ヤクルトのセ3連覇は4年目・奥川恭伸の右肘がカギ 昨季は先発防御率リーグワースト

公開日: 更新日:

■TJ手術を検討も最終的には回避

 実際、プロ入り直後の新人合同自主トレ中に右肘の炎症が判明。故障再発を防ぐため、1年目は体づくりに専念し、9勝した一昨年も中10日前後のゆとりローテを守った。そして、さらなる飛躍が期待された昨季、本拠地開幕戦の3月29日の巨人戦で初先発を果たしたものの、上半身のコンディション不良によってわずか4回で降板。翌日に二軍落ちすると、シーズン終了まで実戦復帰を果たせなかった。リハビリ中には右肘靱帯を再建するトミー・ジョン手術を検討したものの、最終的に手術を回避。本人は今月中のブルペン入りに意欲を見せている。

 この選択が吉と出て、開幕から先発ローテ入りできればチームの大きな戦力になるだろうが、今季も右肘の故障に悩まされるようなら、いよいよ手術を決断する可能性もある。奥川の野球人生を左右する年になりそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    下半身醜聞の西武・源田壮亮“ウラの顔”を球団OBが暴露 《普通に合コンもしていたし、遠征先では…》

  2. 2

    佐々木朗希「開幕メジャー確約なし」のナゼ…識者は《朗希サイドの非常識な要求》の可能性を指摘

  3. 3

    佐々木朗希の「独りよがりの石頭」を球団OB指摘…ダルやイチローが争奪戦参戦でも説得は苦戦必至

  4. 4

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  5. 5

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  1. 6

    広島ドラ2九里亜蓮 金髪「特攻隊長」を更生させた祖母の愛

  2. 7

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  3. 8

    「二刀流」大谷翔平と「記録」にこだわったイチロー…天才2人の決定的な差異

  4. 9

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 10

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    下半身醜聞の西武・源田壮亮“ウラの顔”を球団OBが暴露 《普通に合コンもしていたし、遠征先では…》

  2. 2

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  3. 3

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  4. 4

    広島ドラ2九里亜蓮 金髪「特攻隊長」を更生させた祖母の愛

  5. 5

    「二刀流」大谷翔平と「記録」にこだわったイチロー…天才2人の決定的な差異

  1. 6

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  2. 7

    元横綱・白鵬に「伊勢ケ浜部屋移籍案」急浮上で心配な横綱・照ノ富士との壮絶因縁

  3. 8

    いまだ雲隠れ中居正広を待つ違約金地獄…スポンサーとTV局からの請求「10億円以上は確実」の衝撃

  4. 9

    キムタクがガーシーの“アテンド美女”に手を付けなかったワケ…犬の散歩が日課で不倫とは無縁の日々

  5. 10

    悠仁さま「渋渋→東大」プランはなぜ消えた? 中学受験前に起きた小室圭さん問題の影響も