オリ山本由伸だけじゃない!メジャー候補4投手“掛け値”なしの評価 スカウトと専門家に聞く

公開日: 更新日:

高橋光成(西武・26歳・9年目)

 今オフ、ポスティングでのメジャー挑戦が確実視されているのがオリックス山本由伸(24)。すでに米球界でも絶賛されており、これまで日本人最高額だったヤンキース・田中将大(現楽天)の7年総額1億5500万ドル(約217億円)を超えるのでは、ともいわれている。しかし、今オフ、渡米の可能性があるメジャー候補生は山本だけではない。スカウトや専門家に話を聞いた。

  ◇  ◇  ◇

「意外と言ったら失礼かもしれないが、高い評価を得られるかもしれない」

 こう話すのは東海岸に所属するメジャー球団のスカウトだ。

 昨オフの契約更改で代理人を伴い、球団にポスティング志願の直談判。高橋は「(渡米は)早ければ早い方がいい」とも話しており、今オフにも再び同様の訴えをするのは確実だ。

 渡辺GMは防御率2.20でも12勝8敗だった昨季の成績を引き合いに、「もっと大勝ちしてほしい」と高橋の希望を退けたものの、勝敗は打線の援護に左右されやすい。今季は4勝4敗だが、防御率1.87と奮闘している。

 高橋が公にメジャー志願を口にしたのは、昨オフの契約更改が初。唐突感があり、実力を疑問視する米メディアもあったが、冒頭のスカウトは「2年前までの高橋なら歯牙にもかけられなかったでしょう」と、こう続ける。

「以前のフォームはペース配分も何もない力任せ。そのせいで80球前後でバテてしまい球威、球速がガクッと落ちていた。それが昨季からはバランスよく、安定感のあるフォームに改造した。もともと体は大きく(190センチ、105キロ)、馬力がある。年齢的にもメジャーでの伸びしろは大きい。さらに言えば、もし先発がダメでも中継ぎとして潰しが利く。最速157キロの球速に加え、落差のあるスプリットも効果的です。夏場に調子を崩さなければ、複数球団が興味を示すでしょう」

 あとは西武がポスティングを認めてくれるかどうか、だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  2. 2

    氷川きよし待望の復帰コンサートが販売不振? 独立後にメディア出演がパタリとなくなったワケ

  3. 3

    石丸伸二ブーム終焉の兆し…「そこまで言って委員会」で泉房穂氏の舌鋒にフリーズし“中身ナシ”露呈

  4. 4

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 5

    吉村大阪府知事と「羽鳥慎一モーニングショー」で因縁の対決 玉川徹氏は終始冷静で大人だった

  1. 6

    マイナ保険証ゴリ押しへ新たな「ニンジン作戦」…10月からこっそり診療報酬4割アップの姑息

  2. 7

    築地場外市場“再開発”は新たな「負のレガシー」か…現地に漂うシラけムード

  3. 8

    阪神岡田監督の気になる進退 来季続投がスジだが…単純にそうはいかない複雑事情

  4. 9

    日本に留まる男子プロが世界から見捨てられる日…国内ツアーは米下部ツアーより格下扱い

  5. 10

    一人横綱・照ノ富士が満身創痍でも引退できない複雑事情…両膝と腰に爆弾抱え、糖尿病まで