山本由伸の“クイック投法”はWBC限定? オリ投手コーチも語っていた「元に戻す」可能性

公開日: 更新日:

 本番が迫る中でも日本球界のエースが順調に調整を続けている。

 山本由伸(24=オリックス)が先月26日のソフトバンクとの強化試合で、今季から挑戦している左足をほとんど上げない新フォーム「クイック投法」を対外試合で初披露。3回を投げて2安打2失点(自責1)だったものの、初回から150キロ台の直球を投げ込み、「感覚良く投げられた。いろんな配球を試せて良かった」と振り返った。

【写真】この記事の関連写真を見る(17枚)

 オリックスの投手コーチを務める侍ジャパンの厚沢投手コーチは、オリックスのキャンプ中、山本の新フォームについて、日刊ゲンダイにこう明かしていた。

「左足を高く上げない分、球速が落ちそうに見える? でも、スピードは落ちていないでしょう? (山本は)頭がいい選手。オフの間、みなさんに見せる前に入念に確認しているはず。あのフォームは体重移動をスムーズにするためで、決して思いつきでやっているわけじゃない。打者は投手のフォームを見て反応するので、差し込みやすいというメリットがある。WBC球も操れているし、日本代表のコーチとしては心強いですよ」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    大谷翔平「初の本塁打王」は最終試合までヒリヒリか…ヤ軍ジャッジ固め打ちで猛チャージ

    大谷翔平「初の本塁打王」は最終試合までヒリヒリか…ヤ軍ジャッジ固め打ちで猛チャージ

  2. 2
    元シブがき隊・本木雅弘はなぜ潰されなかった? 奥山和由氏が明かしたメリー氏の「圧力」

    元シブがき隊・本木雅弘はなぜ潰されなかった? 奥山和由氏が明かしたメリー氏の「圧力」

  3. 3
    CMや配信で復活の兆しも…「のん」が干された決定的な理由

    CMや配信で復活の兆しも…「のん」が干された決定的な理由

  4. 4
    元キスマイ、元V6メンバーが相次いで告発…現役グループの“性加害被害”にジャニオタ悲鳴

    元キスマイ、元V6メンバーが相次いで告発…現役グループの“性加害被害”にジャニオタ悲鳴

  5. 5
    中森明菜がマッチ宅で自殺未遂…「金屏風前会見」の顛末

    中森明菜がマッチ宅で自殺未遂…「金屏風前会見」の顛末

  1. 6
    東山紀之新社長の二面性、TVマンが見た“ウラ”の顔は「番組降板時にCPを睨みつけ、無言で楽屋に…」

    東山紀之新社長の二面性、TVマンが見た“ウラ”の顔は「番組降板時にCPを睨みつけ、無言で楽屋に…」

  2. 7
    大関・貴景勝の4度目Vに批判殺到!優勝決定戦で平幕相手に「小細工&注文相撲」の愚策

    大関・貴景勝の4度目Vに批判殺到!優勝決定戦で平幕相手に「小細工&注文相撲」の愚策

  3. 8
    麻生太郎副総裁が公明党を「がん」呼ばわりの大暴言! 自公関係は再び決裂か?

    麻生太郎副総裁が公明党を「がん」呼ばわりの大暴言! 自公関係は再び決裂か?

  4. 9
    NHK「どうする家康」…ジャニーズ4人出演の“メルヘン大河”でも視聴率10%キープのナゾ

    NHK「どうする家康」…ジャニーズ4人出演の“メルヘン大河”でも視聴率10%キープのナゾ

  5. 10
    大阪万博パビリオン建設「時間切れ」に現実味…参加予定のチェコが明かした“盲点”とは

    大阪万博パビリオン建設「時間切れ」に現実味…参加予定のチェコが明かした“盲点”とは