年俸2億円超ダウン

公開日: 更新日:

 楽天田中将大(35)といえば2013年、無傷の24連勝、防御率1.27という驚異的な成績で球団史上初の日本一に貢献。同年オフに当時の日本人最高額となる7年161億円でヤンキースに移籍し、7年間で78勝を挙げた。その後、楽天に復帰し、日米通算200勝まであと3勝に迫るイーグルス最大の功労者だ。

 そんなマー君が今や、球団にとって「厄介者」になっているというのだ。

 21年に2年総額18億円という超大型契約で8年ぶりに古巣復帰。入団会見には三木谷浩史オーナーが出席するなど超VIP待遇で迎えられたが、昨季までの3年間で20勝32敗にとどまるなど、全盛期の姿には程遠いのが現状だ。

 21日の契約更改交渉では、減額制限を超える45%減となる2億1500万円ダウンの年俸2億6000万円プラス出来高でサイン。直近2年間で実に、6億4000万円も下がった。

「球団としては、最低でも3年間で30勝は計算していたはず」と、楽天OBがこう続ける。

「なのに高額年俸に見合った働きができないばかりか、このオフには一緒に自主トレをするなど可愛がっていた後輩の安楽智大がパワハラ騒動で事実上のクビに。田中は自身のX(旧ツイッター)で『ハラスメントは許されない』『意識が甘かったと反省しています』などとコメントしましたが、あたかもパワハラに関与しているかのような動画が拡散。共犯説まで流れました。田中本人も騒動の火の粉が飛んでこないか、気が気じゃなかったそうです。球団は『一部選手の掲載もあり誤解を生むような報道もなされておりますが、SNS等での憶測による誹謗中傷はお控えいただくようお願い申し上げます』と異例の声明を発表したほどでした」

 こうした共犯説が流れたのは、田中がチームで浮いた存在になっていることと無関係ではないという。

 ◇  ◇  ◇

●関連記事【つづきを読む】…では、このオフ、田中に他球団への移籍情報が浮上した顛末を報じている。

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