WBCネット裏で白熱する「大谷獲得」の飽くなき戦い 金満メッツは1000億円を用意!

公開日: 更新日:

 16日のWBC準々決勝(対イタリア)に先発する大谷翔平(28=エンゼルス)の評価が急上昇している。

■「二刀流」評価爆上がりでメジャー球団が火花バチバチ

 かのベーブ・ルース以来の二刀流として一昨年にMVPを獲得、昨年はメジャー史上初めて投打の規定をクリア。今オフ、FAになる大谷の来季以降の契約に関して、ニューヨーク・ポスト電子版のジョン・ヘイマン記者は総額6億ドル(約810億円)と予想。すでに米スポーツ史上最大の契約になることが確実視されているが、その評価は今回のWBCでさらに上がるという。

【写真】この記事の関連写真を見る(16枚)

「メジャーリーガーにとって、WBCはスプリングトレーニングの延長のようなもの。それでいて投げて160キロをマーク、打って140メートルの本塁打を放った。体つきを見ても、ひと回り大きくなった印象で、昨年より明らかにパワーアップしています。調整途上ながら投打でチームの勝利に貢献して1次ラウンドのMVPに選ばれたように、プレーオフの短期決戦でも結果を出せることを証明した。評価は確実に上がっています」とはネット裏のあるメジャースカウトだ。

 大谷は今回のWBCについて「今年初めての公式戦というか、本番の試合なので、正直、どこまで出せるのかは、やってみないと分からない部分もあるし、その日の調子にもよるので。いまの調整の延長線上で入りをしっかりできれば、十分、いけるんじゃないかと思う」と話している。つまり「調整の延長線上」ながら160キロを投げ、140メートル弾を放ち、結果を出したところが評価を押し上げているのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  2. 2

    巨人阿部監督がオンカジ送検の増田大輝を「禊降格」しないワケ…《中心でなくても、いないと困る選手》

  3. 3

    オンカジ騒動 巨人オコエ瑠偉が「バクダン」投下!《楽天の先輩》実名公表に現実味

  4. 4

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の立場を左右する? サイ・ヤング賞左腕が復帰へいよいよ秒読み

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希「負傷者リスト入り」待ったなし…中5日登板やはり大失敗、投手コーチとの関係も微妙

  2. 7

    なぜこのタイミング?巨人オコエ瑠偉、増田大輝だけが「実名報道」されたワケ…違法オンカジ騒動で書類送検

  3. 8

    オリ&ソフトBが前田健太獲得へ虎視眈々!日米交渉ついに解禁も古巣広島に強力対抗馬出現で争奪戦に

  4. 9

    プロ野球の違法オンラインカジノ「汚染選手」はもっと隠れている!書類送検のオコエ瑠偉、増田大輝はまだマシ

  5. 10

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  2. 2

    中井貴一の“困り芸”は匠の技だが…「続・続・最後から二番目の恋」ファンが唱える《微妙な違和感》の正体

  3. 3

    大阪万博会場の孤島「夢洲」で水のトラブル続出の必然…トイレ故障も虫大量発生も原因は同じ

  4. 4

    渋谷区と世田谷区がマイナ保険証と資格確認書の「2枚持ち」認める…自治体の謀反がいよいよ始まった

  5. 5

    Kōki,主演「女神降臨」大爆死で木村拓哉がついに"登場"も リベンジ作品候補は「教場」か「マスカレード」シリーズか

  1. 6

    森友文書の一部欠落で財務省が回答…公表された概要リストに「安倍昭恵」の名前

  2. 7

    巨人阿部監督がオンカジ送検の増田大輝を「禊降格」しないワケ…《中心でなくても、いないと困る選手》

  3. 8

    早実初等部を凌駕する慶応幼稚舎の人脈網…パワーカップルを惹きつけるもう一つの理由

  4. 9

    オンカジ騒動 巨人オコエ瑠偉が「バクダン」投下!《楽天の先輩》実名公表に現実味

  5. 10

    迷走続く「マレリ・ホールディングス」再建…金融界の最大の懸念は日産との共倒れ