誠也WBC辞退で栗山監督の“危機管理能力”欠如浮き彫り代役・牧原も左打ち、右打者不足は深刻

公開日：2023/03/01 10:50　更新日：2023/03/01 14:29

迷走し始めた栗山監督（Ｃ）日刊ゲンダイ

「ダル先生」に侍J首脳陣もNPBもおんぶに抱っこ “前のめり”栗山監督とは真逆の存在感

近藤健介がWBCへ決意 Rソックス吉田と左翼の定位置争い「もちろんスタメンのつもり」

牧田和久（1）13年台湾戦日本を救った“決死のダイビング”を国際大会のスペシャリスト語る

　侍ジャパンに衝撃が走った。

　2月28日、鈴木誠也（28=カブス）の出場辞退を発表したのだ。鈴木は日本時間2月26日、出場を予定していたジャイアンツとのオープン戦を左脇腹の張りのために取りやめ、精密検査を受けていた。

【写真】この記事の関連写真を見る（17枚）

　正右翼手として計算していた栗山英樹監督（61）も頭が痛い。クリーンアップ候補は、エンゼルス・大谷、ヤクルト・村上ら、ただでさえ左打者が多い。そんな中、鈴木は右の中軸候補として貴重な存在だった。3大会ぶりの世界一を目指すチームにとっては痛恨の辞退となった。

　代替選手には牧原大成（30＝ソフトバンク）が追加招集される3月1日に報じられたが、牧原はやはり左打者。右打者不足に拍車がかかることになる。

1
2
3

■関連記事

■関連キーワード