阪神18年ぶり「アレ」に強力援軍! 大物OBらが決起し岡田監督に熱いエール

公開日: 更新日:

 セ・パ交流戦で奮闘中の岡田阪神。開幕から続く快進撃には猛虎OBも鼻が高いことだろう。パ球団を相手にしたこのシリーズを無事に乗り切り、首位を独走したままリーグ戦の再開を迎えれば、18年ぶりの「アレ」もグッと現実味を帯びる。さあ、どうする岡田彰布監督(65)。 

 交流戦は2週目に突入し、岡田阪神はきょう6日から楽天日本ハムとの6連戦に臨む。

 開幕からここまで、主に在阪マスコミで活躍する虎OBの、古巣に対する評価もすこぶる高い。OBだって人間だ。岡田監督ら首脳陣、ナインとの距離が近づけば論調は柔らかくなり、ペン先も鈍る。外野の雑音が減るから、現場のチームにとっては頼もしい援軍となる。

 熱いタテジマ愛を胸に秘める岡田監督はOBを敬い、絆を大切にする指揮官でもある。今季のチームスローガン「A.R.E.」に、OBをリスペクトする意味の「R」を入れたことでもわかる。

 就任直後には「遠慮なくどんどんグラウンドに来てほしい。何も問題はないよ」と熱烈ラブコール。さらに「今まではOB会が活躍した選手の表彰もしとった。でもコロナもあり、入団2~3年目の選手なんかはOBと話をする機会もなかったやろ」と、OBたちとの積極的な交流を待ち望んでいる。

 球界では「OB会が注目されるのは巨人と阪神ぐらいのものだ」とささやかれる。歴史と伝統、結束力と活動がそう言わせるのだが、阪神OB会はあくまで親睦団体。球団や現場の方針、人事や采配などに口を出す圧力団体ではない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    旧ジャニーズ大物たちが足を引っ張った…秋ドラマ「がっかりランキング」はコレだ!

    旧ジャニーズ大物たちが足を引っ張った…秋ドラマ「がっかりランキング」はコレだ!

  2. 2
    箱根駅伝「山の神」の時代はもう終わり 勝負のポイントが再び平地へ戻ってきた

    箱根駅伝「山の神」の時代はもう終わり 勝負のポイントが再び平地へ戻ってきた

  3. 3
    中日移籍の中田翔 いきなり球団最高年俸「2年6億円」の舞台裏…懸念は故障と向上心の空回り

    中日移籍の中田翔 いきなり球団最高年俸「2年6億円」の舞台裏…懸念は故障と向上心の空回り

  4. 4
    有村架純「どうする家康」ファン感謝祭欠席の裏 松本潤との"静岡デート"報道でNHKが「待った!」

    有村架純「どうする家康」ファン感謝祭欠席の裏 松本潤との"静岡デート"報道でNHKが「待った!」

  5. 5
    麻布台ヒルズが華々しくオープンしたのに…森ビルの財務は窮地の謎解き

    麻布台ヒルズが華々しくオープンしたのに…森ビルの財務は窮地の謎解き

  1. 6
    オリックス1位・横山聖哉 看護師の父は泣きながら茶碗を抱える息子に「心を鬼にした」

    オリックス1位・横山聖哉 看護師の父は泣きながら茶碗を抱える息子に「心を鬼にした」

  2. 7
    山本由伸メジャー移籍先は「3球団に絞られた」と米メディア、年俸総額は2億ドル超え確実

    山本由伸メジャー移籍先は「3球団に絞られた」と米メディア、年俸総額は2億ドル超え確実

  3. 8
    大谷翔平の移籍先最終候補は5球団…そして金満球団(メッツ、Rソックス、レンジャーズ)が消えた理由

    大谷翔平の移籍先最終候補は5球団…そして金満球団(メッツ、Rソックス、レンジャーズ)が消えた理由

  4. 9
    75歳以上の医療費「窓口負担2倍」に…岸田政権が的外れ少子化対策で後期高齢者を狙い撃ち

    75歳以上の医療費「窓口負担2倍」に…岸田政権が的外れ少子化対策で後期高齢者を狙い撃ち

  5. 10
    中田翔自ら“契約破棄”も巨人は痛くもかゆくもなし…阿部新監督が「構想外」を突きつけた

    中田翔自ら“契約破棄”も巨人は痛くもかゆくもなし…阿部新監督が「構想外」を突きつけた