岡田彰布監督の「糟糠の妻」陽子さんはこんな人 高齢65歳での虎指揮官復帰を絶妙サポート

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「選手に対して、厳しいことを言い過ぎたらダメですよ」

 岡田彰布監督(65)にこう言ってクギを刺すのは、誰あろう陽子夫人(64)だ。多くの地元関係者からは、「『A.R.E(アレ)』のチームスローガンを考案するなど、岡田監督を献身的に支える参謀的存在。ファーストレディーのかがみですよ」との声が聞かれる。

 岡田監督が結婚したのは1982年。俳優の石坂浩二、浅丘ルリ子夫妻らを通じてお見合いを勧められたことがきっかけだったと、かつて自身が語っている。

 65歳を迎えて2度目の監督就任。移動ゲームの多さも相まって、夏場に4キロほど痩せるなど、体力面に不安を抱えていた。夫人は食事面などのサポートはもちろん、監督としての言動にも注意を払った。

■夫人もスポーツ5紙をくまなく熟読

自宅には毎朝、関西のスポーツ5紙が届く。岡田監督はインターネットの記事を読まない代わりに、ナイター翌日も朝7時、8時ごろには起床して、スポーツ紙をくまなくチェックする。iPadで二軍戦の中継も見て、二軍選手の打率や防御率など、個人成績まで把握。時に鳴尾浜にも足を運んだ。岡田家に詳しい関係者が明かす。

「岡田監督は前任時(2004~08年)から、自宅でもずっと野球のことを考えている。食事をし、グラスを傾けながら、野球の話を夫人に聞いてもらう。夫人も岡田監督を支えるべくスポーツ紙を熟読。とくに岡田監督のコメントを一言一句チェックし、選手を批判するようなコメントを見つけると、発言に気をつけるよう注意しているそうです」

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