巨人は戸郷と心中か? 危うい原構想「中継ぎ3連投なし」でエースの負担ますます増大

公開日: 更新日:

 試合前まで巨人のチーム防御率は12球団ワーストの3.98。特に「魔の八回」に苦しむ救援防御率は4.69と改善の兆しが見えない。

 そんな中、原辰徳監督(64)は先日、スポーツ報知のインタビューで「今、リリーフは中川、鈴木康、三上がいるけど、彼らに頼っちゃダメだと。投手コーチと話したのは彼らは2連投まで。3連投はなし」と語ったのだ。

 昨季は桑田投手チーフコーチ(現ファーム総監督)の提案で、前半戦に限り、新人守護神・大勢の3連投が禁止された。21、22年に両リーグで連覇を果たしたヤクルトオリックスはともに「リリーフ陣の3連投はなし」という決まりがあった。

 今や球界で主流となりつつあるが、原監督に言わせれば、「それが当たり前と思っていたら小さな囲いの中で野球をやってるってこと」と持論を展開するほどだから、本音の部分で賛成ではない。それでも、当面は投手コーチの意見を受け入れるという。

■エース戸郷がこのところフル回転も…

 そこで大きな役割を果たすのが、現在リーグトップの6勝(1敗)を挙げているエース・戸郷翔征(23)である。巨人OBがこう言った。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  3. 3

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  4. 4

    ソフトB“二軍の帝王”砂川リチャードが一軍で打てない根本原因…師匠・山川穂高が喝破

  5. 5

    西武激震!「松井監督休養、渡辺GM現場復帰」の舞台裏 開幕前から両者には“亀裂”が生じていた

  1. 6

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  2. 7

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    ポストシーズンの分配金が示す光と陰…一般職員の年収は約5万ドルで平均未満、“やりがい搾取”の一面も

  5. 10

    楽天・田中将大に囁かれていた「移籍説」…実力も素行も問題視されるレジェンドの哀れ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中山美穂さん急死、自宅浴槽内に座り前のめり状態で…大好きだった“にぎやかな酒”、ヒートショックの可能性も

  2. 2

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  3. 3

    山﨑賢人「興収100億円」を引っさげて広瀬すずと結婚も…“兄”菅田将暉の幸せな夫婦生活に抱く憧れ

  4. 4

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 5

    悠仁さま筑波大進学で起こる“ロイヤルフィーバー”…自宅から1時間半も皇族初「東大卒」断念の納得感

  1. 6

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  2. 7

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  3. 8

    杉田水脈がハシゴ外され参院転出に“赤信号”…裏金非公認の免罪符「政倫審」弁明は現職のみ

  4. 9

    旧ジャニーズ激怒し紅白出場を“固辞”…Nスペ「ジャニー喜多川特集」放送後に起こっていること