ドラフト上位候補「赤点」事件のトホホ…血眼で探した答案用紙に採点ミスがあった!

公開日: 更新日:

 プロがドラフト上位候補に挙げている強豪校のAは、野球の実力はピカイチでも、アタマのデキはイマイチだという。

 Aが所属する高校は定期テストで赤点を1つでも取ると練習に参加できないという罰則がある。オマケに監督からの大目玉も付いてくるから、普段は野球漬けの選手たちも、テスト前だけは机にかじりつく。Aは特に理系科目が苦手で、3学期の期末試験は生物で赤点を取ってしまったそうだが、最終的には罰則を免れた。

 この学校は29点以下が赤点で、Aはあと1~2点足りなかった。慌てて、答案用紙を見返し、採点ミスがないか血眼になって探した。すると、幸運にも1カ所にミスが見つかった。生物の先生に間違いを指摘、及第点に戻すことができたという。

 Aの学校事情に詳しいメディア関係者は「担当教員は日頃から『生徒の答案はコピーを取っているから、返却後の改ざんは通用しない』と話しているそうですから、ズルはしていないと思います」と言う。

 ちなみに、野球部のマネジャーは学年きっての秀才で、数学で満点を取ったこともあるとか。学内では、「Aが落第しないためにも、マネジャーが勉強の面倒を見たほうがいい」という声もあるそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  2. 2

    ドジャース大谷翔平に「不正賭博騒動」飛び火の懸念…イッペイ事件から1年、米球界に再び衝撃走る

  3. 3

    遠野なぎこさんは広末涼子より“取り扱い注意”な女優だった…事務所もお手上げだった

  4. 4

    ヘイトスピーチの見本市と化した参院選の異様…横行する排外主義にアムネスティが警鐘

  5. 5

    ASKAや高樹沙耶が参政党を大絶賛の一方で、坂本美雨やコムアイは懸念表明…ネットは大論争に

  1. 6

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  2. 7

    世良公則、ラサール石井…知名度だけでは難しいタレント候補の現実

  3. 8

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  4. 9

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 10

    フジの「ドン」日枝久氏が復権へ着々の仰天情報! お台場に今も部屋を持ち、車も秘書もいて…