虎ファンがヤクルトを「ゴミ球団」呼ばわり!近本への死球後、神宮DJが「ナイスピッチング」

公開日: 更新日:

「ゴミ球団」という強烈な言葉がX(旧Twitter)のトレンド入りしている。

 矢面に立っているのは現在5位のヤクルトだ。発端は3日の首位・阪神戦。7点ビハインドの九回、この回からマウンドに上がったヤクルトの左腕・山本大貴(27)の投げたツーシームが先頭打者の近本光司(28)の右わき腹を直撃。近本はうずくまりながら悶絶し、そのまま涙を拭いながら途中交代した。

 ここまで109試合で打率.290、8本塁打、24盗塁とチームの原動力となっていただけに、離脱となれば大きな痛手になる。その上、死球を当てられた右わき腹は、7月に巨人・高梨雄平(31)の死球による肋骨骨折から回復したばかりだった。

 阪神ファンからすれば18年ぶりのリーグ優勝を目前にして復帰直後のキーパーソンを傷つけられたのだから、憤激するはもっともだろう。しかし、ファンが「ゴミ球団」とこき下ろすほど激怒している理由は死球に対してだけではない。

 山本がこの回を無失点に抑えると、神宮球場のDJは「ナイスピッチング山本!」と配慮に欠けるアナウンスを送ったのだ。神宮球場には阪神ファンの怒号が飛び交ったのは言うまでもない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

  4. 4

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  5. 5

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    楽天・田中将大は今や球団の「厄介者」…大幅負け越し&パワハラ関与疑惑に年俸2億円超ダウン

  4. 9

    清原ジュニアが現役引退表明…今度はテレビ局が争奪戦か? こんなにいる慶大野球部出身アナウンサー

  5. 10

    「エンゼルス佐々木朗希」誕生へ…菊池雄星との大型契約&異例の早期決着で獲得に布石

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  2. 2

    巨人50億円補強を前に既存戦力に“大盤振る舞い”のウラ…丸佳浩、山﨑伊織にオコエ瑠偉まで笑顔の契約更改

  3. 3

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    補強?育成?ソフトBまさかの日本シリーズ惨敗で大混乱…物議を醸した《支配下7人クビ》のひずみ

  1. 6

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 7

    「エンゼルス佐々木朗希」誕生へ…菊池雄星との大型契約&異例の早期決着で獲得に布石

  3. 8

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 9

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 10

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース