日本ハムは今季もトライアウト?新庄監督ついに「選手たちが経験を積み…」と言い出す始末

公開日: 更新日:

 ちっとも歯が立たなかった。

 日本ハムは6日のロッテ戦に敗れ、同一カード3連敗。この日は初回に1点を先制されると四回、七回にはミスも絡んで追加点を許した。八回にダメ押しの3点を奪われ、終わってみれば1-6の大敗だった。開幕から1勝5敗で早くも昨年同様、最下位をひた走っている。

 開幕直前に「開幕20試合は全勝する」とハナ息の荒かった新庄剛志監督(51)もさすがに堪えたのかどうか、この日は試合後の会見を拒否。広報を通じて、「僕が信頼して出している選手たちが経験を積み、結果を出してくれるのを待つ」とコメントするのが精いっぱいだった。

 600億円の新球場元年の今年は新庄監督にとっても球団にとっても勝負の年だ。だから昨季の1年間は「選手のトライアウト」と位置付け、勝利よりチームのレベルアップに注力。選手の力量を見定め、今季は選び抜いたメンバーで腰を据えて戦うと公言してきた。それが「開幕20試合全勝宣言」につながったのだろう。

 実際、昨季の“ガラポン打線”とは打って変わり、打順に多少の変化はあるものの、今季の野手のスタメンは捕手以外、ほとんど固定された。清宮(一塁)、石井(二塁)、野村(三塁)、上川畑(遊撃)、松本(左翼)、五十幡(中堅)、マルティネス(DH)らは6試合すべてに同一ポジションでスタメン出場している。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中日「ポスト立浪」に浮上する“第3の男” 侍J井端弘和監督、井上一樹二軍監督の名前が挙がるが…

  2. 2

    真田広之「エミー賞主演男優賞」快挙でようやく“上書き”される…葉月里緒奈との泥沼不倫劇

  3. 3

    小泉進次郎氏のトンチンカンが止まらない!「大学に行くのがすべてではない」「改憲はファストパス」まで飛び出す始末

  4. 4

    自己最多47号の大谷“独り勝ち”まである…防御率「30球団中26位」投壊ドジャースを襲うポストシーズン敗退危機

  5. 5

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  1. 6

    巨人・大城に国内FA権「行使熟考説」…阿部監督がボロクソ批判も他球団は「お値ごろ捕手」に興味津々

  2. 7

    コメンテーター「早口すぎて何を言っているのか聞き取れない」ワースト5はこの人たちだ

  3. 8

    高市早苗氏の猛追に旧統一教会が見え隠れ…熱心な信者がXで「サナエ一択」を大拡散

  4. 9

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  5. 10

    高松商・浅野翔吾“清原超え”でスカウトこぞってドラ1評価!「走る筋肉ダルマ」の心技体