「森保J困惑」スペイン主力温存は“追い風”にはならない W杯の歴史が証明するボロ負けパターンも

公開日: 更新日:

 勝てば突破、負ければ敗退──。

 日本時間2日午前4時に運命のスペイン戦を迎える森保ジャパンにとって朗報だと日本のメディアが騒いでいる。スペイン主将のMFブスケツ(34=バルセロナ)、MFガビ(18=バルセロナ)の主力2選手を日本戦で温存させる可能性があるというのだ。

【写真】この記事の関連写真を見る(14枚)

 ブスケツはドイツ戦でイエローカードを受けており、累積警告により決勝トーナメント(T)1回戦の出場停止を避けるため。ドイツ戦で膝を痛めたガビは別メニュー調整が続いている。

 ルイス・エンリケ監督(52)は前日会見で「先発は決めていない。いろいろな可能性が残っている」と明言しなかったが、「リスクを冒す必要はない」と中心選手を万全の状態で決勝Tに送り込むため、強行出場させないことを示唆した。

 日本戦の先発は5人前後を入れ替え、MFコケ(30=Aマドリード)、追加招集されたDFバルデ(19=バルセロナ)らフレッシュな“一・五軍”メンバーを起用する見込み。中盤の底でお家芸のポゼッションサッカーを支えるブスケツは「スペインの心臓」といわれるだけに、欠場するようなら「パスワークにスキが生まれる」「日本に追い風」と勝機が出てきたかのように報じられている。本当に“無敵艦隊”はくみしやすくなるのか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    エースの留年が影響か?昨夏王者・慶応まさかの県大会16強敗退…文武両道に特別扱い一切なし

  2. 2

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  5. 5

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  1. 6

    松本人志「文春裁判」電撃取り下げも待つのはイバラの道…“白旗復帰”画策にも視聴者・スポンサー・制作側から総スカン

  2. 7

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  3. 8

    2位「ライオンの隠れ家」、1位「わたしの宝物」を抜く勢い! 坂東龍汰が名作映画ファンの“批判”も封じた

  4. 9

    横綱照ノ富士が「引退できないジレンマ」から解放される日…在位20場所で12回目休場の崖っぷち

  5. 10

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実