箱根1区で“孤高の独走”関東学生連合・新田颯がSNSで大人気!「私の中では区間賞は新田君」

公開日: 更新日:

《逃げ切れ!がんばれ!》

 2日に行われた「第99回東京箱根間往復大学駅伝」の往路1区で、オープン参加となる関東学生連合の新田颯(育英大学、4年)が並み居る強豪校のランナーを突き放して独走。ツイッターでは一時、「新田颯」の名前がトレンド入りした。

【写真】この記事の関連写真を見る(10枚) 

 レース序盤から圧巻の走りだった。スタート直後から、1キロ2分55秒前後のペースを保って飛び出し、一時は他校の集団に400メートルほどの差をつけた。1区の第一京浜沿いにある京浜急行「青物横丁駅」付近らでレースを見守った観衆からは、見慣れない黄色のユニフォームを着て「孤高の走り」を続ける新田に対し、「え? 誰。でもすごい。頑張って」「強豪校に負けるな」といった声援が飛んだ。

 SNS上でも、《中継のアナウンサーが「記録はつきませんが」といちいち言うのがうるさい》、《中継車はもっと新田君を映してほしい。何の解説もないのはおかしいよ》、《有名校のランナーに負けるか、の気概を感じる。涙が出てくる》などと激励の投稿が相次いだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省と自治体に一喝された過去

  2. 2

    極めて由々しき事案に心が痛い…メーカーとの契約にも“アスリートファースト”必要です

  3. 3

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  4. 4

    ドジャース大谷翔平がついに“不調”を吐露…疲労のせい?4度目の登板で見えた進化と課題

  5. 5

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  1. 6

    清水賢治社長のセクハラ疑惑で掘り起こされるフジテレビの闇…「今日からシリケン」と“お触り続行”の過去

  2. 7

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  3. 8

    千葉を「戦国」たらしめる“超過密日程”は今年の我が専大松戸に追い風になる手応えを感じています

  4. 9

    趣里はバレエ留学後に旧大検に合格 役者志望が多い明治学院大文学部芸術学科に進学

  5. 10

    参政党が参院選で急伸の不気味…首都圏選挙区で自公国が「当選圏外」にはじかれる大異変